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  <title><![CDATA[久米信行の『言いわけばかりで動けない君に贈る３３のエール』]]></title>
  <updated>2013-07-05T19:38:08+09:00</updated>
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    <title><![CDATA[久米信行氏新刊の見本出来のお知らせと出版記念イベントのご案内]]></title>
    <updated>2013-07-05T19:35:00+09:00</updated>
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    <summary><![CDATA[　こんにちは！　日本実業出版社の前川健輔です。

　昨日まで当ブログで連載していた本『言いわけばかりで動けない君に贈る33のエール』の見本が、本日７月５日に出来しました！！　このブログをご覧いただいているみなさま、「いいね！」ボタンを押してくださっていたみなさま、には、心より感謝申し上げます。



　７月11日（木）から全国書店にて順次発売です。ぜひ書店で手にとってご覧ください。このブログとは、違った印象の本になっていると思いますので、その違いも楽しんでいただければうれしいです。

　そして、久米信行さんの『言いわけばかりで動けない君に贈る３３のエール』の新著出版イベントを、７月16日（火）に予定しております。
　詳細は以下のとおりです。

■日時：2013年７月16日（火）
■会場：ワテラスコモン（東京都千代田区神田淡路町）
http://www.waterrascommon.com/
東京都千代田区神田淡路町にできたばかりのおしゃれ空間です！
■定員数：100名
■参加費：1,000円（ワンフラワー制）
■スケジュール
開場：18:00〜
時間：19:00〜21:00

■内容
前半：『言いわけばかりで動けない君に贈る33のエール』のエッセンス紹介（久米信行）
後半：「リスクをとって自分の道を切り開いた起業家４人」によるパネルディスカッション
※詳細は別途ご案内します。

■お申し込み方法

お申し込みはコチラからどうぞ。

▼お申し込みページはコチラ（こくちーず）からどうぞ
http://kokucheese.com/event/index/101302/

できれば「こくちーず」でお申し込みいただきたいのですが、よくわからないという方がいらっしゃいましたら、メールでのお申し込みもお待ちしております。

▼メールでお申し込みの方はコチラから
33yell[@]gmail.com
※[＠]を@に変換し、お名前を明記の上、お送りください。

　引き続き、『言いわけばかりで動けない君に贈る33のエール』の書籍およびブログへのご支援のほど、よろしくお願いします。]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >　こんにちは！　日本実業出版社</span><span >の前川健輔です。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　昨日まで当ブログで連載していた本『言いわけばかりで動けない君に贈る33のエール』の見本が、本日７月５日に出来しました！！　このブログをご覧いただいているみなさま、「いいね！」ボタンを押してくださっていたみなさま、には、心より感謝申し上げます。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　そして、</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;"><span >久米信行さんの『言いわけばかりで動けない君に贈る３３のエール』の新著出版イベントを、７月16日（火）に予定しております。</span></strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">■参加費：</strong><span >1,000円（ワンフラワー制）</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">■スケジュール</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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    <title><![CDATA[【新著連載】Ｑ33．商品や自分を売り込むのが苦手です]]></title>
    <updated>2013-07-04T10:54:00+09:00</updated>
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    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Ｑ33．商品や自分を売り込むのが苦手です

&rarr;Ａ．不器用でも情熱をもった「○○オタク」を目指せ

　起業家にとって、一番大切な資質は「商品や自分を売り込む力」です。どんなに良い事業プランや商品でも、誰も見向きもしなければ無駄になってしまうからです。
　尊敬する「まちおこし・ものづくり・ことおこし」達人、クリップ代表　島田昭彦さんは、「日本の素晴らしさ」を海外に広めるお仕事をされています。その大変な体験から「何かを作る力を１としたら、伝える力、広める力に、５倍の力をかけなければいけない」と強調されています。それぐらい、商品や自分を売り込むのは大切な仕事なのです。

●営業ほど創造的な仕事はない

　多くの若者は、経営企画、商品企画などの仕事につきたがります。おそらく、それが創造的（クリエイティブ）で感性豊かな仕事だと思っているのでしょう。逆に、営業は泥臭くて、創造的ではないと思われがちです。上司やお客様にも怒られ、つらそうに見えるのでしょう。
　しかし、それは大きな間違いです。私は、経営・商品・営業企画の仕事から、飛び込み営業・トップセールスまで体験しました。また、人工知能を使った投資・税務相談システムや自社効率化の業務システムも構築したので、機械でできること、人にしかできないことにも敏感です。
　その経験から、営業ほど、人間の知性・感性・品性が問われ、心技体の高い能力が必要とされる仕事はないと感じています。
　お客様は一人一人個性が違うため、模範解答もマニュアルもありません。お客様に喜んでいただくためには、使える道具はアナログでもデジタルでもフル活用しつつ、自分の心で感じ、自分の頭で考え、自分で行動するしかありません。人間を感動させられるのは、機械ではなく生身の人間だけ。お客様が感動してくれればくれるほど感動できるのも人間だけです。　
　
●愛想と要領が良いだけの若者は３か月で辞める？

　さて、それでは、どんな若者が「２１世紀の営業達人」になれるでしょうか？
　私の結論は「今はどんなに口べたでも、何かを長く愛し続けた『○○オタク』なら、営業の達人になる資質がある」ということです。ですから、親しい経営者には、社長自ら「オタク枠」を作って採用することを勧めているほどです。「面接マニュアル」を熟読した「愛想と要領の良い学生」ばかり採用すると、会社への忠誠心も、商品への愛情も薄く、３ヶ月でやめてしまうような若者があふれてしまうと警告しています。
　これは、明治大学商学部で、起業家志望の若者たちを「三方よしのあきんど」にする起業プランニング論の講義を、７年間続けて得られた実感です。
　私の講義は、自分の好きな愛用品などのブログを立ち上げ、ネット行商を１年間続けるという変わり種です。就職して自分の愛用品以外を営業することに比べたら、はるかに簡単な課題です。
　ところが、毎年１００人近くの学生が、ガイダンスには参加するのに、残念ながら、最後まで完走する学生は１０人前後しかいません。なぜなら「売りたいほど好きなもの（こと）がありません」という学生が圧倒的に多いからです。なんと寂しいことでしょう。ものがあふれているから？メールやＳＮＳの返信に忙しいから？　好きなものが見つけられない学生ほど、愛想はいいくせに脱落していきます。

●口べた「○○オタク」が秘めた営業力

　しかし、何か「愛するもの・こと」を胸に秘めてきた「○○オタク」は違います。親が「そんなもの捨てなさい」と言っても捨てず、友人から「いたい。うざい」などと言われても、大事に胸にしまって育んできたのです。１０年間も心の奥で燃え続けてきたマグマは、きっと一生消えません。
　私から見れば、彼らこそ独創的な商品やサービスを産み出す創造力や、トップセールスになりうる営業力を秘めているのです。
　ただし、今どきの学生なおかつオタクですから、まっすぐ立てない、あいさつができない、人前で話せない人も少なくありません。だから面接も苦手です。そのかわり、愛想がいいだけの「よい子ちゃん」にない情熱と粘り強さを、兼ね備えているのです。
　彼らは、自分の好きなものやことを、最初は、おそるおそるネットで発信します。すると、自分のまわりでは見つけられなかった「同好の仲間」から思いがけず返信が寄せられます。距離を超えたマニアックなつながりこそインターネットの美点です。
　一人でも仲間が見つかり自信が持てたら、「どんなブログを始めるか」壇上で発表してもらいます。もちろん「変人&times;オタク」の私も、公序良俗に反していない限り「いいね」と絶賛します。学生から知らないものを教われば試してオタク仲間になります。いつしか私の講義に参加するのは、愛ある「○○オタク」ばかりになります。「オタクはオタクをバカにしない」ため、誰しもが自信を持って発言ができるようになります。
　
　ここまでくれば簡単です。彼らに足りないのは「コミュニケーション力」ですが、「語るべき愛するものごと」と「誰かに伝えたいという熱意」さえあれば、あとは、毎日の練習を重ねれば良いからです。講義では、拙著『「すぐやる！」技術』『「認められる！」技術』「ビジネスメール道」でご紹介した簡単なレッスンを実践して体得していきます。
　彼らは、自分たちにスキルがないことを理解しているので、私が教えたことを「素直に」試して繰り返します。ですから伸びしろが大きく、１年後は、まるで別人です。
　いよいよ最終講義では、「自分の好きなものごと」を熱く語る３分間スピーチです。演壇で原稿なしで、時間超過までして、堂々と語る若者を見るのが、最大の喜びです。
　この経験から、口べたでも愛情があれば、誰でも営業達人になれると確信しています。自分が販売する「商品やサービス」を誰よりも愛用して、その良さを知り尽くすこと。商品やサービスを愛用してくれる「お客様」にも愛情を注ぎ、心から共感すること。むしろ口べただからこそ、商品やお客様を静かに見つめて、心で感じとることができます。
　やがて「何が本当に求められているか」お客様の「声にならない声」が聞こえてくるでしょう。その声に応えたいと思った瞬間から起業家への道が開かれるのです。

Ａ．不器用でも情熱をもった「○○オタク」を目指せ]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ｑ33．商品や自分を売り込むのが苦手です</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　起業家にとって、一番大切な資質は「商品や自分を売り込む力」です。どんなに良い事業プランや商品でも、誰も見向きもしなければ無駄になってしまうからです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　尊敬する「まちおこし・ものづくり・ことおこし」達人、クリップ代表　島田昭彦さんは、「日本の素晴らしさ」を海外に広めるお仕事をされています。その大変な体験から</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「何かを作る力を１としたら、伝える力、広める力に、５倍の力をかけなければいけない」</strong><span >と強調されています。それぐらい、商品や自分を売り込むのは大切な仕事なのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　一人でも仲間が見つかり自信が持てたら、「どんなブログを始めるか」壇上で発表してもらいます。もちろん「変人&times;オタク」の私も、公序良俗に反していない限り「いいね」と絶賛します。学生から知らないものを教われば試してオタク仲間になります。いつしか私の講義に参加するのは、愛ある「○○オタク」ばかりになります。「オタクはオタクをバカにしない」ため、誰しもが自信を持って発言ができるようになります。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　ここまでくれば簡単です。彼らに足りないのは「コミュニケーション力」ですが、「</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">語るべき愛するものごと」と「誰かに伝えたいという熱意」さえあれば、あとは、毎日の練習を重ねれば良いから</strong><span >です。講義では、拙著『「すぐやる！」技術』『「認められる！」技術』「ビジネスメール道」でご紹介した簡単なレッスンを実践して体得していきます。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　彼らは、自分たちにスキルがないことを理解しているので、私が教えたことを「素直に」試して繰り返します。ですから伸びしろが大きく、１年後は、まるで別人です。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　いよいよ最終講義では、「自分の好きなものごと」を熱く語る３分間スピーチです。演壇で原稿なしで、時間超過までして、堂々と語る若者を見るのが、最大の喜びです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　この経験から、口べたでも愛情があれば、誰でも営業達人になれると確信しています。自分が販売する「商品やサービス」を誰よりも愛用して、その良さを知り尽くすこと。商品やサービスを愛用してくれる「お客様」にも愛情を注ぎ、心から共感すること。むしろ口べただからこそ、商品やお客様を静かに見つめて、心で感じとることができます。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　やがて</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「何が本当に求められているか」お客様の「声にならない声」が聞こえてくるでしょう。その声に応えたいと思った瞬間から起業家への道が開かれる</strong><span >のです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．不器用でも情熱をもった「○○オタク」を目指せ</strong>]]></content>
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    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=34</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Ｑ32．「お前がやれ」と言われると躊躇する]]></title>
    <updated>2013-07-03T11:11:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=34"/>
    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Ｑ32．「お前がやれ」と言われると躊躇する

&rarr;Ａ．３秒以内に即答して、やってみながら考える

　起業家にとって、「自分のアイディアを自分で形にできること」ほど幸せなことはありません。起業家は「いくらひらめいても、それだけでは価値がないこと」「自分で形にしなければ、真の喜びが得られないこと」を心の奥底で体感しているのです。この独特の感覚は、成功体験よりも苦渋の体験で育まれるのです。「アイディアを実現したくとも、お金や組織などの経営資源がなくてライバルに奪われた経験」や、「アイディアを出しただけで担当させてもらえなかった経験」を味わえば考え方が変わるのです。
　それでも躊躇するのは、「自分にそんな実力があるか」「ゼロからの仕事は大変そう」「失敗したらどうしよう」といったリスクへの恐怖が邪魔をしているからでしょう。　
　
●まずは「はい。やらせてください」と３秒以内に即答する
　
　しかし、「お前がやれ」と言われることは、社内起業において、既に二つの大変なプロセスをクリアしていることだと気づきましょう。ありがたいことに、経営者や上司に「そのアイディアは面白い」「アイディアを実現する力が君にはある」と認められているのです。「失敗させてでも君を育てたい」と感じているのかもしれません。直感力・洞察力に優れた経営者や上司が、きっと「できるはず」と考えた上で「お前がやれ」と言っていることを忘れてはなりません。「私が見込んだ通りの人物であるか。自分が思いついたことを、すぐやる＞やり抜く気概があるか」を試しているわけです。
　そんな期待に応えるための最良の回答は、「はい。やらせてください」と１０秒以内に即答することです。間違っても「よく考えさせてください」などと言ってはなりません。それだけで「新規事業で、即断を迫られた時に、問題を先送りする人物」と判断され、おそらく、経営者も上司も二度と声をかけてくれなくなるでしょう。

　迷わず「すぐやるお手本」として私が尊敬しているのは、地元墨田区の先輩経営者、フットマーク会長の磯部成文さんです。磯部さんの生き方、経営手法は、独創性に富んだ起業家そのもので、まさに「すぐやる」ことの連続だったのです。
磯部さんは、若くして先代から引き継いだ家業「おむつカバー」の行く末を憂いて、まだ、全国の学校にプールがない頃に、水泳帽やスクール水着への展開を決められました。また、介護という言葉を産み出して、少子高齢化時代に、いちはやくシニア向け商品へのシフトも進められています。
　こうした鮮やかな事業転換や事業展開は、「おまえがやれ」と言われて「すぐやる」挑戦の繰返しだったと拝察します。

●「できるかどうかはやってみてから考える」発想を

　オーナー経営者である磯部さんが、誰から「おまえがやれ」と言われるか不思議に思われるでしょう。磯部さんは、師匠探しとコラボレーションの達人で、会長になられた今でも、面白い人がいると進んで自分から会いに行くのです。
　例えば、今や同社の主力商品のひとつウォーキング・スポーツ用タイツ「フィール・アライナ」も、大学の先生から「やれ」と言われて、即答して商品開発にとり組んだ賜物だそうです。先生のありがたいアイディアに応えることが第一。「できるかどうかはやってみてから考える」発想で、すぐサンプル制作しては先生の研究室に通われた結果なのです。こうした積み重ねが信用になり、さらに大きなアイディアと商機を呼び寄せてきたのです。

●「失敗しながら学んでいく人」は達人に支援される

　磯部さんは、よくご自身のことを「おっちょこちょい」と評されますが、それは、「このアイディアは面白い」「この人はすごい」と直感が働いたら、迷わず「すぐやる」という「健全な起業家精神」のあらわれなのです。７０代とは信じられない磯部さんの「心と体の若さ」の源泉は、子供のような「知的好奇心＝何でも面白がる心」です。だからこそ、二十歳以上も私がお誘いした時、仕事と関係ない遊びごとでも面白いと感じたら、すぐにご参加くださいます。
　例えば、スネークマンショーの桑原茂一さんのお芝居や、大地の芸術祭のイベントにもご一緒しましたし、つい先日は「日本おにごっこ協会」との地元牛島神社でのイベント企画にもご参加いただきました。
　若い起業家を応援する先輩起業家は、多かれ少なかれ、磯部さんと良く似た気質や考え方をお持ちです。自分と同じように、新しいものを探して「すぐに挑戦する人」まずは試して「失敗しながら学んで行く人」が大好きなのです。そんな先輩が「君がやれ」と差し出してくれた一世一代のチャンスです。期待を裏切ってはなりません。

Ａ．３秒以内に即答して、やってみながら考える]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ｑ32．「お前がやれ」と言われると躊躇する</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">&rarr;Ａ．３秒以内に即答して、やってみながら考える</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　起業家にとって、「自分のアイディアを自分で形にできること」ほど幸せなことはありません。起業家は「いくらひらめいても、それだけでは価値がないこと」「自分で形にしなければ、真の喜びが得られないこと」を心の奥底で体感しているのです。この独特の感覚は、成功体験よりも苦渋の体験で育まれるのです。「アイディアを実現したくとも、お金や組織などの経営資源がなくてライバルに奪われた経験」や、「アイディアを出しただけで担当させてもらえなかった経験」を味わえば考え方が変わるのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　磯部さんは、よくご自身のことを「おっちょこちょい」と評されますが、それは、「このアイディアは面白い」「この人はすごい」と直感が働いたら、迷わず「すぐやる」という「健全な起業家精神」のあらわれなのです。７０代とは信じられない磯部さんの「心と体の若さ」の源泉は、子供のような「知的好奇心＝何でも面白がる心」です。だからこそ、二十歳以上も私がお誘いした時、仕事と関係ない遊びごとでも面白いと感じたら、すぐにご参加くださいます。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　例えば、スネークマンショーの桑原茂一さんのお芝居や、大地の芸術祭のイベントにもご一緒しましたし、つい先日は「日本おにごっこ協会」との地元牛島神社でのイベント企画にもご参加いただきました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．３秒以内に即答して、やってみながら考える</strong>]]></content>
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    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=33</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Ｑ31．人前で堂々と意見や主張を言えない]]></title>
    <updated>2013-07-02T17:32:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=33"/>
    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Ｑ31．人前で堂々と意見や主張を言えない

&rarr;Ａ．人前で熱く語る「役者スイッチ」は舞台に立つことで磨かれる

　起業家は、一流の役者でもあります。
　静まり返った会議や、上司が暴走発言をした席上など、ここぞという時に、その場の空気を「ひとこと」で変えられる「名役者」なのです。その発言の中身も重要ではありますが、もっと大切なのは、その場の「空気」を読み、「間」をとること、よく通る声を「腹」からゆったりと出すことなのです。すると、いつしか周りの人も「大舞台の見せ場」で期待してくれるようになります。「発言してほしいオーラ」と「視線のスポットライト」を、自分に寄せてくれるようになります。そこで「待ってました」とばかりに「意見」を放てば効果絶大なのです。
　もちろん、こうした「演技力」や「人望」は一朝一夕で築かれる訳ではありません。若いうちに、失敗もおそれずに、繰り返し繰り返し舞台に立つことが重要なのです。

●講演会で真っ先に質問する

　最初にお勧めしたいレッスンは、敬愛する経営者の講演会に出かけて、真っ先に質問することです。身内や知り合いが多い社内・校内や地元の勉強会では、人目を気にしてしまうので、ネットで「経営者名＋講演会」等と検索して参加しましょう。
　
　私が、新米社会人だった時、ダイエー創業者の中内功会長の講演をお聴きする好機がありました。拙著「すぐやる技術」にも書いたことを実践し、一番前に座って、中内さんの言葉にうなずき、メモをとりながら、いの一番に質問をしました。
　当時、私は飛び込み営業をしていたので、ダイエーが始めたディスカウントストア「トポス」の凄まじい集客力を知っていました。
　そこで、「私は、毎日、飛び込み営業で街を歩き回っていますが、トポスにみんな吸い込まれて行きます」と切り出しました。ここで、中内さんが嬉しそうに笑ったのです。そして「次々に新業態を開発されていますが、これから中内さんはどんなことを実践したいですか？」と質問しました。
　中内さんの答えは意外なもので、「流通を本格的に学べる大学を作りたい」ということでした。この答えにも感銘を受けて、すぐに手書きのお礼状を書きました。すると、驚いたことに、中内さんご自身から「巻き紙で筆文字」のお礼状が届いたのです。

