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2006年04月04日(火)更新
社長のためのブログ道vol.2 社長がブログに取り組む意義
久米信行氏の『社長のためのブログ道』は、「月刊 経営者会報」にて好評連載中です。詳細とご購読のお申し込みは、http://www.njh.co.jp/njs/keikai.htm をご参照ください。(編集部)
●“ホームページ三重苦”の克服(2)
久米繊維工業社長 久米信行
今回は、なぜ経営者がブログを書くべきか、従来のホームページに比べてどれだけメリットがあるのか、ご説明します。ホームページの三重苦を克服するには、ブログというツールが最適だと私は考えています。
◎ホームページ三重苦(1)来訪者が増えない
せっかくお金をかけて立派なホームページをつくっても、来訪者が少なくては単なる経費の無駄遣いです。もし、1日100人の来訪者さえ集められないようなら、いますぐ社長ブログを始めるべきでしょう。
ホームページの来訪者数は、検索エンジンで真っ先に表示されるかどうかに左右されますが、ブログはその構造上、通常のホームページよりも検索エンジンの上位に表示されやすい特長があります。
社長ブログで取扱商品やサービスについて情報発信を続けていけば、きっと多くの人の眼に触れることになるでしょう。
◎ホームページ三重苦(2)毎日更新されない
読まれる人気ホームページは、毎日のように情報が更新されています。
一方で、ホームページをこまめに更新せず放置している企業も少なくありません。それは、ホームページの専任担当者がいないことや、更新を外注しているために多大なコストがかかることなどが原因でしょう。
しかし、ブログを活用すれば、社長自らが、それこそメールを書くような気軽さで毎日更新することができます。
朝礼や客先で熱く語ることを、短くとも日々書き続ければ、ホームページの内容は充実していきます。そして検索エンジンの表示順位も上がるのです。
次回も、社長ブログの優位性について述べていきます。
■くめ のぶゆき氏 1963年生まれ。87年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、日興証券勤務等を経て、91年、父の経営する久米繊維工業入社。94年より社長。オーダーメイドのTシャツをネットを通じて受注・販売するビジネスモデルで、日経インターネットアワード、IT経営百選を受賞。IT活用の先駆者として知られる。著書に『メール道』『ブログ道』(ともにNTT出版)。http://kume.keikai.topblog.jp/
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