　この体験で、私は多くを学び、自信を持つことができました。
「大経営者ほど、一番前に座って、目をそらずに話を聴き、真っ先に質問をするような若者が好きなこと。」「頭でっかちより、自ら歩いて汗をかいて現場情報をとってくる若者が好きなこと」「自分の取組みを認めてくれる若者が好きなこと」「自分の夢を尋ねてくれる若者が好きなこと」「お礼状など、礼儀を重んじる若者が好きなこと」
　私は、中内会長の粋な計らいに出会って、大経営者に物怖じしなくなったのです。

●会議で周囲の目を気にせず意見を言う

　次のレッスンは、ＮＰＯ活動に積極的に参加して、その会議で意見を言うことです。
　
　大企業と違って、ＮＰＯ法人では、大経営者や著名人と、熱心な若者が、同じ会議に座ることも少なくありません。ＮＰＯ活動の中身は、地域おこし、教育、福祉など、関心のあることでかまいません。日本財団のインターネットサービス「ＣＡＮＰＡＮ」のデータベースでＮＰＯを探しましょう。理事などの顔ぶれも明記されているはずです。
　このレッスンでは、自分が現場で実践して感じた実体験に基づく「改善案・改革案」を発言してみましょう。実は、人生経験がはるかに豊富な先輩方が相手でも、若者が自分の意見に耳を傾けてもらうことは、さほど難しくありません。若者が好きなものや、得意なことを盛り込みながら、「インターネット」や「イベント」を活用するアイディアを提案すれば良いからです。多くのＮＰＯ団体では、もっと若い人を、新しい方法で巻き込みたいと思っていますので、若者が力を発揮できる課題があるのです。
　この「わか者感覚」は生涯活用することができます。私が理事をつとめます社会貢献支援財団では、日下公人先生、内館牧子先生、屋山太郎先生など、功成り名を遂げられた大先輩が理事会に名前に連ねています。事務局もしっかりしているので、若造が、何も発言しないと「異議無し」とすべてが順調に進んで何もおこりません。
しかし、私は「何か目新しいことを話せ」というオーラを毎回感じます。
ある時、広告宣伝費の使い道と、お金をかけない広報活動の話になった時に、私なりの提案を投げかけてみたのです。口を開くと、いっせいに振り向かれますが、今では快感です。
「最近、コンビニで読みやすい５００円本が売れています。先日も『戦国武将の泣ける美談』が満載の読みやすい本を買いましたが大変面白いです。そこで『社会貢献をしている人たちの泣ける美談』が満載のコンビニ本を作ったら、堅苦しい報告書よりも多くの人が読んでくれます。これまで表彰した人たちにネットで原稿を寄せてもらえば取材費もいりませんし、出版社の仕事にすれば、費用のかわりに印税が入ります」
　稚拙な提案ですが、日下先生はじめ、多くの著書を誇る理事のみなさんも面白いと言ってくださいました。
　自分より知恵も経験も豊かな「尊敬する先輩」から認められるのは、何より嬉しいことです。次の会で「出版計画も着々と進んでいる」と報告したところ、日下先生から「ありがとう」と言っていただけました。お金を稼いだり、名誉を得たりするよりも、師匠から褒められお礼を言われるほど素晴らしいご褒美はありません。だからこそ、人前で言う恥ずかしさなんて、吹き飛んでしまうのです。

　人前で熱く語る「役者スイッチ」は、誰にでも付いています。役者や芸人に恥ずかしがり屋も多いのも、その証拠です。多くの人が「スイッチの入れ方」を体得していないだけです。スイッチを入れるべき場所は、同世代のお気楽「小勤め人」と愚痴を言い合う居酒屋ではありません。手が届かない先輩「起業家」と接する講演会や会議なのです。
　
　起業家の前で演じることこそ、起業家＝一流の役者に近づく早道なのです。

Ａ．人前で熱く語る「役者スイッチ」は舞台に立つことで磨かれる]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ｑ31．人前で堂々と意見や主張を言えない</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">&rarr;Ａ．人前で熱く語る「役者スイッチ」は舞台に立つことで磨かれる</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　起業家は、一流の役者でもあります。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　静まり返った会議や、上司が暴走発言をした席上など、ここぞという時に、その場の空気を「ひとこと」で変えられる「名役者」なのです。その発言の中身も重要ではありますが、もっと大切なのは、その場の「空気」を読み、「間」をとること、よく通る声を「腹」からゆったりと出すことなのです。すると、いつしか周りの人も「大舞台の見せ場」で期待してくれるようになります。「発言してほしいオーラ」と「視線のスポットライト」を、自分に寄せてくれるようになります。そこで「待ってました」とばかりに「意見」を放てば効果絶大なのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　もちろん、こうした「演技力」や「人望」は一朝一夕で築かれる訳ではありません。若いうちに、失敗もおそれずに、繰り返し繰り返し舞台に立つことが重要なのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●講演会で真っ先に質問する</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　最初にお勧めしたいレッスンは、敬愛する経営者の講演会に出かけて、真っ先に質問することです。身内や知り合いが多い社内・校内や地元の勉強会では、人目を気にしてしまうので、ネットで「経営者名＋講演会」等と検索して参加しましょう。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　私が、新米社会人だった時、ダイエー創業者の中内功会長の講演をお聴きする好機がありました。拙著「すぐやる技術」にも書いたことを実践し、一番前に座って、中内さんの言葉にうなずき、メモをとりながら、いの一番に質問をしました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　当時、私は飛び込み営業をしていたので、ダイエーが始めたディスカウントストア「トポス」の凄まじい集客力を知っていました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　そこで、「私は、毎日、飛び込み営業で街を歩き回っていますが、トポスにみんな吸い込まれて行きます」と切り出しました。ここで、中内さんが嬉しそうに笑ったのです。そして「次々に新業態を開発されていますが、これから中内さんはどんなことを実践したいですか？」と質問しました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　中内さんの答えは意外なもので、「流通を本格的に学べる大学を作りたい」ということでした。この答えにも感銘を受けて、すぐに手書きのお礼状を書きました。すると、驚いたことに、中内さんご自身から「巻き紙で筆文字」のお礼状が届いたのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　この体験で、私は多くを学び、自信を持つことができました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >「大経営者ほど、一番前に座って、目をそらずに話を聴き、真っ先に質問をするような若者が好きなこと。」「頭でっかちより、自ら歩いて汗をかいて現場情報をとってくる若者が好きなこと」「自分の取組みを認めてくれる若者が好きなこと」「自分の夢を尋ねてくれる若者が好きなこと」「お礼状など、礼儀を重んじる若者が好きなこと」</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　私は、中内会長の粋な計らいに出会って、大経営者に物怖じしなくなったのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●会議で周囲の目を気にせず意見を言う</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　次のレッスンは、ＮＰＯ活動に積極的に参加して、その会議で意見を言うことです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　大企業と違って、ＮＰＯ法人では、大経営者や著名人と、熱心な若者が、同じ会議に座ることも少なくありません。ＮＰＯ活動の中身は、地域おこし、教育、福祉など、関心のあることでかまいません。日本財団のインターネットサービス「ＣＡＮＰＡＮ」のデータベースでＮＰＯを探しましょう。理事などの顔ぶれも明記されているはずです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　このレッスンでは、自分が現場で実践して感じた実体験に基づく「改善案・改革案」を発言してみましょう。実は、人生経験がはるかに豊富な先輩方が相手でも、若者が自分の意見に耳を傾けてもらうことは、さほど難しくありません。若者が好きなものや、得意なことを盛り込みながら、「インターネット」や「イベント」を活用するアイディアを提案すれば良いからです。多くのＮＰＯ団体では、もっと若い人を、新しい方法で巻き込みたいと思っていますので、若者が力を発揮できる課題があるのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　この「わか者感覚」は生涯活用することができます。私が理事をつとめます社会貢献支援財団では、日下公人先生、内館牧子先生、屋山太郎先生など、功成り名を遂げられた大先輩が理事会に名前に連ねています。事務局もしっかりしているので、若造が、何も発言しないと「異議無し」とすべてが順調に進んで何もおこりません。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >しかし、私は「何か目新しいことを話せ」というオーラを毎回感じます。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >ある時、広告宣伝費の使い道と、お金をかけない広報活動の話になった時に、私なりの提案を投げかけてみたのです。口を開くと、いっせいに振り向かれますが、今では快感です。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >「最近、コンビニで読みやすい５００円本が売れています。先日も『戦国武将の泣ける美談』が満載の読みやすい本を買いましたが大変面白いです。そこで『社会貢献をしている人たちの泣ける美談』が満載のコンビニ本を作ったら、堅苦しい報告書よりも多くの人が読んでくれます。これまで表彰した人たちにネットで原稿を寄せてもらえば取材費もいりませんし、出版社の仕事にすれば、費用のかわりに印税が入ります」</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　稚拙な提案ですが、日下先生はじめ、多くの著書を誇る理事のみなさんも面白いと言ってくださいました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　自分より知恵も経験も豊かな「尊敬する先輩」から認められるのは、何より嬉しいことです。次の会で「出版計画も着々と進んでいる」と報告したところ、日下先生から「ありがとう」と言っていただけました。お金を稼いだり、名誉を得たりするよりも、師匠から褒められお礼を言われるほど素晴らしいご褒美はありません。だからこそ、人前で言う恥ずかしさなんて、吹き飛んでしまうのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　人前で熱く語る「役者スイッチ」は、誰にでも付いています。役者や芸人に恥ずかしがり屋も多いのも、その証拠です。多くの人が「スイッチの入れ方」を体得していないだけです。スイッチを入れるべき場所は、同世代のお気楽「小勤め人」と愚痴を言い合う居酒屋ではありません。手が届かない先輩「起業家」と接する講演会や会議なのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　起業家の前で演じることこそ、起業家＝一流の役者に近づく早道なのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．人前で熱く語る「役者スイッチ」は舞台に立つことで磨かれる</strong>]]></content>
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    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=32</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】前例がないことに挑戦できない]]></title>
    <updated>2013-07-01T14:27:00+09:00</updated>
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    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Ｑ30、前例がないことに挑戦できない

&rarr;前例のない挑戦は、君の知らない君に会うための登山口

　悩まずに動ける人と言いわけして動けない人では、同じものごとを見ても、その見え方と考え方が違います。なかでも、最も違いが出るのは、前例のないチャレンジを目の前にした時でしょう。

●「そこに、高い山があるから」どうする？

「挑みがいのある高い山」が現れた時、起業家は目を輝かせて心臓を高鳴らせているのに、小勤め人はうつむいて目をそらそうとするのです。この違いのもとはただ一つ。山を登るつらさの何倍も心地よい「山頂の眺めと美味しい空気」「言葉にできない達成感と自信」を味わったことがあるかどうかです。だから、若いうちの登山が大切です。　
　具体的には、常に会社の上司やキーパーソンに「山に登りたい」と言い続ければいいのです。面接の時、仕事で同行した時、食事をご一緒している時&hellip;あらゆる機会をとらえて、「新しいこと前例がないことにチャレンジしたい」と言い続けるのです。
　そうすれば、上司が「山登り」をする時に真っ先に誘われるはずです。最初の山登りでは、ひどくつらい思いをするでしょうが、人間の適応力はすごいもの。何度か登るうちに不思議と体が慣れてくるものです。そして、いつの間にか病み付きになるのです。

●魔法の言葉、教えます

　思えば、私の人生最初の「前例なきチャレンジ」も、上司に言い続けた「魔法の言葉」が呼び寄せたのでした。イマジニア株式会社の新卒第一期として、私は営業部門に配属されました。
　しかし、隣りの部署の商品開発担当役員　飯田祥一さん（現オフィスアイ代表取締役）が、独創的な考えの持ち主で、いつも面白いお話をしてくださるのです。ですから、私も営業現場で拾ってきた耳寄りなお話を拾ってきては、飯田さんにもお話をしていました。
　そして、会話が弾んでいる時に、「誰がやっても同じ結果が出る仕事はしたくない」と口癖のように言い続けていました。今、思い返すと、なんとも生意気な発言で赤面ものですが、若い時は恐れを知らないものです。
　しかし、実はそれこそ「魔法の言葉」でした。日本発の株式投資ファミコンゲームソフト「松本享の株式必勝学」のプロジェクトが立ち上がった時、なぜか営業部門の私が抜擢されたからです。ただし、人材不足のベンチャーゆえ、昼は営業で、帰社後から終電まではゲーム企画という厳しい辞令でした。
　よく考えてみれば、文系人間でゲーム嫌いの私がゲーム作りに挑むのは、生まれてから一度も運動や山登りをしたことがない人が、未知なる高い山に登るようなことです。しかも、ただでさえ知力や体力が乏しいのに、昼間の飛び込み営業で疲れ果てた後で登れと言われているのです。

●「損得勘定」で考えるより反射的な感情で動く

　ところが、若い時は、いい意味で「うかつ」です。損得勘定を考えるより先に「なんだか面白そう」「この人と山に登りたい」と体が動いてしまうところが良いのです。
　もちろん始めてみれば驚きの連続です。楽しそうなゲームも裏のプログラム作りはロジカルシンキングの嵐です。
　文系人間の私には苦手&hellip;と思いきや、意外にもフローチャートを書きながらストーリーを書くのは、楽しい仕事でした。本を読んで空想するのが好きで、趣味で童話も書いていた私にはピッタリだったのです。
　ロジカルというと冷徹で客観的にというイメージですが、「主人公の個性だったら、この状況なら、こんな気持ちになって、おそらくこのように動いて、こうした結果になる」と感情と行動を先読みするのは、立派な論理的思考なのだと気づきました。さらに、大学のゼミ恩師の平野先生から「あなたの言いたいことをひと言で言うと？」「なぜ？」と、さんざんしごかれてきたことも「短く結論と理由を伝える」発想と表現に役立ちました。
　ひそかに、飯田さんは、私とのたわいもない会話や営業レポートの記述から、私が「ロジカルシンキング」をできる人間だと見抜いてくれていたのでしょう。そして、「誰がやっても同じ結果の出る仕事はしたくない」という「生意気きわまりない言葉」も、新しいゲーム作りに必要な気概だと感じてくださったのです。
　今、考えると、飯田さんと雑談をしながら、深夜まで手探りでゲームの企画を考えて行った数ヶ月は、私にとってかけがえのない時間でした。飯田さんは、若輩の私に大切なエンディングやＢＧＭの企画を任せてくださいました。あの面白さを若くして味わってしまったので、「前例のないプロジェクト」と聞いただけでワクワクします。きっと「自分が知らない世界」と「自分が知らない自分」に出会えるからです。

&rarr;前例のない挑戦は、君の知らない君に会うための登山口]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ｑ30、前例がないことに挑戦できない</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">&rarr;前例のない挑戦は、君の知らない君に会うための登山口</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　悩まずに動ける人と言いわけして動けない人では、同じものごとを見ても、その見え方と考え方が違います。なかでも、最も違いが出るのは、前例のないチャレンジを目の前にした時でしょう。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●「そこに、高い山があるから」どうする？</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >「挑みがいのある高い山」が現れた時、起業家は目を輝かせて心臓を高鳴らせているのに、小勤め人はうつむいて目をそらそうとするのです。この違いのもとはただ一つ。山を登るつらさの何倍も心地よい「山頂の眺めと美味しい空気」「言葉にできない達成感と自信」を味わったことがあるかどうかです。だから、若いうちの登山が大切です。　</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　具体的には、常に会社の上司やキーパーソンに「山に登りたい」と言い続ければいいのです。面接の時、仕事で同行した時、食事をご一緒している時&hellip;あらゆる機会をとらえて、「新しいこと前例がないことにチャレンジしたい」と言い続けるのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　しかし、隣りの部署の商品開発担当役員　飯田祥一さん（現オフィスアイ代表取締役）が、独創的な考えの持ち主で、いつも面白いお話をしてくださるのです。ですから、私も営業現場で拾ってきた耳寄りなお話を拾ってきては、飯田さんにもお話をしていました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　そして、会話が弾んでいる時に、「誰がやっても同じ結果が出る仕事はしたくない」と口癖のように言い続けていました。今、思い返すと、なんとも生意気な発言で赤面ものですが、若い時は恐れを知らないものです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　しかし、実はそれこそ「魔法の言葉」でした。日本発の株式投資ファミコンゲームソフト「松本享の株式必勝学」のプロジェクトが立ち上がった時、なぜか営業部門の私が抜擢されたからです。ただし、人材不足のベンチャーゆえ、昼は営業で、帰社後から終電まではゲーム企画という厳しい辞令でした。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●「損得勘定」で考えるより反射的な感情で動く</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　ひそかに、飯田さんは、私とのたわいもない会話や営業レポートの記述から、私が「ロジカルシンキング」をできる人間だと見抜いてくれていたのでしょう。そして、「誰がやっても同じ結果の出る仕事はしたくない」という「生意気きわまりない言葉」も、新しいゲーム作りに必要な気概だと感じてくださったのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　今、考えると、飯田さんと雑談をしながら、深夜まで手探りでゲームの企画を考えて行った数ヶ月は、私にとってかけがえのない時間でした。飯田さんは、若輩の私に大切なエンディングやＢＧＭの企画を任せてくださいました。あの面白さを若くして味わってしまったので、「前例のないプロジェクト」と聞いただけでワクワクします。きっと「自分が知らない世界」と「自分が知らない自分」に出会えるからです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=31</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Ｑ29．見栄っ張りでプライドが高すぎる]]></title>
    <updated>2013-06-27T09:43:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=31"/>
    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Ｑ29．見栄っ張りでプライドが高すぎる

Ａ．「粋」と「野暮」をわきまえ「粋な人」を目指せ

　起業家にとって「誇り」や「プライド」は大切です。世のため人のために、リスクをとって、時には「割りの合わない事業」にとり組まねばならないのですから、「誇り」や「プライド」なくしては、心が折れそうになるからです。

●成金経営者の「野暮」、老舗のオーナー経営者の「粋」

　事業が成功を収めて、ある程度のお金や名誉が手に入るようになった途端、「見栄っ張りでプライドが高すぎる成金経営者」に豹変しやすいのも事実です。
　墨田区向島料亭街と共に歩んだ喫茶店「カド」の二代目ご主人曰く、成功して向島で芸者遊びをする人には「進化法則」があるそうです。まずは酒（高級料亭）と女（向島芸者）、続いて競馬の馬主、最後はバカラなどの賭博。要は、より多くのお金を使って、より高いスリルと、ステイタスシンボルを得たいということなのでしょうか。
　ところが、私が尊敬する先輩経営者、とくに老舗のオーナー経営者の方々は、見栄はそこそこに、誇りとのれんを、自分自身の美学と幸福感を大切にされているのです。
　例えば、愛用しているものを見れば、その経営者の考え方や生き方がわかります。もともと、江戸文化には「粋」と「野暮」という考えがあります。見るからに高級で派手なものを身にまとうと「野暮」、地味だが仕立てが良くて裏地に凝っていたりすると「粋」だと思われるわけです。つまり「見栄っ張り」は、侘び寂びもわからぬ「成金趣味の野暮な人」だと笑う文化が、日本には既に昔からあったわけです。

●思い入れをもってストーリーを語れるか？

　誰が見てもわかる高級時計や、高級外車に乗りたい気持ちもわからないでもありません。しかし「なぜその時計ですか？」と聞いても、何の思い入れがないと、本当にがっかりします。まるでブランドネームと高価格だけに惹かれたように見えるのです。
　その一方で、ちょっと気になる美しい小物を持っていて、聴くとうれしそうに物語を教えてくれる先輩経営者もいます。例えば、勉強会「ニューマネジメントフォーラム」で毎月顔を合わせる仲間、Ｃ＋Ｆ研究所　ティム・マクリーンさん、アドバネクス・加藤雄一さん、イワキ・岩城修さんとの熱い「モノ談義」は楽しみでなりません。
　ティムさんは、米国でスティーヴ・ジョブスと同じ師匠からの禅を学んでいたこともあって、アップルの理念と製品を社員以上に愛しています。同様に、加藤さんも、岩城さんも私もジョブスを敬愛するアップル派なので、いつもモノ自慢が始まるのです。とはいえ、ｉＰｈｏｎｅやＭａｃＢｏｏｋは、今や学生でさえ持っています。
そこで、自慢は、ｉＰｈｏｎｅのケースやＭａｃＢｏｏｋ用の鞄、さらには関連する文房具やアプリになるのです。どれだけ、誰も持っていない&times;美しい&times;面白いものを探し出し、そのストーリーを熱く楽しく語れるかという勝負＝遊びです。誰もが知っているブランド品、しかも高額品だったら「野暮」だと思われてしまいます。
　知る人ぞ知る逸品、国内の量販店で売っていないような美しくも珍しい名品を、リーズナブルな価格で見つけなくては、仲間に「粋」だと思ってもらえません。これが楽しいのです。

●「粋」な遊びに熱中する仲間をつくる

　よく考えると、この「隠れ名品探し&times;ものがたり」という「粋」で「無邪気」な遊びに熱中する心は、起業家精神そのものかもしれません。自らの情報網と感性と行動力で、人がまだ発見していない美しくも役に立つ商品を探すからです。そして、有名になって価格が上がる前に入手して、誰よりも愛情をこめて熱く語り、広めるのです。　

　ただし、このゲームを楽しむためには、仲間が大切なのです。
　経営者のまわりには、とり入ろうとチヤホヤする輩がいますが、彼らは仲間ではありません。とり巻きです。また、成金仲間の間では、このお金を使わない代わりに、知性と感性と品性を問われる地味なゲームの面白さも「探し出して伝える喜びや誇り」も理解できないでしょう。
　真の仲間とは、お互いに師匠になったり、弟子になったりできる特別な関係です。「見栄を張る」必要はありません。自分の強みや弱みも、仕事&times;家族&times;個人の悩みも、さらけ出すことができます。
将来に実現したい夢も、心から理解し合えて応援できます。だからこそ、有頂天になっていれば厳しく叱咤し、絶望していれば温かく励ますこともできるのです。
　お金や地位目当てのとり巻きの評判を気にするよりも、心からの友＝真の仲間にほめてもらえる生き方をすることこそ「誇り高き人生」なのです。

Ａ．「粋」と「野暮」をわきまえ「粋な人」を目指せ

	 ]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
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<span ><strong>Ｑ29．見栄っ張りでプライドが高すぎる</strong><br />
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<strong>Ａ．「粋」と「野暮」をわきまえ「粋な人」を目指せ</strong><br />
<br />
　起業家にとって「誇り」や「プライド」は大切です。世のため人のために、リスクをとって、時には「割りの合わない事業」にとり組まねばならないのですから、「誇り」や「プライド」なくしては、心が折れそうになるからです。<br />
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<strong>●成金経営者の「野暮」、老舗のオーナー経営者の「粋」</strong><br />
<br />
　事業が成功を収めて、ある程度のお金や名誉が手に入るようになった途端、「見栄っ張りでプライドが高すぎる成金経営者」に豹変しやすいのも事実です。<br />
　墨田区向島料亭街と共に歩んだ喫茶店「カド」の二代目ご主人曰く、成功して向島で芸者遊びをする人には「進化法則」があるそうです。まずは酒（高級料亭）と女（向島芸者）、続いて競馬の馬主、最後はバカラなどの賭博。要は、より多くのお金を使って、より高いスリルと、ステイタスシンボルを得たいということなのでしょうか。<br />
　ところが、私が尊敬する先輩経営者、とくに老舗のオーナー経営者の方々は、見<strong>栄はそこそこに、誇りとのれんを、自分自身の美学と幸福感を大切にされている</strong>のです。<br />
　例えば、愛用しているものを見れば、その経営者の考え方や生き方がわかります。もともと、江戸文化には「粋」と「野暮」という考えがあります。見るからに高級で派手なものを身にまとうと「野暮」、地味だが仕立てが良くて裏地に凝っていたりすると「粋」だと思われるわけです。つまり「見栄っ張り」は、侘び寂びもわからぬ「成金趣味の野暮な人」だと笑う文化が、日本には既に昔からあったわけです。<br />
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<strong>●思い入れをもってストーリーを語れるか？</strong><br />
<br />
　誰が見てもわかる高級時計や、高級外車に乗りたい気持ちもわからないでもありません。しかし「なぜその時計ですか？」と聞いても、何の思い入れがないと、本当にがっかりします。まるでブランドネームと高価格だけに惹かれたように見えるのです。<br />
　その一方で、ちょっと気になる美しい小物を持っていて、聴くとうれしそうに物語を教えてくれる先輩経営者もいます。例えば、勉強会「ニューマネジメントフォーラム」で毎月顔を合わせる仲間、Ｃ＋Ｆ研究所　ティム・マクリーンさん、アドバネクス・加藤雄一さん、イワキ・岩城修さんとの熱い「モノ談義」は楽しみでなりません。<br />
　ティムさんは、米国でスティーヴ・ジョブスと同じ師匠からの禅を学んでいたこともあって、アップルの理念と製品を社員以上に愛しています。同様に、加藤さんも、岩城さんも私もジョブスを敬愛するアップル派なので、いつもモノ自慢が始まるのです。とはいえ、ｉＰｈｏｎｅやＭａｃＢｏｏｋは、今や学生でさえ持っています。<br />
そこで、自慢は、ｉＰｈｏｎｅのケースやＭａｃＢｏｏｋ用の鞄、さらには関連する文房具やアプリになるのです。どれだけ、誰も持っていない&times;美しい&times;面白いものを探し出し、そのストーリーを熱く楽しく語れるかという勝負＝遊びです。誰もが知っているブランド品、しかも高額品だったら「野暮」だと思われてしまいます。<br />
　知る人ぞ知る逸品、国内の量販店で売っていないような美しくも珍しい名品を、リーズナブルな価格で見つけなくては、仲間に「粋」だと思ってもらえません。これが楽しいのです。<br />
<br />
<strong>●「粋」な遊びに熱中する仲間をつくる</strong><br />
<br />
　よく考えると、この「隠れ名品探し&times;ものがたり」という「粋」で「無邪気」な遊びに熱中する心は、起業家精神そのものかもしれません。自らの情報網と感性と行動力で、人がまだ発見していない美しくも役に立つ商品を探すからです。そして、有名になって価格が上がる前に入手して、誰よりも愛情をこめて熱く語り、広めるのです。　<br />
<br />
　ただし、このゲームを楽しむためには、仲間が大切なのです。<br />
　経営者のまわりには、とり入ろうとチヤホヤする輩がいますが、彼らは仲間ではありません。とり巻きです。また、成金仲間の間では、このお金を使わない代わりに、知性と感性と品性を問われる地味なゲームの面白さも「探し出して伝える喜びや誇り」も理解できないでしょう。<br />
　真の仲間とは、お互いに師匠になったり、弟子になったりできる特別な関係です。「見栄を張る」必要はありません。自分の強みや弱みも、仕事&times;家族&times;個人の悩みも、さらけ出すことができます。<br />
将来に実現したい夢も、心から理解し合えて応援できます。だからこそ、有頂天になっていれば厳しく叱咤し、絶望していれば温かく励ますこともできるのです。<br />
　お金や地位目当てのとり巻きの評判を気にするよりも、心からの友＝真の仲間にほめてもらえる生き方をすることこそ「誇り高き人生」なのです。<br />
<br />
<strong>Ａ．「粋」と「野暮」をわきまえ「粋な人」を目指せ</strong></span>
<div>
	 </div>]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=30</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Ｑ28．シナリオを描くには？]]></title>
    <updated>2013-06-25T15:09:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=30"/>
    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Ｑ．シナリオを描くには？

&rarr;Ａ．最高と最低を意識してシナリオを描き、前進と撤退を見極めながら進め！

　リスクをとって大胆な一歩を踏み出すためには、心がけておくべきこと、事前に準備しておくことがあります。
　まずは事業の見通し＝シナリオが大切です。多くの場合、上司などから批判されないように、鉛筆なめなめ「可もなく不可もない」計画を立てがちです。強気に書けば目標に届かない時に起こられそうですし、弱気のシナリオは考えたくないからです。しかし、新しいことに挑戦するに必要なのは、最も楽観的なシナリオと、最も悲観的なシナリオを同時に考えておく「リスク予見」の感性です。最悪の結果になっても致命傷にならないように考えておくのです。どんなに読みが下振れしても慌てることがないように備えておくのです。

●バブル期の存亡を賭けて

　例えば、この２０年で企業が見舞われた中で「最もインパクトが大きい想定外のリスク」は「メガバンクをふくむ銀行の倒産と合併＞貸し渋りと貸しはがし」でしょう。

　証券会社で、想定外のバブル崩壊に見舞われたことで、私の金融機関に対する危機感や不信感は、普通のビジネスパーソンの何倍も磨かれました。吹けば飛ぶような中小企業が銀行の心配をするのは本末転倒に見えますが、実は死活問題だったのです。

　家業の久米繊維工業も、バブル期に過大な不動産投資に走って、１１行もの銀行取引がありました。その中には、バランスシートや取引先を見ると経営が危なくなると予想される銀行があり、いち早く取引をやめる必要がありました。預金が失われ、融資が止まってしまうからです。

　そこで、都市銀行を有力三銀行に絞ったのですが、今度は、その三行が合併するという話まで噂されました。一行とだけと取引をすれば、その銀行の言いなりになるしかありません。だから、政府系の金融機関や、地元の信用金庫とバランスをとりながら、常に何が起きても良い体制に変えて行きました。銀行につぶされた企業もたくさん見てきましたが、何とか先回りをして生き延びられました。

●「前進する勇気」と「撤退する勇気」を兼ね備える

　喜ばしい楽観的な展開にも、実は大きなリスクが潜んでいます。
　例えば予想を上回る受注などがあった場合には、お客様にご迷惑をおかけして機会損失をするばかりか、ライバルの参入を招くリスクまであるからです。また、発注・生産・在庫に先にお金がかかって、回収が遅れるため「黒字倒産」になるかもしれません。ですから、最も楽観的なシナリオと悲観的なシナリオと対応策を、常に考えておくことが大切です。

　その上で、「前進する勇気」と同じぐらい重要なのが「撤退する勇気」です。山登りでもヨットでも、実力のある達人ほど、天候などを見て「撤退する勇気」を兼ね備えています。同じように、起業の達人たちの頭には「いつまでに○○ができなかったら撤退」「損失が□□円になったら撤退」「環境が△△になったら撤退」と自分で決めたルールがあるのです。だからこそ、そこまでは勇気を持って前進できるわけです。
　
　また、たとえ自分がリーダーであっても、関係者や師匠に報告・連絡・相談すること＝ホウレンソウが大切です。起業家にとって、ホウレンソウは、気が重いものです。多くの場合、マイナスからのスタートなので、胸をはって報告できるのは何年か先だからです。しかし、成果が出ていない、悩み多き時こそ、ホウレンソウが大切です。相談時の貴重な助言や叱咤を、素直に受け止められるかどうかが成功の鍵なのです。

●ゴールに至る道筋や技法は柔軟かつ大胆に修正

　予想通りに行かない場合や、貴重なアドバイスをもらった時など、今までの方針や進め方を、ガラッと変えなければいけないことがあります。私も勤め人だった頃は、「何だよ、また方針が変わったよ」「リーダーはすぐ気が変わるからな」と愚痴をこぼしましたが、いざ自分が起業家になると、そんな悠長なことを言ってはいられません。時々刻々環境が変化する中、誰もやっていないことを、教科書もなく進めていくわけですから、予定通りにいくはずがないからです。経営理念がぶれるのは厳禁ですが、ゴールに至る道筋や技法については、常に微調整や大胆な革新が必要なのです。

　こうして起業家は、リスクをとった分だけストレスに満ちた毎日を送ります。だからこそ休日の過ごし方にも気を配りましょう。頭を空っぽにして、趣味やスポーツに没頭しましょう。ストレス解消の時間こそ、新たなアイディアを生む源泉なのです。

Ａ．最高と最低を意識してシナリオを描き、前進と撤退を見極めながら進め！]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ｑ．シナリオを描くには？</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　まずは事業の見通し＝シナリオが大切です。多くの場合、上司などから批判されないように、鉛筆なめなめ「可もなく不可もない」計画を立てがちです。強気に書けば目標に届かない時に起こられそうですし、弱気のシナリオは考えたくないからです。しかし、</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">新しいことに挑戦するに必要なのは、最も楽観的なシナリオと、最も悲観的なシナリオを同時に考えておく「リスク予見」の感性です</strong><span >。最悪の結果になっても致命傷にならないように考えておくのです。どんなに読みが下振れしても慌てることがないように備えておくのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　予想通りに行かない場合や、貴重なアドバイスをもらった時など、今までの方針や進め方を、ガラッと変えなければいけないことがあります。私も勤め人だった頃は、「何だよ、また方針が変わったよ」「リーダーはすぐ気が変わるからな」と愚痴をこぼしましたが、いざ自分が起業家になると、そんな悠長なことを言ってはいられません。時々刻々環境が変化する中、誰もやっていないことを、教科書もなく進めていくわけですから、予定通りにいくはずがないからです。経営理念がぶれるのは厳禁ですが、ゴールに至る道筋や技法については、常に微調整や大胆な革新が必要なのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=29</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Ｑ２７．現状に満足しないで生きたい　]]></title>
    <updated>2013-06-20T09:31:00+09:00</updated>
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    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Ｑ２７．現状に満足しないで生きたい

&rarr;Ａ．「量的な拡大」よりも「質的な変化」を追いかける

　起業家の特長は、現状に満足しないことです。一つ目標を達成したとしても、それに飽き足らずに、もっと高みを目指して、次なる高度な目標が見つかるのです。
　もっと高度な目標といっても、それは、企業を大きくする、会員を増やすといった「量的な拡大」ばかりとは限りません。「量的な拡大」は、時には、行き過ぎた競争や、社会との不調和を招いて、かえって心を貧して、周囲を不幸せにすることも少なくありません。現状に満足しない真に充実した生き方は、「質的な進化」を伴うのです。

●「現状に満足しない生き方の五段階」

　かつて米国の心理学者のアブラハム・マズローが、欲求段階説を唱えました。人間の欲求が、五段階（１生理的欲求　２安全の欲求　３所属と愛の欲求　４承認（尊重）の欲求　５自己実現の欲求）で進化すると唱え、「自己実現の欲求」が最も高次な欲求と定義されました。しかし、私自身のささやかな体験では、「自己実現」よりも、さらに高次な目標が芽生えて、そこに向かってに挑戦したくなります。
　そこで私が体感した「現状に満足しない生き方の五段階」をご案内いたしましょう。

　まず、第一段階は、「贅沢欲求」です。実は、私の場合は、父が事業を成功させながら「贅沢欲求」を満たすプロセスを見ることで、生きる目標が進化しました。昭和１０年生まれの父は、戦後の焼け野原、路地裏の自宅兼町工場を祖父から引き継ぎました。大学にも行かず、自分でトラックを運転して工場と取引先を往復しました。だからこそ、日本初のＴシャツ専業メーカーして成功すると、次々に欲しかったものを手に入れて行きました。何と言っても、表通りに面した１０階建ての自社ビル兼自宅がその象徴でしょう。しかし、あらゆる贅沢をした後、バブル崩壊を経て、父が晩年に語ったのは「物を持つと苦労する。贅沢せずとも幸せになれる」という境地でした。家族とレンタカーで三陸海岸をドライブして、名も無き漁港の防波堤に腰掛け「おにぎりを食べた」のが、一番美味しかったと、死の直前にしみじみ語ったのです。

　「贅沢欲求」＝物欲が満たされると、次は「認証欲求」＝地位・名誉欲が大切になります。日本ではお金や物を持っているだけでは尊敬されないからです。１９９５年当時、私は無名の中小企業経営者でした。しかし、日経インターネットアワード、経済産業省「ＩＴ経営百選」、東京商工会議所「勇気ある経営大賞」などを受賞し、マスメディアにもとり上げられると、明らかに対応が変わりました。悪い気はしませんが、嬉しいのは最初のうちだけでした。これまでの成果＝既に終わった自分を褒められるよりも、これからの挑戦＝未来に向けて走る自分を見て欲しいと思うようになるのです。

●真の自己実現は自己満足では得られない

　続いて「自己実現欲求」が首をもたげます。懸命に生きていれば、簡単にほめてくれないどころか、むしろ叱咤激励される「師匠」が見つかります。その師匠の生き方を見ていると、自分の足りない点や目指すべき姿が見えてきます。私は故・林雄二郎先生のように生きたいと憧れています。
　林先生は、１９６９年に『情報化社会』という名著で未来を予見し、日本財団やトヨタ財団など日本の社会貢献活動の先達をつとめ、９０歳を過ぎても精力的に活躍していました。自分の専門領域を拡げながら、自分の潜在的な可能性を、死ぬまでずっと追求していく生き方に、私は強く惹かれるのです。
　しかし、真の「自己実現」は「自己満足」では得られないことにも気づきます。自分が気づいたこと学んだことを、より多くの人に広く活用して欲しいと願うようになるのです。東京商工会議所のＩＴ推進担当役員や、日本財団ＣＡＮＰＡＮセンターの理事として、インターネット活用の方法を、これまで１万人以上の方々にお伝えしてきました。さらに、明治大学講師、雑誌連載やビジネス書著書として、自分以外の人たちの「自己実現」支援＝「他人実現」を達成することが生きがいになってきたのです。

　さらに「未来実現欲求」も、日に日に大きくなります。自分たちの子孫のために、美しい自然環境、地域固有の文化に根ざしたコミュニティ、愛情にあふれた手仕事の伝統などを、どうすれば未来に遺せるか、大きな責任を感じています。誇大妄想だと笑われるでしょうが、これまで培って来たスキルや、達人たちとのネットワークを、「私の死後はるか先に生きる人たち」の幸せに役立てたいと真剣に考えているのです。

Ａ．「量的な拡大」よりも「質的な変化」を追いかける]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
<br />
<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ｑ２７．現状に満足しないで生きたい</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">&rarr;Ａ．「量的な拡大」よりも「質的な変化」を追いかける</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　起業家の特長は、現状に満足しないことです。一つ目標を達成したとしても、それに飽き足らずに、もっと高みを目指して、次なる高度な目標が見つかるのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　もっと高度な目標といっても、それは、企業を大きくする、会員を増やすといった「量的な拡大」ばかりとは限りません。「量的な拡大」は、時には、行き過ぎた競争や、社会との不調和を招いて、かえって心を貧して、周囲を不幸せにすることも少なくありません。</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">現状に満足しない真に充実した生き方は、「質的な進化」を伴うのです</strong><span >。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●「現状に満足しない生き方の五段階」</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　かつて米国の心理学者のアブラハム・マズローが、欲求段階説を唱えました。人間の欲求が、五段階（１生理的欲求　２安全の欲求　３所属と愛の欲求　４承認（尊重）の欲求　５自己実現の欲求）で進化すると唱え、「自己実現の欲求」が最も高次な欲求と定義されました。しかし、私自身のささやかな体験では、「自己実現」よりも、さらに高次な目標が芽生えて、そこに向かってに挑戦したくなります。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　そこで私が体感した</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「現状に満足しない生き方の五段階」</strong><span >をご案内いたしましょう。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　まず、第一段階は、</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「贅沢欲求」</strong><span >です。実は、私の場合は、父が事業を成功させながら「贅沢欲求」を満たすプロセスを見ることで、生きる目標が進化しました。昭和１０年生まれの父は、戦後の焼け野原、路地裏の自宅兼町工場を祖父から引き継ぎました。大学にも行かず、自分でトラックを運転して工場と取引先を往復しました。だからこそ、日本初のＴシャツ専業メーカーして成功すると、次々に欲しかったものを手に入れて行きました。何と言っても、表通りに面した１０階建ての自社ビル兼自宅がその象徴でしょう。しかし、あらゆる贅沢をした後、バブル崩壊を経て、父が晩年に語ったのは「物を持つと苦労する。贅沢せずとも幸せになれる」という境地でした。家族とレンタカーで三陸海岸をドライブして、名も無き漁港の防波堤に腰掛け「おにぎりを食べた」のが、一番美味しかったと、死の直前にしみじみ語ったのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　「贅沢欲求」＝物欲が満たされると、次は</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「認証欲求」＝地位・名誉欲</strong><span >が大切になります。日本ではお金や物を持っているだけでは尊敬されないからです。１９９５年当時、私は無名の中小企業経営者でした。しかし、日経インターネットアワード、経済産業省「ＩＴ経営百選」、東京商工会議所「勇気ある経営大賞」などを受賞し、マスメディアにもとり上げられると、明らかに対応が変わりました。悪い気はしませんが、嬉しいのは最初のうちだけでした。</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">これまでの成果＝既に終わった自分を褒められるよりも、これからの挑戦＝未来に向けて走る自分を見て欲しいと思うようになる</strong><span >のです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●真の自己実現は自己満足では得られない</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　続いて</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「自己実現欲求」</strong><span >が首をもたげます。懸命に生きていれば、簡単にほめてくれないどころか、むしろ叱咤激励される「師匠」が見つかります。その師匠の生き方を見ていると、自分の足りない点や目指すべき姿が見えてきます。私は故・林雄二郎先生のように生きたいと憧れています。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　林先生は、１９６９年に『情報化社会』という名著で未来を予見し、日本財団やトヨタ財団など日本の社会貢献活動の先達をつとめ、９０歳を過ぎても精力的に活躍していました。自分の専門領域を拡げながら、自分の潜在的な可能性を、死ぬまでずっと追求していく生き方に、私は強く惹かれるのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　しかし、真の「自己実現」は「自己満足」では得られないことにも気づきます。自分が気づいたこと学んだことを、より多くの人に広く活用して欲しいと願うようになるのです。東京商工会議所のＩＴ推進担当役員や、日本財団ＣＡＮＰＡＮセンターの理事として、インターネット活用の方法を、これまで１万人以上の方々にお伝えしてきました。さらに、明治大学講師、雑誌連載やビジネス書著書として、自分以外の人たちの</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「自己実現」支援＝「他人実現」</strong><span >を達成することが生きがいになってきたのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　さらに</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「未来実現欲求」</strong><span >も、日に日に大きくなります。自分たちの子孫のために、美しい自然環境、地域固有の文化に根ざしたコミュニティ、愛情にあふれた手仕事の伝統などを、どうすれば未来に遺せるか、大きな責任を感じています。誇大妄想だと笑われるでしょうが、これまで培って来たスキルや、達人たちとのネットワークを、「私の死後はるか先に生きる人たち」の幸せに役立てたいと真剣に考えているのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．「量的な拡大」よりも「質的な変化」を追いかける</strong>]]></content>
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  <entry>
    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=28</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Q26．自信のあるアイデアなのにうまく伝わらない]]></title>
    <updated>2013-06-19T09:49:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=28"/>
    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Q．自信のあるアイデアなのにうまく伝わらない

&rarr;Ａ．「天の時、地の利、人の和」を熟成させよ

　起業家は、単にアイデアを思いつく人ではありません。ひらめきだけでは、成功できないことを良く知っているのです。アイデアを「天の時、地の利、人の和」を満たすまで熟成させ、戦略にまで昇華させる「粘り強い知情意の力」を兼ね備えています。
　達人たちは、どうやって、天の時、地の利、人の和を満たしていくのでしょうか？

●ロックな教授の出会い

　これまで私が出会って来た中で、最も先を見通した賢人は、慶應義塾大学経済学部時代のゼミの恩師、平野 絢子先生でした。平野先生のご専攻は「中国の経済改革」。日本の中国通の多くが、「毛沢東の文化大革命」を礼賛している時に、その問題点と進むべき経済の対内外解放政策を訴え続けていました。だからこそ、1978年に中国の大きな路線転換、現在の経済改革が始まった時に、人民日報の第一回の日本人留学生として招聘されたのです。そして、多くの人が中国の行方に懐疑的な中で、現在見られるような経済発展を予見されました。
　
　しかし、多くの中国と縁がある日本人のように中国べったりにはなりません。先生は、土地利用権や株式の売買と一人っ子政策の大きな弊害も指摘され、予言通り、その副作用が中国を揺るがそうとしているのです。そして、平野先生は、慶應大学を退官された後は、作新学院大学院のビジネススクールの新設に参画されて、「企業の集権と分権の最適化」を新テーマに取り組まれました。

●「天の時」＝波が目の前に来るまで乗ってはいけない

　天の時を知る大切さについて、平野先生は、いつも「サーフィン」を例に話されました。「波をいちはやく見つけても、波が目の前に来るまで乗ってはいけない」と、私たちに釘を刺したのです。それは、先生のご経験に基づく考えだと、今は判ります。

　文化大革命で熱狂していた中国国内はもちろん、日本でも、平野先生の「中国の経済改革と発展戦略」のアイディアに耳を傾ける人は少なかったそうです。それどころか「無記名の郵便が届いて、カミソリが入っていた」ことさえあったそうです。きっと、平野先生が、マルクス主義経済学の教授で、父君が日本共産党創設の三大ブレインの一人でありながら、「反共産党、反文化大革命」を唱えた異端だったからでしょう。

　しかし、平野先生は嘲笑にも脅迫にも負けず、自分の意見を変えることはありませんでした。ひたすら孤独な研究を続けて、自分のアイディアを熟成させていきました。そして、50歳を過ぎた時に、中国で経済改革が始まり、まさに当事者から平野先生に白羽の矢が立ったのです。先生が、還暦のパーティの時に「自分が考えてきたことが正しかった。これからが私の青春だ」と高らかに話されたことが忘れられません。

●「地の利」＝自分の分野の最先端を理解する

　それから、地の利を活かす大切さも、平野先生から学びました。ご存知のように、中国の国務院は、日本の経済発展戦略に学び、そのメリットとデメリットを、日本の官僚以上に研究しています。ですから、マルクス主義経済学だけでなく、日本経済の最先端も同時に理解する人財が必要だったのでしょう。だから平野先生だったのです。

　平野先生は、ありがちな学者＝理論至上主義で「ヨコをタテにする＝外国の原典をありがたく日本語にするだけ」ではありませんでした。例えば、コンピュータとネットワークの進化に着目し「完全な計画は完全な市場に一致する」と看破したのです。コンビニチェーンが使い始めたPOSシステムが経済全体に行き渡り、原材料の必要量まで推計できるようになった時に、初めて計画経済が可能になると予見しました。瞬時に巨額の資金を動かせる金融機関の「新人類ディーラー」にも着目していました。さらに、お金に頓着しない人が金融を動かす公益経済の始まりも予言されたのです。
　つまり、経済学者に珍しい徹底的な現場主義で、一見すると無関係な新事象を見つめ、独自の理論を構築して未来を予見しました。その上で、あるべき姿を提言するのです。

●「人の和」＝未来を見通す達人とご縁を結ぶ

　さらに、人の和でも、平野先生をとりまくご縁の力は飛び抜けていました。多くの保守的な人たちからは冷遇されていたかもしれませんが、未来を見通す達人たちとの特別なご縁に恵まれていました。それは先生の不断の努力の賜物だったと思います。
　
　平野先生は、幼少期、恵まれた令嬢が通う聖心女子大学の付属校に通われましたが、学問の道を志して、東京女子大学に移られ、やがて、慶応義塾大学の経済学部で初の女性教授になりました。福沢諭吉先生が「男女同権」思想だったので教授になれたとおっしゃっていましたが、普通なら、そのまま安楽な道を歩むこともできたはずです。苦学をして、男性以上に恩師に認められなければ、教授にはなれなかったでしょう。
　
　先生はもともと東欧の研究家でしたが、第二次世界大戦後、中国で革命が起きた後、旧中国銀行の副頭取から「これからの中国を見守って欲しい」と請われて、研究対象を変えたのです。「エルベ川を初めて見た時に涙が出た」というほど思い入れがあったはずなのに、ご縁に導かれた大義で、新しい厳しい道を歩まれたのです。そして、耐え忍びながら中国の経済改革についての研究を深めて、晩年に中国から招聘されます。留学中も理不尽な体験をされたようですが、中国の国務院で何人かの「大人（たいじん）」に出会い、さらに研究を深められます。人の和でライフワークを築かれたのです。
　
　そして、大学退官後に、中国経済の研究者ながら、ビジネススクール新設への参画を求められたのも、先生の生き様を見ていた大学関係者とのご縁だったそうです。
　
　平野先生の教え子は、国会議員、学者、ジャーナリスト、経営者など各界で活躍しています。今も私の耳には「あなたが言いたいことを一言で言うと？」「なぜ？」という平野先生の問いかけが聞こえてきます。先生は、きっとご自身にも同じ問いかけを繰り返して、逆境の中でもアイディアを熟成させたのでしょう。「天の時、地の利、人の和」を大切にした独創的な生き方を、一人でも多くの若者に伝えていきたいのです。

Ａ．「天の時、地の利、人の和」を熟成させよ]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Q．自信のあるアイデアなのにうまく伝わらない</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">&rarr;Ａ．「天の時、地の利、人の和」を熟成させよ</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　起業家は、単にアイデアを思いつく人ではありません。ひらめきだけでは、成功できないことを良く知っているのです。アイデアを</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「天の時、地の利、人の和」</strong><span >を満たすまで熟成させ、戦略にまで昇華させる「粘り強い知情意の力」を兼ね備えています。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　達人たちは、どうやって、天の時、地の利、人の和を満たしていくのでしょうか？</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●ロックな教授の出会い</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　これまで私が出会って来た中で、最も先を見通した賢人は、慶應義塾大学経済学部時代のゼミの恩師、平野 絢子先生でした。平野先生のご専攻は「中国の経済改革」。日本の中国通の多くが、「毛沢東の文化大革命」を礼賛している時に、その問題点と進むべき経済の対内外解放政策を訴え続けていました。だからこそ、1978年に中国の大きな路線転換、現在の経済改革が始まった時に、人民日報の第一回の日本人留学生として招聘されたのです。そして、多くの人が中国の行方に懐疑的な中で、現在見られるような経済発展を予見されました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　しかし、多くの中国と縁がある日本人のように中国べったりにはなりません。先生は、土地利用権や株式の売買と一人っ子政策の大きな弊害も指摘され、予言通り、その副作用が中国を揺るがそうとしているのです。そして、平野先生は、慶應大学を退官された後は、作新学院大学院のビジネススクールの新設に参画されて、「企業の集権と分権の最適化」を新テーマに取り組まれました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　それから、地の利を活かす大切さも、平野先生から学びました。ご存知のように、中国の国務院は、日本の経済発展戦略に学び、そのメリットとデメリットを、日本の官僚以上に研究しています。ですから、マルクス主義経済学だけでなく、日本経済の最先端も同時に理解する人財が必要だったのでしょう。だから平野先生だったのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．「天の時、地の利、人の和」を熟成させよ</strong>]]></content>
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    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=27</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Ｑ25．公私混同のほうがうまくいく？]]></title>
    <updated>2013-06-18T10:14:00+09:00</updated>
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    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Q．公私混同のほうがうまくいく？

&rarr;Ａ．「ランチ道」を極めることからはじめよう

　起業家の多くは公私混同の達人です。といっても、仕事の利権を個人のために使うといった「悪い意味の公私混同」ではありません。「遊ぶように働き、働くように遊ぶ」達人なのです。
　達人は「真剣に遊びつつ、無意識に仕事のヒントを探す」「辛い仕事をしている時も、肩の力を抜いて遊び心を忘れない」人生を送っています。仕事をしながらも、会社を支えてくださる「お客様と同じ気持ち」になれる、素直な「私」の心を、いつも持ち合わせているのです。そして、不思議なことに、真剣に遊んでいる時ほど、経営者としての「公」の本能も活性化され、企業の未来を切り拓く「新商品・新サービス」がひらめくものです。さらに、ひらめきを形にする苦労や、新事業を広める苦労も、起業家にとっては「ゲーム」や「レジャー」と同じ楽しみなのです。

●地の利を活かした「ランチ道」を極めれば起業家力がアップ

　公私混同の入門として仕事場界隈の自腹「ランチ道」から始めてはいかがでしょう？　自己投資で、地の利を活かした「ランチ」を極めることで、起業家力がアップします。私の経営道の師、会社力研究所代表の長谷川和廣先生も、ご自身のお子さんへの帝王学として「舌を磨いた」とおっしゃっています。
　ベストセラー『社長のノート』シリーズで知られる国際派経営者の眼から見れば、洋の東西を問わず、一流の人物は味覚にも優れており、それは経営者としての感性にも比例しているということでしょう。
　
　私にとっての「ランチ道」入門は、社会人デビューした時の、つらいファミコンソフトの飛び込み営業の最中でした。見知らぬ街で、見知らぬ玩具店を探し出しては、厳しくあしらわれる中、唯一の楽しみはランチ。当時は、ラーメン好きでしたので、ひたすら、その街の美味しい店を見つけ出しては、ラーメンばかりを食べ歩きました。インターネットも情報誌も少ない時代ですから、まち歩きをしながら探します。不思議なもので「この店構えだと美味しそう」「この主人はこだわりがありそう」「この路地に美味しい店がありそう」というカンが少しずつ磨かれてくるのです。毎日、ラーメンを食べていると味覚が研ぎすまされ、ちょっとした味の違いにも敏感になります。

●繁盛店や店主の特別なオーラや見えない努力を感じ取る

　日興證券に転職してからも、銀座に近い地の利を活かして、「ランチ道」を極めることにしました。有名なお店から、路地裏の隠れ家まで、格安メニューを探しては、おひとりさまランチを楽しみます。日本一の高級グルメタウンですが、ランチタイムなら20代のサラリーマンでも手が届きますし、スーツ姿なら門前払いにはなりません。そこで「最高の味、最高のおもてなし」から、「親しみのある味、ほっとする店構え」まで、日本の食文化の奥深さの一端を見ることができました。そして、繁盛店とご主人や女将だけが持つ、特別なオーラや、見えない努力を感じ取れるようになりました。
　
　いよいよ、久米繊維に戻ってからは、会社界隈の墨田区周辺を食べ歩きました。
　実は、墨田区は、昔ながらの名店があるだけでなく、人口規模や立地の割には地価が安いこともあって、志と腕がある区外のオーナー料理人が、続々と店開きをしていました。エスニック料理から、蕎麦屋、カフェにいたるまで面白い店だらけなのです。意外にも、地元の経営者の先輩は、ご近所よりも、浅草、日本橋、銀座などに行ってしまうことが多いようでした。そして、情報誌も、東京スカイツリーが出来る前は、墨田区のことなど取り上げていなかったので、まさに未開の真空地帯だったのです。
　驚くことに、久米繊維にご来社された、ファッション業界やカタカナ職業のおしゃれな人ほど、路地裏の隠れ家的名店にご案内すると喜んでくれました。師匠の長谷川先生が看破されたように、センスの良い人ほど、人知れぬ美味しい店を紹介すると、私のセンスを認めてくださいます。その味が一流であればあるほど、久米繊維の商品も一流に見えるのです。さらに、私が、ネット・講演・コラムなどでご紹介した店が、口コミ、ネットコミで全国的な有名店になるという素晴らしい体験も味わえました。ご紹介した名店主が、久米繊維と商品を愛してくださることも大きな喜びでした。
　ありがたいことに、現在、私が全国の銘品名店の経営者と親しく交流し、ご一緒に商品開発やイベントができるのも、まち歩き観光の専門家として活躍できるのも、20代の時から、30年近く続けてきた、公私混同「ランチ道」のおかげなのです。

Ａ．「ランチ道」を極めることからはじめよう]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Q．公私混同のほうがうまくいく？</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">&rarr;Ａ．「ランチ道」を極めることからはじめよう</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　起業家の多くは公私混同の達人です。といっても、仕事の利権を個人のために使うといった「悪い意味の公私混同」ではありません。「遊ぶように働き、働くように遊ぶ」達人なのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　達人は「真剣に遊びつつ、無意識に仕事のヒントを探す」「辛い仕事をしている時も、肩の力を抜いて遊び心を忘れない」人生を送っています。仕事をしながらも、会社を支えてくださる「お客様と同じ気持ち」になれる、素直な「私」の心を、いつも持ち合わせているのです。そして、不思議なことに、</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">真剣に遊んでいる時ほど、経営者としての「公」の本能も活性化され、企業の未来を切り拓く「新商品・新サービス」がひらめく</strong><span >ものです。さらに、ひらめきを形にする苦労や、新事業を広める苦労も、起業家にとっては「ゲーム」や「レジャー」と同じ楽しみなのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●地の利を活かした「ランチ道」を極めれば起業家力がアップ</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　公私混同の入門として仕事場界隈の自腹「ランチ道」から始めてはいかがでしょう？　自己投資で、地の利を活かした「ランチ」を極めることで、起業家力がアップします。私の経営道の師、会社力研究所代表の長谷川和廣先生も、ご自身のお子さんへの帝王学として「舌を磨いた」とおっしゃっています。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　ベストセラー『社長のノート』シリーズで知られる国際派経営者の眼から見れば、洋の東西を問わず、一流の人物は味覚にも優れており、それは経営者としての感性にも比例しているということでしょう。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　私にとっての「ランチ道」入門は、社会人デビューした時の、つらいファミコンソフトの飛び込み営業の最中でした。見知らぬ街で、見知らぬ玩具店を探し出しては、厳しくあしらわれる中、唯一の楽しみはランチ。当時は、ラーメン好きでしたので、ひたすら、その街の美味しい店を見つけ出しては、ラーメンばかりを食べ歩きました。インターネットも情報誌も少ない時代ですから、まち歩きをしながら探します。不思議なもので「この店構えだと美味しそう」「この主人はこだわりがありそう」「この路地に美味しい店がありそう」というカンが少しずつ磨かれてくるのです。毎日、ラーメンを食べていると味覚が研ぎすまされ、ちょっとした味の違いにも敏感になります。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●繁盛店や店主の特別なオーラや見えない努力を感じ取る</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　日興證券に転職してからも、銀座に近い地の利を活かして、「ランチ道」を極めることにしました。有名なお店から、路地裏の隠れ家まで、格安メニューを探しては、おひとりさまランチを楽しみます。日本一の高級グルメタウンですが、ランチタイムなら20代のサラリーマンでも手が届きますし、スーツ姿なら門前払いにはなりません。そこで「最高の味、最高のおもてなし」から、「親しみのある味、ほっとする店構え」まで、日本の食文化の奥深さの一端を見ることができました。そして、繁盛店とご主人や女将だけが持つ、特別なオーラや、見えない努力を感じ取れるようになりました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　いよいよ、久米繊維に戻ってからは、会社界隈の墨田区周辺を食べ歩きました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　実は、墨田区は、昔ながらの名店があるだけでなく、人口規模や立地の割には地価が安いこともあって、志と腕がある区外のオーナー料理人が、続々と店開きをしていました。エスニック料理から、蕎麦屋、カフェにいたるまで面白い店だらけなのです。意外にも、地元の経営者の先輩は、ご近所よりも、浅草、日本橋、銀座などに行ってしまうことが多いようでした。そして、情報誌も、東京スカイツリーが出来る前は、墨田区のことなど取り上げていなかったので、まさに未開の真空地帯だったのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　驚くことに、久米繊維にご来社された、ファッション業界やカタカナ職業のおしゃれな人ほど、路地裏の隠れ家的名店にご案内すると喜んでくれました。師匠の長谷川先生が看破されたように、センスの良い人ほど、人知れぬ美味しい店を紹介すると、私のセンスを認めてくださいます。その味が一流であればあるほど、久米繊維の商品も一流に見えるのです。さらに、私が、ネット・講演・コラムなどでご紹介した店が、口コミ、ネットコミで全国的な有名店になるという素晴らしい体験も味わえました。ご紹介した名店主が、久米繊維と商品を愛してくださることも大きな喜びでした。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　ありがたいことに、現在、私が全国の銘品名店の経営者と親しく交流し、ご一緒に商品開発やイベントができるのも、まち歩き観光の専門家として活躍できるのも、20代の時から、30年近く続けてきた、公私混同「ランチ道」のおかげなのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．「ランチ道」を極めることからはじめよう</strong>]]></content>
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    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=26</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Ｑ24．社内の理解が得られない]]></title>
    <updated>2013-06-11T16:04:00+09:00</updated>
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    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Ｑ24．社内の理解が得られない

&rarr;Ａ．社内営業の戦略と戦術を練れば、道は開ける


　社内起業家は、社内営業が起業の第一歩であり、エネルギーの大半を使うことになると心得ています。もし、社内の理解が得られないとすれば、それは社内営業の戦略や戦術がまずかったということなのです。もし社内営業もできないのであれば、さらに難しいはずの新規事業における営業もうまくいかないでしょう。

●社内起業の成否は「社内営業」で９割決まる

　私も、日興證券時代に、社内営業の大切さを思い知りました。伝統的な大企業で新規事業に取り組む時には、エネルギーの７割、場合によっては９割を社内営業に使うこともあるのです。そこでへこたれたり、エネルギーを使い果たしてはなりません。
　まずは、直属の上司、同僚、部下の理解が不可欠です。しかし、２対６対２の原則によれば、理解ある上司に恵まれる確率はせいぜい２割です。私は、新規事業担当ということで、直属の上司には恵まれましたが、部門長は保守的な人が多かったのです。　
　例えば、ある支店で成績を挙げられて「Ｔｈｅ　証券会社の支店長」という考えと営業スタイルをお持ちだった亀村明さん（後に執行役員）が、営業開発部長として着任された時、いきなり私は「目の上のたんこぶ」のような状態になりました。
　ＡＩを使った投資相談という怪しい新規事業を進めようとしていただけでなく、私が定時に自転車でやって来て定時に帰るような異質な若造だったからです。聞けば、あの若造は、ベンチャーあがりで営業経験すらない！とわかれば頭に来ます。私は、経営者の息子として、早く来ても新聞を読んでいるだけ、ダラダラ仕事をして残業代を稼ぐだけの仕事ぶりが嫌いだったから、そうしていたのですが．．．今になってみれば、きっと扱いづらい社員だったでしょう。当然ながら、亀村さんと私の間に見えない火花が飛び散って、部長の顔を思い出すと、顔がヒクヒクするほどのストレスを抱えていました。

●「転機」を活かして「好機」に変える

　しかし、ある日、転機はやってきました。同部が主催する金融機関トップ向けセミナーでの社長のスピーチ原稿を書く仕事が、突然舞い込んだのです。亀村さんは、誰に頼むか迷ったあげく、私に白羽の矢を立てて下さいました。締めきりは、なんと明日です。この仕事に私は燃えました。その日は、ひとりオフィスに残って、ほぼ徹夜状態で原稿を仕上げました。そして、この原稿を社長が気に入ってくださったのです。　
　変な社員でも「やる時はやる」という心意気をお見せできた瞬間でした。それ以来、亀村さんは、私をかわいがってくださり、退社後にも年賀状などをくださるのです。もちろん、部内の私を見る目も変わったので、仕事がやりやすくなりました。
　さて、直属の上司や部下の理解が得られたら、今度は、会社のオピニオンリーダーやキーパーソンを探して、味方になってもらわなければなりません。大企業の中でも、会社の長期的な戦略を決められるオピニオンリーダーや、それを意思決定するキーパーソンは、ごくわずかです。社内の重要人物を、見つけ出すには、上司の情報力とネットワークが大切です。重要人物に会うために、誰からお願いして、どうやって会うかで結果が変わってくるからです。証券会社であれば、ある支店や本社部門時代に一緒に活躍したことや、仲人をした・された等という公使共々の人間関係を知ることが重要でした。同じ社内とは言え、一歩間違えば敵同士。仲のよい信頼できる人から話してもらい、一緒に会ってもらうことが、社内営業では成否に関わってくるのです。さらに、重要人物が会いたくなる社外の著名人＝新規事業の協力者＝に同席してもらうと良いでしょう。新規事業の重要性を、直接語ってもらえば一石二鳥です。

●根回しは「Ａｆｔｅｒ　Ｙｏｕの精神」「事前準備」が重要

　社内の重要人物の理解が得られたら、いよいよ根回しです。面倒で嫌だと思う人も多いかもしれませんが、根回しこそ、社内営業で一番大切なプロセスなのです。
　根回しで大切なのは、一般の営業と同様に「Ａｆｔｅｒ　Ｙｏｕの精神」「事前準備」です。
　新規事業の関係部門の部長の願いは何か、想像力を働かせて、その願いを叶える提案をしなければなりません。多くの場合、大企業の部長は、役員を目前にして「失敗をしたくない＝リスクは嫌だ」と考えています。しかし、リスクや面倒がなければ「手柄は欲しい＝新規事業に関わりたい」とも考えているはずです。
　
●「完璧」な企画書はダメ？

　その本音を理解しつつ、最後は、「私自身が、そして自分の部署とキーパーソンが責任を取る」と真剣に語ることが、信頼を勝ちうるプレゼンの見せ所になるでしょう。
　しかし、完璧な企画書を作って持参してはなりません。部長＝企画にケチをつける人＝できない理由を考える人＝であると場合も少なくないからです。完璧な企画書より、ケチをつける穴が見つかりやすい企画書の方が、コミュニケーションが弾みます。
「絶対に譲れない核心部」を外して、「誰でも見つかる改善案」が思い浮かぶ企画書を作ることが、社内営業における理想なのです。時には、「フォントが嫌い」「字が小さい」「四角のカドが丸い方がいい」などと枝葉末節を突っ込まれることもあるでしょう。そこで怒ってはいけません。「字を大きくすれば賛成」というメッセージなのです。
　
　さて、ここまでくれば会議は簡単です。企画書をプレゼンする時は、「この案は◎◎部長のアイディアをいただいて□□といたしました」と、根回しの時にいただいた各部門長の意見を盛り込むことが大切です。あたかも、共同出願の企画として発表することで賛成したくなります。そして、最後は、「みなさまの素晴らしいアイディアを活かして、私が責任をもってやりとげます」と熱く語りましょう。その上で、社内のオピニオンリーダーから、この新規事業の重要性を補足してもらうのです。会議の最後には、キーパーソンに「全面的にバックアップする」と締めてもらえば完璧です。
　まるで歌舞伎のような様式美＝これぞ社内起業家のデビューに欠かせない儀式です。

Ａ．社内営業の戦略と戦術を練れば、道は開ける]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ｑ24．社内の理解が得られない</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">&rarr;Ａ．社内営業の戦略と戦術を練れば、道は開ける</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　社内起業家は、社内営業が起業の第一歩であり、エネルギーの大半を使うことになると心得ています。もし、社内の理解が得られないとすれば、それは社内営業の戦略や戦術がまずかったということなのです。もし社内営業もできないのであれば、さらに難しいはずの新規事業における営業もうまくいかないでしょう。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●社内起業の成否は「社内営業」で９割決まる</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　私も、日興證券時代に、社内営業の大切さを思い知りました。</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">伝統的な大企業で新規事業に取り組む時には、エネルギーの７割、場合によっては９割を社内営業に使うこともある</strong><span >のです。そこでへこたれたり、エネルギーを使い果たしてはなりません。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　例えば、ある支店で成績を挙げられて「Ｔｈｅ　証券会社の支店長」という考えと営業スタイルをお持ちだった亀村明さん（後に執行役員）が、営業開発部長として着任された時、いきなり私は「目の上のたんこぶ」のような状態になりました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　ＡＩを使った投資相談という怪しい新規事業を進めようとしていただけでなく、私が定時に自転車でやって来て定時に帰るような異質な若造だったからです。聞けば、あの若造は、ベンチャーあがりで営業経験すらない！とわかれば頭に来ます。私は、経営者の息子として、早く来ても新聞を読んでいるだけ、ダラダラ仕事をして残業代を稼ぐだけの仕事ぶりが嫌いだったから、そうしていたのですが．．．今になってみれば、きっと扱いづらい社員だったでしょう。当然ながら、亀村さんと私の間に見えない火花が飛び散って、部長の顔を思い出すと、顔がヒクヒクするほどのストレスを抱えていました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　変な社員でも「やる時はやる」という心意気をお見せできた瞬間でした。それ以来、亀村さんは、私をかわいがってくださり、退社後にも年賀状などをくださるのです。もちろん、部内の私を見る目も変わったので、仕事がやりやすくなりました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　さて、直属の上司や部下の理解が得られたら、今度は、会社のオピニオンリーダーやキーパーソンを探して、味方になってもらわなければなりません。大企業の中でも、会社の長期的な戦略を決められるオピニオンリーダーや、それを意思決定するキーパーソンは、ごくわずかです。社内の重要人物を、見つけ出すには、上司の情報力とネットワークが大切です。重要人物に会うために、誰からお願いして、どうやって会うかで結果が変わってくるからです。証券会社であれば、ある支店や本社部門時代に一緒に活躍したことや、仲人をした・された等という公使共々の人間関係を知ることが重要でした。同じ社内とは言え、一歩間違えば敵同士。仲のよい信頼できる人から話してもらい、一緒に会ってもらうことが、社内営業では成否に関わってくるのです。さらに、重要人物が会いたくなる社外の著名人＝新規事業の協力者＝に同席してもらうと良いでしょう。新規事業の重要性を、直接語ってもらえば一石二鳥です。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●根回しは「Ａｆｔｅｒ　Ｙｏｕの精神」「事前準備」が重要</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">根回しで大切なのは、一般の営業と同様に「Ａｆｔｅｒ　Ｙｏｕの精神」「事前準備」</strong><span >です。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．社内営業の戦略と戦術を練れば、道は開ける</strong>]]></content>
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    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=25</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Ｑ23．自分ひとりでがんばってもムダですか？]]></title>
    <updated>2013-06-10T17:29:00+09:00</updated>
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    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Ｑ23．　自分ひとりでがんばってもムダですか？

Ａ．よそ者・わか者・ばか者の活躍が変化を起こす

　起業家は、自分ひとりでは何もできないことを知っています。同時に、自分ひとりのがんばりが、大きなキッカケと貴重なご縁を呼び込むことも良く知っています。
　ひとりでがんばる時のキーワードは「よそ者・わか者・ばか者」感覚です。この言葉を編み出したのは、西友での新規事業の体験をもとに、社会起業家として活躍する先輩、柳田公市さんです。柳田さんは、保守的な組織を内側から改革するのは難しいので「よそ者・わか者・ばか者」の活躍が大切だと看破されたのです。
　私も、若くして、地元墨田区の街おこしに関わることができました。柳田さんの至言を常に意識して、孤軍奮闘を続けてきたからこそ、今の私と生き甲斐があるのです。

●インターネットから「街おこし」

　私の「よそ者」感覚は、その経歴によるところが大きいでしょう。墨田区で生まれ育った三代目経営者ですが、２０代の私は、ファミコンゲームソフトメーカーや、証券会社で、ＩＴやソフトの仕事をしていて、地元の活動など何もしていませんでした。
　ところが、街おこしに関わるご縁は、予想もしないところから訪れました。私のネット仲間で、建築関係の教育や出版をしていた鈴木明先生が、菊川工業の経営者・宇津野和俊さんを引き連れて、弊社に見学にいらっしゃったのです。宇津野さんは、鈴木先生の協力で世界の名建築ガイドを出版した文化人経営者で、現在は世界中のアップルストアの金属建材を提供しています。私は、意気に感じて、中小企業にとってインターネットがいかに役立つツールであるか熱弁をふるったのです。
　すると後日、思いがけないことに、宇津野さんから、東京商工会議所墨田支部の役員になってほしいと請われたのです。当初は、情報サービス分科会の副会長を務め、ほどなくして新設されたＩＴ分科会長を拝命しました。ＩＴ業界とは無縁のＴシャツメーカーの経営者が、まさに「よそ者」として招かれたのです。なにせ分科会には、ＮＴＴや地元ケーブルテレビの幹部が、メンバーとして名前を連ねています。文系出身でＩＴの専門教育を受けたことがない私ですから、もちろんビビリました。
　しかし、私は、どうすれば中小企業がお金をかけずにインターネットを活用できるかを日々考え実践していましたし、同じように使いこなせる企業が増えることが、墨田区全体を盛り上げることを理解していました。そこで地元経営者向けに実践的なセミナーを重ねて十年。墨田区では、区内の要となる経営者、後継者から、自治体、団体幹部まで、みなさんがソーシャルメディアを使いこなすところまで進化したのです。

●４０歳そこそこでもまだまだ「わか者」

　そして、私は「わか者」として、墨田区を代表する経営者が十数名集まる役員会に毎月出席することになりました。何しろ、出席する先輩の多くは７０代〜６０代、若くても５０代でした。通常ならば、４０歳そこそこの私は、借りてきたネコのように静かにしているべきでしょう。しかし、東商墨田支部会長の高橋久雄さんは、「よそ者・わか者・ばか者」の重要性を心から理解していました。さらに、私が思い切った発言をするほど、他の先輩役員も喜んで賛同してくださることもわかりました。
　例えば、東京スカイツリーの構想が持ち上がった時に、墨田区長の山崎昇さんが、役員会に参加されました。その時に、「すみだ北斎美術館」と「メディアアート」についてお話をされたのです。その時、私は、世界中の美術館を見て回った「バカモノ」の一人として生意気な発言をしました。「中途半端なメディアアートは一度見ただけで飽きてしまう。それより北斎賞を作って、受賞作で地域ブランド商品を作り、イベントを開いた方が、地元が繁盛する」この私見に、区長も先輩方も賛成してくれました。
　それがきっかけとなって、私は、すみだ北斎美術館の名称やロゴを決める委員や、さらに、新設された墨田区観光協会の発起人理事に選ばれました。年齢は「わか者」経歴はアートや観光について「よそ者」で、私はふさわしくないかもしれません。しかし、私は、墨田区に異常な愛情を持つ「ばか者」です。これまでも「勝手に観光協会」として、久米繊維のお客様に、墨田区の文化の深さや、路地裏の面白さを案内し続けてきました。それが実を結んで、大きな仕事ができるようになったのです。

Ａ．よそ者・わか者・ばか者の活躍が変化を起こす]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ｑ23．　自分ひとりでがんばってもムダですか？</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．よそ者・わか者・ばか者の活躍が変化を起こす</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　起業家は、自分ひとりでは何もできないことを知っています。同時に、自分ひとりのがんばりが、大きなキッカケと貴重なご縁を呼び込むことも良く知っています。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">ひとりでがんばる時のキーワードは「よそ者・わか者・ばか者」感覚</strong><span >です。この言葉を編み出したのは、西友での新規事業の体験をもとに、社会起業家として活躍する先輩、柳田公市さんです。柳田さんは、保守的な組織を内側から改革するのは難しいので「よそ者・わか者・ばか者」の活躍が大切だと看破されたのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　私も、若くして、地元墨田区の街おこしに関わることができました。柳田さんの至言を常に意識して、孤軍奮闘を続けてきたからこそ、今の私と生き甲斐があるのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●インターネットから「街おこし」</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　私の「よそ者」感覚は、その経歴によるところが大きいでしょう。墨田区で生まれ育った三代目経営者ですが、２０代の私は、ファミコンゲームソフトメーカーや、証券会社で、ＩＴやソフトの仕事をしていて、地元の活動など何もしていませんでした。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　ところが、街おこしに関わるご縁は、予想もしないところから訪れました。私のネット仲間で、建築関係の教育や出版をしていた鈴木明先生が、菊川工業の経営者・宇津野和俊さんを引き連れて、弊社に見学にいらっしゃったのです。宇津野さんは、鈴木先生の協力で世界の名建築ガイドを出版した文化人経営者で、現在は世界中のアップルストアの金属建材を提供しています。私は、意気に感じて、中小企業にとってインターネットがいかに役立つツールであるか熱弁をふるったのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　すると後日、思いがけないことに、宇津野さんから、東京商工会議所墨田支部の役員になってほしいと請われたのです。当初は、情報サービス分科会の副会長を務め、ほどなくして新設されたＩＴ分科会長を拝命しました。ＩＴ業界とは無縁のＴシャツメーカーの経営者が、まさに「よそ者」として招かれたのです。なにせ分科会には、ＮＴＴや地元ケーブルテレビの幹部が、メンバーとして名前を連ねています。文系出身でＩＴの専門教育を受けたことがない私ですから、もちろんビビリました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　しかし、私は、どうすれば中小企業がお金をかけずにインターネットを活用できるかを日々考え実践していましたし、同じように使いこなせる企業が増えることが、墨田区全体を盛り上げることを理解していました。そこで地元経営者向けに実践的なセミナーを重ねて十年。墨田区では、区内の要となる経営者、後継者から、自治体、団体幹部まで、みなさんがソーシャルメディアを使いこなすところまで進化したのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●４０歳そこそこでもまだまだ「わか者」</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　そして、私は「わか者」として、墨田区を代表する経営者が十数名集まる役員会に毎月出席することになりました。何しろ、出席する先輩の多くは７０代〜６０代、若くても５０代でした。通常ならば、４０歳そこそこの私は、借りてきたネコのように静かにしているべきでしょう。しかし、東商墨田支部会長の高橋久雄さんは、「よそ者・わか者・ばか者」の重要性を心から理解していました。さらに、私が思い切った発言をするほど、他の先輩役員も喜んで賛同してくださることもわかりました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　例えば、東京スカイツリーの構想が持ち上がった時に、墨田区長の山崎昇さんが、役員会に参加されました。その時に、「すみだ北斎美術館」と「メディアアート」についてお話をされたのです。その時、私は、世界中の美術館を見て回った「バカモノ」の一人として生意気な発言をしました。「中途半端なメディアアートは一度見ただけで飽きてしまう。それより北斎賞を作って、受賞作で地域ブランド商品を作り、イベントを開いた方が、地元が繁盛する」この私見に、区長も先輩方も賛成してくれました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　それがきっかけとなって、私は、すみだ北斎美術館の名称やロゴを決める委員や、さらに、新設された墨田区観光協会の発起人理事に選ばれました。年齢は「わか者」経歴はアートや観光について「よそ者」で、私はふさわしくないかもしれません。しかし、私は、墨田区に異常な愛情を持つ「ばか者」です。これまでも「勝手に観光協会」として、久米繊維のお客様に、墨田区の文化の深さや、路地裏の面白さを案内し続けてきました。それが実を結んで、大きな仕事ができるようになったのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．よそ者・わか者・ばか者の活躍が変化を起こす</strong>]]></content>
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    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=24</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Q22． 困ったときに人の力を借りるのが苦手です]]></title>
    <updated>2013-06-07T09:30:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=24"/>
    <summary><![CDATA[Q． 困ったときに人の力を借りるのが苦手です

&rarr;Ａ．「Know HOW」よりも「Know WHO」が成功のカギ

　起業家は、自分の力だけで解決できることなどないことを知っています。そして、取り組む事業が新しければ新しいほど、困難であればあるほど、自分よりも知恵も実力もある人の力を結集できるかが「成功のカギ」であると心得ています。
　しかし、多くの人は、困ったときに人の力を借りることをためらいます。
　「こんなこともできないのかと笑われそう」というちっぽけなプライド、「自分の仕事は自分でやれと怒られそう」という恐怖心、「優秀な人は忙しくて手伝ってくれっこない」という決めつけやあきらめなどが、邪魔をするのでしょう。
　結局のところ、頼みやすい同僚や部下にお願いするか、下請け業者に丸投げしてしまうなど、安易でストレスのない方法に走るかもしれません。

●「自分のスキル」より「優秀な人材」を見つける

　私が日興證券時代に仕えた上司、笠榮一さん（故人）は、営業の天才としてお客様を魅了するだけではなく、社内のスペシャリストをまきこむ天才でもありました。
　笠さんは、高校を卒業後に日興證券に入社され、まずは、個人向け営業として頭角を現します。そして、トヨタの法人担当となって信頼を勝ち得て、空前の営業成績をあげられました。驚くことに、晩年は、当時トヨタの財務担当だった方に請われて、新設されたトヨタの関連会社の顧問にまでなるのです。
　高校卒業のキャリアしかなかった笠さんが、トヨタ銀行と称される金融強者を相手に信頼を勝ち得ることができた秘密は、お客様個人の心をつかめただけではありませんでした。社内外の達人を巻き込んで、積極的に協力してもらえたからなのです。
　まず、笠さんは、お客様の真のニーズを感じ取る力に長けていました。同時に、自分自身に解決するスキル（Know How）がない場合が多いこともわかっていました。そのかわり、お客様の問題を解決するのに、もっともふさわしい優秀な人材が誰か（Know Who）を調べて、知り尽くしていたのです。そして、笠さんに請われると、スペシャリストは、みんな喜んで全力で仕事を手伝ったのです。
　それはいったいなぜでしょうか？　もちろん、それが仕事ですし、トヨタが会社にとって大切なお客様だったこともあるでしょう。しかし、それだけではなかったのです。
　笠さんは、社外のお客様には、会社の経費で接待をしましたが、社内の優秀な若者たちには、自腹でおごって接待！をしていました。笠さんは、社内での地位と、実際のプロのスキルとが連動していないと理解していました。株の売り買いだけだった時代から、高度な数学＝金融工学を必要とする時代に変わっていたので、むしろ若いスタッフの中に知恵とスキルがある人がいると知っていたのです。異部門なのに、いつもかわいがってくださる先輩から、ある日こう言われたらどうでしょう。「トヨタから○○に一番詳しい人を連れてきてくれと言われたので、○○君、一緒に行ってくれるか？」、そして先方の偉い方の前で、「日興證券で一番○○に詳しい○○君をお連れしました」と言われたら、みなさんならどう感じますか？

●社内で一番○○に詳しい人を探して教えを

　私も、証券業界の知識はないかわりに、ファイナンシャルプランニングやITの知識があったこともあり、何度もおごっていただきました。そして、私にとってのお客様＝全国の支店長や課長の前で、やはり過分な紹介をいただいたのです。「笠さんのためなら、がんばって一番良い仕事をしなくては」と思わないはずがありません。
　これは、もちろん年下のみなさんでも応用できる方法です。社内で一番○○に詳しい人を探し出して、ランチをご一緒させてもらってください。懸命に教えをいただき、自分のやりたい事業について熱く語れば、きっとかわいがってくださるはずです。一緒に飲みに誘ってくださるかもしれません。そして、ここぞという時に言うのです。「私が今挑戦していることで壁にぶつかってしまいました。社内で一番○○に詳しい○○先輩のお知恵とお力をぜひお借りしたいのです。」
　きっと「かわいいやっちゃ」と大きな力を貸してくださることでしょう。
　ご恩返しは、自分が成長して、いつか大きな実績をあげることです。その時、心からのお礼を伝えましょう。いつか自分が教わったことを後輩たちに引き継ぎましょう。

Ａ．「Know HOW」よりも「Know WHO」が成功のカギ]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Q． 困ったときに人の力を借りるのが苦手です</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">&rarr;Ａ．「Know HOW」よりも「Know WHO」が成功のカギ</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　起業家は、自分の力だけで解決できることなどないことを知っています。そして、取り組む事業が新しければ新しいほど、困難であればあるほど、自分よりも知恵も実力もある人の力を結集できるかが「成功のカギ」であると心得ています。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　しかし、多くの人は、困ったときに人の力を借りることをためらいます。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　「こんなこともできないのかと笑われそう」というちっぽけなプライド、「自分の仕事は自分でやれと怒られそう」という恐怖心、「優秀な人は忙しくて手伝ってくれっこない」という決めつけやあきらめなどが、邪魔をするのでしょう。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　結局のところ、頼みやすい同僚や部下にお願いするか、下請け業者に丸投げしてしまうなど、安易でストレスのない方法に走るかもしれません。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●「自分のスキル」より「優秀な人材」を見つける</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　私が日興證券時代に仕えた上司、笠榮一さん（故人）は、営業の天才としてお客様を魅了するだけではなく、社内のスペシャリストをまきこむ天才でもありました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　笠さんは、高校を卒業後に日興證券に入社され、まずは、個人向け営業として頭角を現します。そして、トヨタの法人担当となって信頼を勝ち得て、空前の営業成績をあげられました。驚くことに、晩年は、当時トヨタの財務担当だった方に請われて、新設されたトヨタの関連会社の顧問にまでなるのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　高校卒業のキャリアしかなかった笠さんが、トヨタ銀行と称される金融強者を相手に信頼を勝ち得ることができた秘密は、お客様個人の心をつかめただけではありませんでした。社内外の達人を巻き込んで、積極的に協力してもらえたからなのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　まず、笠さんは、お客様の真のニーズを感じ取る力に長けていました。同時に、</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">自分自身に解決するスキル（Know How）がない場合が多いこともわかっていました。そのかわり、お客様の問題を解決するのに、もっともふさわしい優秀な人材が誰か（Know Who）を調べて、知り尽くしていた</strong><span >のです。そして、笠さんに請われると、スペシャリストは、みんな喜んで全力で仕事を手伝ったのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　それはいったいなぜでしょうか？　もちろん、それが仕事ですし、トヨタが会社にとって大切なお客様だったこともあるでしょう。しかし、それだけではなかったのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　笠さんは、社外のお客様には、会社の経費で接待をしましたが、社内の優秀な若者たちには、自腹でおごって接待！をしていました。笠さんは、社内での地位と、実際のプロのスキルとが連動していないと理解していました。株の売り買いだけだった時代から、高度な数学＝金融工学を必要とする時代に変わっていたので、むしろ若いスタッフの中に知恵とスキルがある人がいると知っていたのです。異部門なのに、いつもかわいがってくださる先輩から、ある日こう言われたらどうでしょう。「トヨタから○○に一番詳しい人を連れてきてくれと言われたので、○○君、一緒に行ってくれるか？」、そして先方の偉い方の前で、「日興證券で一番○○に詳しい○○君をお連れしました」と言われたら、みなさんならどう感じますか？</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●社内で一番○○に詳しい人を探して教えを</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　私も、証券業界の知識はないかわりに、ファイナンシャルプランニングやITの知識があったこともあり、何度もおごっていただきました。そして、私にとってのお客様＝全国の支店長や課長の前で、やはり過分な紹介をいただいたのです。「笠さんのためなら、がんばって一番良い仕事をしなくては」と思わないはずがありません。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　これは、もちろん年下のみなさんでも応用できる方法です。</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">社内で一番○○に詳しい人を探し出して、ランチをご一緒させてもらってください。</strong><span >懸命に教えをいただき、自分のやりたい事業について熱く語れば、きっとかわいがってくださるはずです。一緒に飲みに誘ってくださるかもしれません。そして、ここぞという時に言うのです。「私が今挑戦していることで壁にぶつかってしまいました。社内で一番○○に詳しい○○先輩のお知恵とお力をぜひお借りしたいのです。」</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．「Know HOW」よりも「Know WHO」が成功のカギ</strong>]]></content>
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    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=23</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Q21． 新しいことをやりたいんです]]></title>
    <updated>2013-06-04T17:02:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=23"/>
    <summary><![CDATA[Q． 新しいことをやりたいんです　

&rarr;Ａ．危機感を持った先進的リーダーに提案しよう

　起業家の大好物は、新しいこと＝簡単にはクリアできない困難なこと＝スキル向上や師匠とのご縁が期待できること＝達成時に大きな喜びが待っていることです。
　実は、大きくて伝統的な組織ほど、イノベーションが必要とされているのですが、逆に保守的になって新しいことを排除する風潮が見られます。だからといって諦めてはいけません。保守的な組織の方がトップに危機意識が強い場合が多く、新規事業のために新しい組織を作り、若い人も思い切って登用して打開しようとするからです。もしも、所属している組織では理解が得られなくとも、急増しているNPOなど外部の組織で、新しいことを実現するチャンスに恵まれることもあるのです。

●帝国データバンクのようなＮＰＯ版データベースを

　例えば、私がライフワークとしている日本最大の公益ネットワーク、日本財団の「CANPAN」が設立された時のことをご紹介しましょう。
　日本財団は、競艇の収益金の一部を、国内外の公的な事業の助成に活かす団体です。歴史でも規模でも日本を代表する組織ですが、会長の笹川陽平さんは、時代の潮流に合わせて「民が民を助ける新しい仕組み」が必要だと考えていました。政治家や役人に頼らず、心ある人が社会起業家となって公的な事業を興す。心ある企業や個人が、それを物心両面で支えていく。そんな新しい社会を構想していたのです。そんな矢先、インターネットが出現して、その流れを加速するのではないかと直観されたのです。
　この戦略的な新規事業を、当時財団の企画部長だった寺内昇さんが任されました。寺内さんとは、ソフト化経済センターのイベントで出会い、私の講演やネットでの発言や、メール道などの著作に注目してくださいました。そして、構想中のNPO向けデータベースやブログサービスについて助言を求められたのです。
　寺内さんの熱いご説明で、私は、すぐにこの事業の将来性や社会性を理解することができました。幸か不幸か、私は日本財団の職員でもNPO関係者でもなかったので、利害関係や先入観にとらわれない客観的な視点で、あるべき姿を提案いたしました。
　例えば、NPOの中には、立派な活動をしている団体もあれば、形骸化した団体もあります。さらには反社会勢力と繋がっている団体さえあります。ですから、個人も法人も、どこを信頼して応援していいかわからないのです。そこで、企業の信用情報を簡単にネットで調べられる「帝国データバンク」のような仕組みが必要だと提案しました。

●先進的なリーダーは新しい提案に耳を傾けてくれる

　また、NPO向けのブログでは、これまでの無料ブログサービスの常識を覆して、
１）実名を公開すること　
２）知的所有権は発信元の団体と個人に帰属すること　
３）収入を得るためのアフィリエイトリンクも自由にすること　
４）日本財団など公共広告以外は入れないこと　
５）寄付金や会費集めにも使えること　
　などを提言しました。
　驚くことに、私の提案の多くは採用されました。笹川会長も寺内部長も、部外者の若造＝私の意見に耳を傾けてくれたのです。さらに、この新ネットワークを運営するNPO法人CANPANセンターの理事にまで、私を抜擢してくださいました。こうして、私は、日本で初めての公的ネットワークの設立に参画することができたのです。
　それだけではありません。笹川会長は、拙著『ブログ道』も読んでくださり、自らブログを開設しました。NPOのリーダーが、現場でどんな活動をどんな想いで続けているか、自ら率先垂範で発信したのです。たとえ炎上しようとも、決して軸をぶらさず、時には赤裸々に、時にはユーモアを交えて、毎日ブログを書き続けたのです。
　それをお手本に、全国のNPOの先進的なリーダーたちも、現場の生き生きとした情報を発信し始めました。そして、大きな支援を集める成功事例も。次々に生まれました。例えば、第一回のCANPANブログ大賞を受賞したチャイルドケモハウスは、「夢の病院を作ろう」とCANPANを通じて呼びかけ、ついに夢を実現させました。
　「新しい酒は新しい革袋に入れよ」という諺の通り、改革を新しい組織や人財で行なおうとしているリーダーは必ずいます。この激動期には、自分が属する組織でも、ご縁のある身近な組織にも、新しいリーダーの出現が求められています。そんな潮流に乗って、新しいリーダーに新しい提案をして、若い知恵と力を存分に発揮しましょう。

Ａ．危機感を持った先進的リーダーに提案しよう]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Q． 新しいことをやりたいんです　</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">&rarr;Ａ．危機感を持った先進的リーダーに提案しよう</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　起業家の大好物は、新しいこと＝簡単にはクリアできない困難なこと＝スキル向上や師匠とのご縁が期待できること＝達成時に大きな喜びが待っていることです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　実は、</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">大きくて伝統的な組織ほど、イノベーションが必要とされているのですが、逆に保守的になって新しいことを排除する風潮</strong><span >が見られます。だからといって諦めてはいけません。保守的な組織の方がトップに危機意識が強い場合が多く、新規事業のために新しい組織を作り、若い人も思い切って登用して打開しようとするからです。もしも、所属している組織では理解が得られなくとも、急増しているNPOなど外部の組織で、新しいことを実現するチャンスに恵まれることもあるのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●帝国データバンクのようなＮＰＯ版データベースを</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　例えば、私がライフワークとしている日本最大の公益ネットワーク、日本財団の「CANPAN」が設立された時のことをご紹介しましょう。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　日本財団は、競艇の収益金の一部を、国内外の公的な事業の助成に活かす団体です。歴史でも規模でも日本を代表する組織ですが、会長の笹川陽平さんは、時代の潮流に合わせて「民が民を助ける新しい仕組み」が必要だと考えていました。政治家や役人に頼らず、心ある人が社会起業家となって公的な事業を興す。心ある企業や個人が、それを物心両面で支えていく。そんな新しい社会を構想していたのです。そんな矢先、インターネットが出現して、その流れを加速するのではないかと直観されたのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　この戦略的な新規事業を、当時財団の企画部長だった寺内昇さんが任されました。寺内さんとは、ソフト化経済センターのイベントで出会い、私の講演やネットでの発言や、メール道などの著作に注目してくださいました。そして、構想中のNPO向けデータベースやブログサービスについて助言を求められたのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　寺内さんの熱いご説明で、私は、すぐにこの事業の将来性や社会性を理解することができました。幸か不幸か、私は</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">日本財団の職員でもNPO関係者でもなかったので、利害関係や先入観にとらわれない客観的な視点で、あるべき姿を提案</strong><span >いたしました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　例えば、NPOの中には、立派な活動をしている団体もあれば、形骸化した団体もあります。さらには反社会勢力と繋がっている団体さえあります。ですから、個人も法人も、どこを信頼して応援していいかわからないのです。そこで、企業の信用情報を簡単にネットで調べられる「帝国データバンク」のような仕組みが必要だと提案しました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●先進的なリーダーは新しい提案に耳を傾けてくれる</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　また、NPO向けのブログでは、これまでの無料ブログサービスの常識を覆して、</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >１）実名を公開すること　</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >２）知的所有権は発信元の団体と個人に帰属すること　</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >３）収入を得るためのアフィリエイトリンクも自由にすること　</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >４）日本財団など公共広告以外は入れないこと　</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >５）寄付金や会費集めにも使えること　</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　などを提言しました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　驚くことに、私の提案の多くは採用されました。笹川会長も寺内部長も、部外者の若造＝私の意見に耳を傾けてくれたのです。さらに、この新ネットワークを運営するNPO法人CANPANセンターの理事にまで、私を抜擢してくださいました。こうして、私は、日本で初めての公的ネットワークの設立に参画することができたのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　それだけではありません。笹川会長は、拙著『ブログ道』も読んでくださり、自らブログを開設しました。NPOのリーダーが、現場でどんな活動をどんな想いで続けているか、自ら率先垂範で発信したのです。たとえ炎上しようとも、決して軸をぶらさず、時には赤裸々に、時にはユーモアを交えて、毎日ブログを書き続けたのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　それをお手本に、全国のNPOの先進的なリーダーたちも、現場の生き生きとした情報を発信し始めました。そして、大きな支援を集める成功事例も。次々に生まれました。例えば、第一回のCANPANブログ大賞を受賞したチャイルドケモハウスは、「夢の病院を作ろう」とCANPANを通じて呼びかけ、ついに夢を実現させました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　「新しい酒は新しい革袋に入れよ」という諺の通り、改革を新しい組織や人財で行なおうとしているリーダーは必ずいます。この激動期には、自分が属する組織でも、ご縁のある身近な組織にも、新しいリーダーの出現が求められています。そんな潮流に乗って、</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">新しいリーダーに新しい提案をして、若い知恵と力を存分に発揮しましょう</strong><span >。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．危機感を持った先進的リーダーに提案しよう</strong>]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=22</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Ｑ20．周りが消極的です]]></title>
    <updated>2013-06-03T18:22:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=22"/>
    <summary><![CDATA[Ｑ20．周りが消極的です

&rarr;Ａ．笑われても動いていれば理解者は必ず現れる

　総じて、日本の会社組織は保守的です。特に、企業規模が大きいほど、業績が安定しているほど、現状に安住する社員が増えてきます。いざ「前向きなリスク」をとろうとしても、組織のルールは厳しく、がんじがらめです。上司も、出世に響くような減点を恐れて、ハイリスクハイリターンの斬新な提案など快く思わないでしょう。
　しかし嘆いてばかりいてもしかたありません。「新しいことは誰もやりたがらない」のが普通だと心得て、「理解者ゼロからのスタート」が当たり前だと考えると気楽です。

●斬新な提案ほど、周りの反応も消極的になる

　私の人生のスタートは、当時ファミコンゲームソフトを企画開発していたイマジニアというベンチャー企業でした。第一次のブームが去る中で、神蔵孝之社長は、株式評論家の松本亨先生と出会い「株式必勝学というゲーム」を作ろうということになりました。この新企画は、社内でも「社長の気まぐれ」と冷ややかに受け止められていました。だからこそ、昼は営業をしている私が、夜には、たった４人の株式開発ゲームに加われたのです。
　そして、ある程度ゲームが出来たところで、営業に出かけるのですが「子供が株式ゲームなんてやりっこない」と、ほとんどの人が相手にもしてくれません。１０人に話せば８人か９人に笑われるか無視されるのです。しかしマスコミが賛否両論で取り上げてくれたこともあり、株式ゲームに見事にヒットして品切れ状態になりました。嘲笑したお店からも「商品を回してくれ」と懇願されたのです。
　このように、たとえベンチャー企業の創業者であっても、斬新な提案であればあるほど、周りの反応は消極的になるものです。ですから、心配せずとも、有意義な新提案であれば、同僚や上司の理解がなくとも、経営者や次世代のリーダーは、そして見る目のあるお客樣やマスコミは注目してくれるものなのです。

●社外の頭脳や勇気を借りて組織の壁を突破

　また、組織の壁を突破するには、社外の頭脳や勇気を借りることも重要です。社内では誰もが尻込みしたリスキーなプロジェクトも、社外の異業種勉強会の師匠や仲間たちの眼には、チャンスに満ちたものに見えるかもしれません（逆に、社内では評価された提案も、社外の達人に見せるとリスクだらけだったりします）。異業種の先輩経営者も、同じように組織の抵抗にあったはずです。リスクを突破した先輩たちから、社内の説得法も含めた実践的な助言や提案をいただけるでしょう。
　例えば、ゲーム会社の後、転職した日興證券では、ファイナンシャルプランナーを育てて、新しい営業スタイルを創造する仕事を担当しました。バブル全盛期ですから、社内も社外も「株を買えば儲かる」と浮かれていた時代です。当然、聴く耳を持たない人ばかりで、落ち込むばかりでした。しかし、社外のファイナンシャルプランナー養成講座で知り合った講師や他の金融機関の受講生と交流して世界が変わりました。これからは間違いなくファイナンシャルプランナーが重要になると確信できたのです。
　また、今の時代は、インターネットのコミュニティを有効活用すれば、お客様と直接つながることができます。興味のあるジャンルで仲間を作り、新しいアイディアについてさりげなく話して感触をつかむことができるのです。さらにオフ会などのイベントに参加して、お客様と直接話して、自分のアイディアの正しさを検証しましょう。

●社内のオピニオンリーダーとキーパーソンを探す

　こうして社外で知恵と知恵を手に入れたら、再び社内の説得に取りかかりましょう。
　ここで大切なのは、オピニオンリーダーとキーパーソン探しです。大組織でも、実は、重要な戦略を立案し意思決定をする人は、ごく限られた一部の人です。戦略家＝オピニオンリーダーは、社長室、経営企画などの企画セクションで、部長というより次長、課長クラスにいる場合が多いです。キーパーソンは、関係部署の部長クラスということが多いでしょう。誰がオピニオンリーダー、キーパーソンかは、上司や同僚はもちろん、社歴の長い女子社員に聞いてみれば、さほど苦労せずともわかります。
　重要人物が判ったら、いきなりプレゼンをするより、ご意見うかがいにでかけましょう。まずは自分自身を気に入ってもらうのです。企画を通すより、尊敬する先輩に助言をいただいて参加してもらうことが大切です。自分の提案ではなく、キーパーソンたちの意見を集約した提案にすることで、理解者を増やしながら前に進みましょう。

Ａ．笑われて動いていれば理解者は必ず現れる]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ｑ20．周りが消極的です</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">&rarr;Ａ．笑われても動いていれば理解者は必ず現れる</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　総じて、日本の会社組織は保守的です。特に、企業規模が大きいほど、業績が安定しているほど、現状に安住する社員が増えてきます。いざ「前向きなリスク」をとろうとしても、組織のルールは厳しく、がんじがらめです。上司も、出世に響くような減点を恐れて、ハイリスクハイリターンの斬新な提案など快く思わないでしょう。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　しかし嘆いてばかりいてもしかたありません。</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「新しいことは誰もやりたがらない」のが普通だと心得て、「理解者ゼロからのスタート」が当たり前だと考えると気楽</strong><span >です。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●斬新な提案ほど、周りの反応も消極的になる</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　私の人生のスタートは、当時ファミコンゲームソフトを企画開発していたイマジニアというベンチャー企業でした。第一次のブームが去る中で、神蔵孝之社長は、株式評論家の松本亨先生と出会い「株式必勝学というゲーム」を作ろうということになりました。この新企画は、社内でも「社長の気まぐれ」と冷ややかに受け止められていました。だからこそ、昼は営業をしている私が、夜には、たった４人の株式開発ゲームに加われたのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　そして、ある程度ゲームが出来たところで、営業に出かけるのですが「子供が株式ゲームなんてやりっこない」と、ほとんどの人が相手にもしてくれません。１０人に話せば８人か９人に笑われるか無視されるのです。しかしマスコミが賛否両論で取り上げてくれたこともあり、株式ゲームに見事にヒットして品切れ状態になりました。</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">嘲笑したお店からも「商品を回してくれ」と懇願された</strong><span >のです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　このように、たとえベンチャー企業の創業者であっても、斬新な提案であればあるほど、周りの反応は消極的になるものです。ですから、</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">心配せずとも、有意義な新提案であれば、同僚や上司の理解がなくとも、経営者や次世代のリーダーは、そして見る目のあるお客樣やマスコミは注目してくれる</strong><span >ものなのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●社外の頭脳や勇気を借りて組織の壁を突破</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　例えば、ゲーム会社の後、転職した日興證券では、ファイナンシャルプランナーを育てて、新しい営業スタイルを創造する仕事を担当しました。バブル全盛期ですから、社内も社外も「株を買えば儲かる」と浮かれていた時代です。当然、聴く耳を持たない人ばかりで、落ち込むばかりでした。しかし、社外のファイナンシャルプランナー養成講座で知り合った講師や他の金融機関の受講生と交流して世界が変わりました。これからは間違いなくファイナンシャルプランナーが重要になると確信できたのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　また、今の時代は、インターネットのコミュニティを有効活用すれば、お客様と直接つながることができます。興味のあるジャンルで仲間を作り、新しいアイディアについてさりげなく話して感触をつかむことができるのです。さらにオフ会などのイベントに参加して、お客様と直接話して、自分のアイディアの正しさを検証しましょう。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●社内のオピニオンリーダーとキーパーソンを探す</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　ここで</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">大切なのは、オピニオンリーダーとキーパーソン探し</strong><span >です。大組織でも、実は、重要な戦略を立案し意思決定をする人は、ごく限られた一部の人です。戦略家＝オピニオンリーダーは、社長室、経営企画などの企画セクションで、部長というより次長、課長クラスにいる場合が多いです。キーパーソンは、関係部署の部長クラスということが多いでしょう。誰がオピニオンリーダー、キーパーソンかは、上司や同僚はもちろん、社歴の長い女子社員に聞いてみれば、さほど苦労せずともわかります。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">重要人物が判ったら、いきなりプレゼンをするより、ご意見うかがいにでかけましょう</strong><span >。まずは自分自身を気に入ってもらうのです。企画を通すより、尊敬する先輩に助言をいただいて参加してもらうことが大切です。自分の提案ではなく、キーパーソンたちの意見を集約した提案にすることで、理解者を増やしながら前に進みましょう。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．笑われて動いていれば理解者は必ず現れる</strong>]]></content>
  </entry>
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    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=21</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Ｑ19．仮説はどうやって立てればいいのですか？]]></title>
    <updated>2013-05-28T16:05:00+09:00</updated>
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    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Q．仮説はどうやって立てればいいのですか？

&rarr;Ａ．原則として外れることを前提に「計画的失敗」のち「修正」

　新しい事業や商品を生み出す起業家は、アイディアあふれる仮説構築の達人だと思われがちです。しかし仮説立案には「試行錯誤の繰返し＝計画的失敗」が不可避です。

　１.不満や不便を感じて課題を見つけるための行動力
　２.課題を解決できる仮説を考えるための情報収集力
　３.課題をいったん忘れ、体験や出会いを重ねて「ひらめき」を待つ熟成力
　４.仮説を実行して失敗を重ねては、検証を繰り返す試行錯誤力

　なぜなら、「仮説は原則として外れるもの」で「思い込みの強い仮説ほど外れがち」だからです。試行錯誤を繰り返し、さまざまな失敗体験と、思いがけない出会いを通じて、仮説は修正され、磨き上げられ、やがて成功に近づいていくのです。
　例えば、私の著書の中で、最も多くの方に愛読されているロングセラー『「すぐやる！」技術（２０１３年６月現在、27刷20万部）」が誕生したプロセスを見れば、「いかに安易な自分の仮説があたらないか」「お客様やパートナーの助力が大切か」がよくわかります。

●明大での講義をもとに「起業論のテキスト」出版を目論んだものの&hellip;

　ことの始まりは、明治大学商学部教授の村田潔先生から、クリエイティブ・ビジネスコースの講師を拝命したことです。ベンチャービジネス論と起業プランニング論を教えられる経営者を探しているとのことで、二つ返事でお引き受けをいたしました。村田先生が語る社会的な意義に共鳴したからです。同時に、「明治大学なら、中小企業経営者のご子息が多いので、志も商売の基礎知識も兼ね備えているはず。教育効果が上がるはず」との仮説を抱いたからです。そして、当時からおつきあいのあった編集者で、日本実業出版社にお勤めだった佐藤聖一さんにも講義に参加していただきました。この講義をもとに「起業論のテキスト」を出版しようと目論んだからです。
　ところが、この仮説は大きく外れました。最初の講義に参加した約100名の学生のうち、「経営者のご子息」は、わずか数名しかいなかったのです。その上、起業論を志しながら、「あいさつもスピーチも苦手」「簿記の資格もない」「ドラッカーや松下幸之助の著作も読んでいない」という学生が大半でした。さらに「必ずしも起業を志しているわけでも、経営者になりたいわけでもない」と言うのです。何より哀しかったのは「好きなモノやコトを一年間ブログでお勧めする」という簡単な課題に対し、「好きなモノがない」「一年間も書くネタがない」と脱落する学生が続出したことです。
　ということで、私の仮説は大きく外れました。当然ながら、講義の内容も、出版予定だった本の中身も、大幅な変更を余儀なくされました。しかし、手を抜くわけにはいきません。受講生たちの声に耳を傾け「何が望まれ、何が必要とされているか」を感じ取りながら、等身大の講義を続けていきました。最後まで完走してくれた学生は、わずか10名あまりに減ってしまいましたが、なんとか満足のいく講義ができました。

●イマドキの若者の現実を目にした編集者からの企画提案

　そして一年を終えたところで、ずっと講義に参加してくださった編集者の佐藤さんが、なんと書籍の企画案をもってきてくれました。それは、若者たちが一歩前に踏み出しすための自己啓発本の原案でした。講義中、私がアドリブで学生たちに叱咤激励する言葉に感動してくれた佐藤さんが、その内容を箇条書きにして章立てしてくれたのです。それは、私の思い込み仮説による企画「志の高い起業家志望の若者向けの実業テキスト」ではありませんでした。イマドキの若者の現実を目にした佐藤さんの実感にもとづく企画『考えすぎて動けない人のための「すぐやる！」技術』だったのです。
　もともと現場主義の私は、自己啓発本が好きではなく、書く気もありませんでした。しかし、１年間の講義で目の当たりした現実と、佐藤さんの真剣なまなざしに、私は動かされました。さっそく佐藤さんの名リードのもと、ブログを使った公開執筆を始めました。学生たちにネット連載の見本を見せたかったのと、同じやり方で旧著『メール道』がアマゾンの販売ランキング総合２位になったのを思い出したからです。
　いざ出版されると、予想を超えることが次々に起こりました。学生や若者向けの本のつもりが、経営者や管理職、さらには理系やIT系のエンジニアの方々にも愛読されたのです。「仮説は外れる。現実に即して修正を続けよ」と現実から学んだのです。

Ａ．原則として外れることを前提に「計画的失敗」のち「修正」

【バックナンバー】

	
		Ｑ01．起業家にとって一番大切なことは？
	
		Ｑ02．そもそもリスクとはどういうものでしょうか？
	
		Ｑ03．「リスク」をとったらどんな変化がありますか？
	
		Ｑ04．「リスク」と「リターン」を見極めるコツは？
		Ｑ05．「リスク」をとって得られる最大の学びは？
		Ｑ06．「リスク」をとると人間関係はどう変わる？
		Ｑ07．なんのために「リスク」を背負うのですか？

Q08．若くて経験もなくて不安です
Ｑ09．失敗するのが怖い
Ｑ10．部下がいないうちは大きなことに挑戦できない？
Ｑ11．自分の力不足をさらけ出すのが怖い
Ｑ12．人から笑われるのが怖いんです
Ｑ13．「とるべきリスク」とはどんなものですか？　
Ｑ14．もっと大きな仕事をしたい
Ｑ15．未来を見通す目がほしい
Ｑ16．すぐに現状に満足してしまう
Ｑ17．付き合う人の幅を広げたい
Ｑ18．人と違った情報が得たい
]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
<br />
<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Q．仮説はどうやって立てればいいのですか？</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">&rarr;Ａ．原則として外れることを前提に「計画的失敗」のち「修正」</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　新しい事業や商品を生み出す起業家は、アイディアあふれる仮説構築の達人だと思われがちです。しかし仮説立案には「試行錯誤の繰返し＝計画的失敗」が不可避です。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">　１.不満や不便を感じて課題を見つけるための行動力</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">　２.課題を解決できる仮説を考えるための情報収集力</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">　３.課題をいったん忘れ、体験や出会いを重ねて「ひらめき」を待つ熟成力</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">　４.仮説を実行して失敗を重ねては、検証を繰り返す試行錯誤力</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　なぜなら、「仮説は原則として外れるもの」で「思い込みの強い仮説ほど外れがち」だからです。試行錯誤を繰り返し、さまざまな失敗体験と、思いがけない出会いを通じて、仮説は修正され、磨き上げられ、やがて成功に近づいていくのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　例えば、私の著書の中で、最も多くの方に愛読されているロングセラー『「すぐやる！」技術（２０１３年６月現在、27刷20万部）」が誕生したプロセスを見れば、「いかに安易な自分の仮説があたらないか」「お客様やパートナーの助力が大切か」がよくわかります。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●明大での講義をもとに「起業論のテキスト」出版を目論んだものの&hellip;</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　ことの始まりは、明治大学商学部教授の村田潔先生から、クリエイティブ・ビジネスコースの講師を拝命したことです。ベンチャービジネス論と起業プランニング論を教えられる経営者を探しているとのことで、二つ返事でお引き受けをいたしました。村田先生が語る社会的な意義に共鳴したからです。同時に、「明治大学なら、中小企業経営者のご子息が多いので、志も商売の基礎知識も兼ね備えているはず。教育効果が上がるはず」との仮説を抱いたからです。そして、当時からおつきあいのあった編集者で、日本実業出版社にお勤めだった佐藤聖一さんにも講義に参加していただきました。この講義をもとに「起業論のテキスト」を出版しようと目論んだからです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　ところが、この仮説は大きく外れました。最初の講義に参加した約100名の学生のうち、「経営者のご子息」は、わずか数名しかいなかったのです。その上、起業論を志しながら、「あいさつもスピーチも苦手」「簿記の資格もない」「ドラッカーや松下幸之助の著作も読んでいない」という学生が大半でした。さらに「必ずしも起業を志しているわけでも、経営者になりたいわけでもない」と言うのです。何より哀しかったのは「好きなモノやコトを一年間ブログでお勧めする」という簡単な課題に対し、「好きなモノがない」「一年間も書くネタがない」と脱落する学生が続出したことです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　ということで、私の仮説は大きく外れました。当然ながら、講義の内容も、出版予定だった本の中身も、大幅な変更を余儀なくされました。しかし、手を抜くわけにはいきません。受講生たちの声に耳を傾け「何が望まれ、何が必要とされているか」を感じ取りながら、等身大の講義を続けていきました。最後まで完走してくれた学生は、わずか10名あまりに減ってしまいましたが、なんとか満足のいく講義ができました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●イマドキの若者の現実を目にした編集者からの企画提案</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　そして一年を終えたところで、ずっと講義に参加してくださった編集者の佐藤さんが、なんと書籍の企画案をもってきてくれました。それは、若者たちが一歩前に踏み出しすための自己啓発本の原案でした。講義中、私がアドリブで学生たちに叱咤激励する言葉に感動してくれた佐藤さんが、その内容を箇条書きにして章立てしてくれたのです。それは、私の思い込み仮説による企画「志の高い起業家志望の若者向けの実業テキスト」ではありませんでした。イマドキの若者の現実を目にした佐藤さんの実感にもとづく企画『考えすぎて動けない人のための「すぐやる！」技術』だったのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　もともと現場主義の私は、自己啓発本が好きではなく、書く気もありませんでした。しかし、１年間の講義で目の当たりした現実と、佐藤さんの真剣なまなざしに、私は動かされました。さっそく佐藤さんの名リードのもと、ブログを使った公開執筆を始めました。学生たちにネット連載の見本を見せたかったのと、同じやり方で旧著『メール道』がアマゾンの販売ランキング総合２位になったのを思い出したからです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　いざ出版されると、予想を超えることが次々に起こりました。学生や若者向けの本のつもりが、経営者や管理職、さらには理系やIT系のエンジニアの方々にも愛読されたのです。</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「仮説は外れる。現実に即して修正を続けよ」と現実から学んだ</strong><span >のです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．原則として外れることを前提に「計画的失敗」のち「修正」</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >【バックナンバー】</span><br />
<div>
	<div>
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/&amp;blog_id=7&amp;id=2">Ｑ01．起業家にとって一番大切なことは？</a></div>
	<div>
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/&amp;blog_id=7&amp;id=3">Ｑ02．そもそもリスクとはどういうものでしょうか？</a></div>
	<div>
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=5">Ｑ03．「リスク」をとったらどんな変化がありますか？</a></div>
	<div>
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=5">Ｑ04．「リスク」と「リターン」を見極めるコツは？</a><br />
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=7">Ｑ05．「リスク」をとって得られる最大の学びは？</a><br />
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=8">Ｑ06．「リスク」をとると人間関係はどう変わる？</a><br />
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=9">Ｑ07．なんのために「リスク」を背負うのですか？</a></div>
</div>
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=10">Q08．若くて経験もなくて不安です</a><br />
<a href="http://blog.canpan.info/book-njg/archive/13">Ｑ09．失敗するのが怖い</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=12">Ｑ10．部下がいないうちは大きなことに挑戦できない？</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=13">Ｑ11．自分の力不足をさらけ出すのが怖い</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=14">Ｑ12．人から笑われるのが怖いんです</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=15">Ｑ13．「とるべきリスク」とはどんなものですか？</a>　<br />
<span ><a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=16">Ｑ14．もっと大きな仕事をしたい</a></span><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=17">Ｑ15．未来を見通す目がほしい</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=18">Ｑ16．すぐに現状に満足してしまう</a><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=19"><font color="#000000" face="Verdana"><span >Ｑ17．付き合う人の幅を広げたい</span></font></a><br />
<span ><a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=20">Ｑ18．人と違った情報が得たい</a></span><br />
<br />]]></content>
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    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=20</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Q18．人と違った情報が得たい]]></title>
    <updated>2013-05-27T10:09:00+09:00</updated>
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    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Q．人と違った情報が得たい

&rarr;Ａ．パラボラ力&times;ズーム力を最大化する

　起業家と小勤め人の大きな違いは、新しく役に立つ情報をキャッチする「パラボラ力」と、それをビジネスや人生に活かせるまで観察し続ける「ズーム力」でしょう。社内情報や、マスメディアに頼っているだけでは、人と違った情報をキャッチすることはできません。インターネットは有効な手段ではあるものの、それだけでは、事業計画のヒントとなる、現場情報も達人の声も入ってこないのです。

１．師匠を探して勉強会に参加しよう。質問と発言をしよう

　私が最も「人と違った情報」に接することができたのは、社団法人ソフト化経済センターのソフト化賞選考委員会でした。ソフト化経済センターは、日本で最初に「ソフト」の価値を提唱した、わが師 日下公人先生が設立したシンクタンクです。ソフト化賞は、日本の進むべき未来を示す「先端的でソフトな試み」を表彰する賞でした。
　当時、ソフト化経済センターの客員研究員だった私も、幸運にも、その審査委員の一人に選ばれました。そこでは、自分のネットワークの中から、ソフト化賞にふさわしい候補を探し出して推薦するのです。シンクタンクの主任研究員、出版社の編集長、フリーのライター、ベンチャー起業家など、異業種の精鋭が探し出しくる企業や団体は、それぞれ個性的な候補ばかりでした。
　それだけでも、私にとっては大いに勉強になりました。委員のみなさんが、どんなルートで、どんな視点で探し出してくるか、審査委員会で知ることができたからです。
　しかし、日下公人先生は、いつでも「もっとあやしいものを選んでくるように」審査委員に助言するのです。つまり、今の時点で「新しい」「面白い」と感じる程度だと、すぐに古くなってしまう。今はまだ「あやしい」と思えるぐらいで、ちょうど良い。それこそ、10年後、20年後に花開く「新しいソフト」だというのです。
　そこで、もともと「パラボラ力」の高かった審査委員のみなさんは、日下先生のリクエストに応じて、もっと思い切り「あやしい」ものを探し出したのです。それから、10年ほどたって受賞作を振り返ると、たとえば、葉っぱビジネスの「いろどり」にしろ、東京電力の子会社「日本自然エネルギー」にしろ、当時こそあやしく見えたものの、今や、日本が進むべき道を示しているように思えるのです。

２．現場に行って現場の達人と会おう。お客様の気持ちで考えよう

　ソフト化賞の選考委員会で驚いたのは、みなさんが徹底した現場主義者だったことでした。既に、インターネットも普及していましたが、自分の目で確かめたものを中心に推薦していたのです。ジャンルこそ異なれ、全員に共通していたことは、自分の本業を極めながら興味の対象を広げ、面白いと思ったら実際に現場を訪ね、当事者に会っているということでした。どなたも、自分の目で見て、肌で感じたもの以外は、信用しないという信念を持っていたのです。これこそが真のプロ精神でしょう。徹底した現場主義を学んだことで、情報を凝視する「ズーム力」が身に付くのです。
　私は、地元墨田区をはじめ地域おこしのお手伝いをしていますが、まずは、お客様の気持ちで、先入観なしに現地を訪ねることから始めます。そして、ご当地で一番元気な人たちにあって、親しくお話をしながら質問を繰り返します。私にとって重要な情報を聞き出したいからです。それは「現地の人が楽しんでいるのに、多くの人が知らないこと」「私が魅力だと感じてるのに、現地の人が気付いていないこと」です。　　
　つまり、起業家に必要な情報とは、現地で見つけた「ギャップ」なのです。

３．生涯役立つ自分だけの教科書＝古典からマンガまでを探そう、読み返そう

　ベストセラーの流行書ばかり読んでいても独創的にはなれません。大切なのは、師匠が書いた本と、師匠が勧める教科書です。例えば、日下公人先生の本を十冊以上読んだ人と読んだことがない人では、世界の見え方が変わってくるはずです。そして、日下先生に教わった「ロジャースの普及理論」や「ポケモン」にふれたことで、「ソフト化賞は、なるべくあやしいものから選べ」という言葉の真意も判ってきました。古典から学んだ知恵をもって、徹底した現場主義に徹すれば、人と違う情報が見えてくるのです。

Ａ．パラボラ力&times;ズーム力を最大化する

【バックナンバー】

	
		Ｑ01．起業家にとって一番大切なことは？
	
		Ｑ02．そもそもリスクとはどういうものでしょうか？
	
		Ｑ03．「リスク」をとったらどんな変化がありますか？
	
		Ｑ04．「リスク」と「リターン」を見極めるコツは？
		Ｑ05．「リスク」をとって得られる最大の学びは？
		Ｑ06．「リスク」をとると人間関係はどう変わる？
		Ｑ07．なんのために「リスク」を背負うのですか？

Q08．若くて経験もなくて不安です
Ｑ09．失敗するのが怖い
Ｑ10．部下がいないうちは大きなことに挑戦できない？
Ｑ11．自分の力不足をさらけ出すのが怖い
Ｑ12．人から笑われるのが怖いんです
Ｑ13．「とるべきリスク」とはどんなものですか？　
Ｑ14．もっと大きな仕事をしたい
Ｑ15．未来を見通す目がほしい
Ｑ16．すぐに現状に満足してしまう
Ｑ17．付き合う人の幅を広げたい]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Q．人と違った情報が得たい</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">&rarr;Ａ．パラボラ力&times;ズーム力を最大化する</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　起業家と小勤め人の大きな違いは、新しく役に立つ情報をキャッチする「パラボラ力」と、それをビジネスや人生に活かせるまで観察し続ける「ズーム力」でしょう。社内情報や、マスメディアに頼っているだけでは、人と違った情報をキャッチすることはできません。インターネットは有効な手段ではあるものの、それだけでは、事業計画のヒントとなる、現場情報も達人の声も入ってこないのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">１．師匠を探して勉強会に参加しよう。質問と発言をしよう</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　私が最も「人と違った情報」に接することができたのは、社団法人ソフト化経済センターのソフト化賞選考委員会でした。ソフト化経済センターは、日本で最初に「ソフト」の価値を提唱した、わが師 日下公人先生が設立したシンクタンクです。ソフト化賞は、日本の進むべき未来を示す「先端的でソフトな試み」を表彰する賞でした。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　当時、ソフト化経済センターの客員研究員だった私も、幸運にも、その審査委員の一人に選ばれました。そこでは、自分のネットワークの中から、ソフト化賞にふさわしい候補を探し出して推薦するのです。シンクタンクの主任研究員、出版社の編集長、フリーのライター、ベンチャー起業家など、異業種の精鋭が探し出しくる企業や団体は、それぞれ個性的な候補ばかりでした。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　それだけでも、私にとっては大いに勉強になりました。委員のみなさんが、どんなルートで、どんな視点で探し出してくるか、審査委員会で知ることができたからです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　しかし、日下公人先生は、いつでも「もっとあやしいものを選んでくるように」審査委員に助言するのです。つまり、</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">今の時点で「新しい」「面白い」と感じる程度だと、すぐに古くなってしまう。今はまだ「あやしい」と思えるぐらいで、ちょうど良い</strong><span >。それこそ、10年後、20年後に花開く「新しいソフト」だというのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　そこで、もともと「パラボラ力」の高かった審査委員のみなさんは、日下先生のリクエストに応じて、もっと思い切り「あやしい」ものを探し出したのです。それから、10年ほどたって受賞作を振り返ると、たとえば、葉っぱビジネスの「いろどり」にしろ、東京電力の子会社「日本自然エネルギー」にしろ、当時こそあやしく見えたものの、今や、日本が進むべき道を示しているように思えるのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">２．現場に行って現場の達人と会おう。お客様の気持ちで考えよう</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　ソフト化賞の選考委員会で驚いたのは、みなさんが徹底した現場主義者だったことでした。既に、インターネットも普及していましたが、自分の目で確かめたものを中心に推薦していたのです。ジャンルこそ異なれ、全員に共通していたことは、</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">自分の本業を極めながら興味の対象を広げ、面白いと思ったら実際に現場を訪ね、当事者に会っている</strong><span >ということでした。どなたも、自分の目で見て、肌で感じたもの以外は、信用しないという信念を持っていたのです。これこそが真のプロ精神でしょう。徹底した現場主義を学んだことで、情報を凝視する「ズーム力」が身に付くのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　私は、地元墨田区をはじめ地域おこしのお手伝いをしていますが、まずは、お客様の気持ちで、先入観なしに現地を訪ねることから始めます。そして、ご当地で一番元気な人たちにあって、親しくお話をしながら質問を繰り返します。私にとって重要な情報を聞き出したいからです。それは「現地の人が楽しんでいるのに、多くの人が知らないこと」「私が魅力だと感じてるのに、現地の人が気付いていないこと」です。　　</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">３．生涯役立つ自分だけの教科書＝古典からマンガまでを探そう、読み返そう</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　ベストセラーの流行書ばかり読んでいても独創的にはなれません。大切なのは、師匠が書いた本と、師匠が勧める教科書です。例えば、日下公人先生の本を十冊以上読んだ人と読んだことがない人では、世界の見え方が変わってくるはずです。そして、日下先生に教わった「ロジャースの普及理論」や「ポケモン」にふれたことで、「ソフト化賞は、なるべくあやしいものから選べ」という言葉の真意も判ってきました。</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">古典から学んだ知恵をもって、徹底した現場主義に徹すれば、人と違う情報が見えてくる</strong><span >のです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．パラボラ力&times;ズーム力を最大化する</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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【バックナンバー】<br />
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		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/&amp;blog_id=7&amp;id=2">Ｑ01．起業家にとって一番大切なことは？</a></div>
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		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=5">Ｑ04．「リスク」と「リターン」を見極めるコツは？</a><br />
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=7">Ｑ05．「リスク」をとって得られる最大の学びは？</a><br />
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=8">Ｑ06．「リスク」をとると人間関係はどう変わる？</a><br />
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=9">Ｑ07．なんのために「リスク」を背負うのですか？</a></div>
</div>
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=10">Q08．若くて経験もなくて不安です</a><br />
<a href="http://blog.canpan.info/book-njg/archive/13">Ｑ09．失敗するのが怖い</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=12">Ｑ10．部下がいないうちは大きなことに挑戦できない？</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=13">Ｑ11．自分の力不足をさらけ出すのが怖い</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=14">Ｑ12．人から笑われるのが怖いんです</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=15">Ｑ13．「とるべきリスク」とはどんなものですか？</a>　<br />
<span ><a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=16">Ｑ14．もっと大きな仕事をしたい</a></span><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=17">Ｑ15．未来を見通す目がほしい</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=18">Ｑ16．すぐに現状に満足してしまう</a><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=19"><font color="#000000" face="Verdana"><span >Ｑ17．付き合う人の幅を広げたい</span></font></a>]]></content>
  </entry>
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    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=19</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Ｑ17．つきあう人の幅を広げたい]]></title>
    <updated>2013-05-24T12:53:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=19"/>
    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Ｑ．つきあう人の幅を広げたい

&rarr;Ａ．生涯の師を３人見つける

　その人の「これまでの生き方」と「これからの可能性」は、深くおつきあいしている人たちを見ればわかります。これまでのキャリアを通じ、そこで出会える最高の人たちと公私共に交流している人もいれば、公私を分けてご縁が広がらない人もいます。現在の職場は、決して、ただ給料をもらう場所ではありません。自分のスキルを磨く修行の場であると同時に、将来、もっと大きな夢を実現するための師匠やパートナーを見つける場所なのです。ですから、私の明治大学商学部の講義では、「選ばれる自分になる。生涯の師やパートナーに出会う。認められる。」と毎回唱和するのです。　
　例えば、私が日興證券で働いた20代後半の５年間には、まったく異なる知見と経験を持つ「３人の素晴らしい師匠」に出会うことができました。

●そうそう出会えない達人たちの出会いをくれた師匠

　まず、イマジニア時代の元上司で、私を日興證券に誘ってくださった神戸孝さんは、今や、日本を代表する独立系ファイナンシャル・プランナー（FP）として、マスメディアや講演活動でも大活躍をされています。若輩の私に、相続・診断システムの企画開発という大きなチャンスをくださり、私の人生を切り開いてくれた大恩人です。
　神戸さんは、ベンチャー企業のイマジニアで働く前は、三菱銀行で銀行マンとして活躍されていました。そこで、銀行と証券の両方の知識を持ち、なおかつ、いち早くFPの重要性を理解されていました。ですから、会社の枠を超えて、銀行、証券、保険、不動産、税理士、コンサルタントなどとのネットワークを広げて、様々な勉強会や集まりにも、私をよく連れて行ってくださいました。だからこそ、私は、一つの業態、一つの会社にいたら、どんなに頑張っても出会えない素晴らしい達人たちの生き方や考え方に触れることができたのです。何より、神戸さん独自の、十年先を見据えた柔軟で幅広い発想と、社内外からスペシャリストを集めるネットワーク力が、新しい事業を起こす起業家として求められる「資質」だと体感できました。

●冷静に未来を予見する「あるべき経営者の姿」を教えてくれた師匠

　それから、日興證券でFP事業を企画した、当時 社長室次長、稲葉 喜一さんとの出逢いも、私にとってかけがえのないものです。稲葉さんは、その後、日興アセットマネジメントの常務を務められ、今はネットなどで投資家教育をされています。
　稲葉さんは、株が大好きだった企業経営者のお父様から「どうすれば儲けられるか」というミッションを受けて、日興證券に入社したそうです。東大を卒業後、米国のビジネススクールでも学ばれ、証券会社では一貫して経営企画・営業企画を歴任されていました。まさに日興證券の頭脳として活躍されていた稲葉さんからは、金融ビッグバンやインターネットの普及で、金融機関がどのようにいかに激変するかというヴィジョンを教えていただきました。バブルで誰もが浮かれている中で、冷静に未来を予見する「あるべき経営者の姿」を、稲葉さんから学んだのです。さらに、大きな組織では「面従腹背」で「自己保身」に走る中間管理職が増えるか、それを変えるのが難しいかということも教わりました。何より、経営者となる私に役立ったのは、日本人の常識を超える経営者目線での「金融市場の見方、投資の方法、金融機関との付き合い方」を学べたことです。稲葉さんとご一緒に、「証券会社が教えない危ないネット取引、上手いネット取引」という本を執筆したことも忘れられません。

●「かわいいやっちゃ」と思われるコミュニケーション術の師匠

　それから、同じ部門で支店とのパイプ役を果たされた笠榮一さんからは、営業の極意を学びました。笠さんは、個人営業を皮切りに、トヨタなどの法人営業で驚くべき成績を挙げられ、後に監査法人トーマツの顧問などを歴任されました。
　笠さんからは「営業は会う前に７割が決まる、お客様個人の好きなものごとがわかれば半分終わったも同じ」と教わりました。私が講演で伝える「かわいいやっちゃ」と思われるコミュニケーション術は笠さんから学んだのです。最初にお客様になってくださった方と最晩年まで個人的につきあう「情の深さ」に感動し、時には富士山頂から数百枚の暑中見舞いはがきを出す「遊び心」と「見えない努力」に驚いたのです。
　日興證券で出会った３人の師匠と、家族ぐるみのおつきあいができたことが、私の喜びであり誇りです。起業家になるための大きな財産だと心から感謝しているのです。

Ａ．生涯の師を３人見つける

【バックナンバー】

	
		Ｑ01．起業家にとって一番大切なことは？
	
		Ｑ02．そもそもリスクとはどういうものでしょうか？
	
		Ｑ03．「リスク」をとったらどんな変化がありますか？
	
		Ｑ04．「リスク」と「リターン」を見極めるコツは？
		Ｑ05．「リスク」をとって得られる最大の学びは？
		Ｑ06．「リスク」をとると人間関係はどう変わる？
		Ｑ07．なんのために「リスク」を背負うのですか？

Q08．若くて経験もなくて不安です
Ｑ09．失敗するのが怖い
Ｑ10．部下がいないうちは大きなことに挑戦できない？
Ｑ11．自分の力不足をさらけ出すのが怖い
Ｑ12．人から笑われるのが怖いんです
Ｑ13．「とるべきリスク」とはどんなものですか？
Ｑ14．もっと大きな仕事をしたい
Ｑ15．未来を見通す目がほしい
Ｑ16．すぐに現状に満足してしまう]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ｑ．つきあう人の幅を広げたい</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　その人の「これまでの生き方」と「これからの可能性」は、深くおつきあいしている人たちを見ればわかります。これまでのキャリアを通じ、そこで出会える最高の人たちと公私共に交流している人もいれば、公私を分けてご縁が広がらない人もいます。現在の職場は、決して、ただ給料をもらう場所ではありません。自分のスキルを磨く修行の場であると同時に、将来、もっと大きな夢を実現するための師匠やパートナーを見つける場所なのです。ですから、私の明治大学商学部の講義では、「選ばれる自分になる。生涯の師やパートナーに出会う。認められる。」と毎回唱和するのです。　</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　例えば、私が日興證券で働いた20代後半の５年間には、まったく異なる知見と経験を持つ「３人の素晴らしい師匠」に出会うことができました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　まず、イマジニア時代の元上司で、私を日興證券に誘ってくださった神戸孝さんは、今や、日本を代表する独立系ファイナンシャル・プランナー（FP）として、マスメディアや講演活動でも大活躍をされています。若輩の私に、相続・診断システムの企画開発という大きなチャンスをくださり、私の人生を切り開いてくれた大恩人です。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　神戸さんは、ベンチャー企業のイマジニアで働く前は、三菱銀行で銀行マンとして活躍されていました。そこで、銀行と証券の両方の知識を持ち、なおかつ、いち早くFPの重要性を理解されていました。ですから、会社の枠を超えて、銀行、証券、保険、不動産、税理士、コンサルタントなどとのネットワークを広げて、様々な勉強会や集まりにも、私をよく連れて行ってくださいました。だからこそ、私は、一つの業態、一つの会社にいたら、どんなに頑張っても出会えない素晴らしい達人たちの生き方や考え方に触れることができたのです。</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">何より、神戸さん独自の、十年先を見据えた柔軟で幅広い発想と、社内外からスペシャリストを集めるネットワーク力が、新しい事業を起こす起業家として求められる「資質」だと体感できました。</strong><br />
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<span >　稲葉さんは、株が大好きだった企業経営者のお父様から「どうすれば儲けられるか」というミッションを受けて、日興證券に入社したそうです。東大を卒業後、米国のビジネススクールでも学ばれ、証券会社では一貫して経営企画・営業企画を歴任されていました。まさに日興證券の頭脳として活躍されていた稲葉さんからは、金融ビッグバンやインターネットの普及で、金融機関がどのようにいかに激変するかというヴィジョンを教えていただきました。</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">バブルで誰もが浮かれている中で、冷静に未来を予見する「あるべき経営者の姿」</strong><span >を、稲葉さんから学んだのです。さらに、大きな組織では「面従腹背」で「自己保身」に走る中間管理職が増えるか、それを変えるのが難しいかということも教わりました。何より、経営者となる私に役立ったのは、日本人の常識を超える経営者目線での「金融市場の見方、投資の方法、金融機関との付き合い方」を学べたことです。稲葉さんとご一緒に、「証券会社が教えない危ないネット取引、上手いネット取引」という本を執筆したことも忘れられません。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　それから、同じ部門で支店とのパイプ役を果たされた笠榮一さんからは、営業の極意を学びました。笠さんは、個人営業を皮切りに、トヨタなどの法人営業で驚くべき成績を挙げられ、後に監査法人トーマツの顧問などを歴任されました。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　笠さんからは</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「営業は会う前に７割が決まる、お客様個人の好きなものごとがわかれば半分終わったも同じ」</strong><span >と教わりました。私が講演で伝える「かわいいやっちゃ」と思われるコミュニケーション術は笠さんから学んだのです。最初にお客様になってくださった方と最晩年まで個人的につきあう「情の深さ」に感動し、時には富士山頂から数百枚の暑中見舞いはがきを出す「遊び心」と「見えない努力」に驚いたのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　日興證券で出会った３人の師匠と、家族ぐるみのおつきあいができたことが、私の喜びであり誇りです。起業家になるための大きな財産だと心から感謝しているのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．生涯の師を３人見つける</strong><br />
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【バックナンバー】<br />
<div>
	<div>
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/&amp;blog_id=7&amp;id=2">Ｑ01．起業家にとって一番大切なことは？</a></div>
	<div>
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		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=7">Ｑ05．「リスク」をとって得られる最大の学びは？</a><br />
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=8">Ｑ06．「リスク」をとると人間関係はどう変わる？</a><br />
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=9">Ｑ07．なんのために「リスク」を背負うのですか？</a></div>
</div>
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=10">Q08．若くて経験もなくて不安です</a><br />
<a href="http://blog.canpan.info/book-njg/archive/13">Ｑ09．失敗するのが怖い</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=12">Ｑ10．部下がいないうちは大きなことに挑戦できない？</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=13">Ｑ11．自分の力不足をさらけ出すのが怖い</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=14">Ｑ12．人から笑われるのが怖いんです</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=15">Ｑ13．「とるべきリスク」とはどんなものですか？</a><br />
<span ><a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=16">Ｑ14．もっと大きな仕事をしたい</a></span><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=17">Ｑ15．未来を見通す目がほしい</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=18">Ｑ16．すぐに現状に満足してしまう</a><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=18</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Q16．すぐに現状に満足してしまう]]></title>
    <updated>2013-05-23T16:22:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=18"/>
    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Q．すぐに現状に満足してしまう

&rarr;Ａ．「量的な拡大」よりも「質的な変化」を追いかける

　起業家の特長は、現状に満足しないことです。一つ目標を達成したとしても、それに飽き足らずに、もっと高みを目指して、次なる高度な目標が見つかるのです。
　もっと高度な目標といっても、それは、企業を大きくする、会員を増やすといった「量的な拡大」ばかりとは限りません。「量的な拡大」は、時には、行き過ぎた競争や、社会との不調和を招いて、かえって心を貧して、周囲を不幸せにすることも少なくありません。現状に満足しない真に充実した生き方は、「質的な進化」を伴うのです。

●「現状に満足しない生き方の５段階」

　かつて米国の心理学者のアブラハム・マズローが、欲求段階説を唱えました。人間の欲求が、五段階（１生理的欲求　２安全の欲求　３所属と愛の欲求　４承認（尊重）の欲求　５自己実現の欲求）で進化すると唱え、「自己実現の欲求」が最も高次な欲求と定義されました。しかし、私自身のささやかな体験では、「自己実現」よりも、さらに高次な目標が芽生えて、そこに向かってに挑戦したくなります。
　そこで私が体感した「現状に満足しない生き方の五段階」をご案内いたしましょう。
　まず、第一段階は、「贅沢欲求」です。実は、私の場合は、父が事業を成功させながら「贅沢欲求」を満たすプロセスを見ることで、生きる目標が進化しました。昭和10年生まれの父は、戦後の焼け野原、路地裏の自宅兼町工場を祖父から引き継ぎました。大学にも行かず、自分でトラックを運転して工場と取引先を往復しました。だからこそ、日本初のTシャツ専業メーカーして成功すると、次々に欲しかったものを手に入れて行きました。何と言っても、表通りに面した10階建ての自社ビル兼自宅がその象徴でしょう。しかし、あらゆる贅沢をした後、バブル崩壊を経て、父が晩年に語ったのは「物を持つと苦労する。贅沢せずとも幸せになれる」という境地でした。家族とレンタカーで三陸海岸をドライブして、名も無き漁港の防波堤に腰掛け「おにぎりを食べた」のが、一番美味しかったと、死の直前にしみじみ語ったのです。
　「贅沢欲求」＝物欲が満たされると、次は「認証欲求」＝地位・名誉欲が大切になります。日本ではお金や物を持っているだけでは尊敬されないからです。1995年当時、私は無名の中小企業経営者でした。しかし、日経インターネットアワード、経済産業省「IT経営百選」、東京商工会議所「勇気ある経営大賞」などを受賞し、マスメディアにも取り上げられると、明らかに対応が変わりました。悪い気はしませんが、嬉しいのは最初のうちだけでした。これまでの成果＝既に終わった自分を褒められるよりも、これからの挑戦＝未来に向けて走る自分を見て欲しいと思うようになるのです。

●真の自己実現は自己満足では得られない

　続いて「自己実現欲求」が首をもたげます。懸命に生きていれば、簡単にほめてくれないどころか、むしろ叱咤激励される「師匠」が見つかります。その師匠の生き方を見ていると、自分の足りない点や目指すべき姿が見えてきます。私は故・林雄二郎先生のように生きたいと憧れています。林先生は、1969年に「情報化社会」という名著で未来を予見し、日本財団やトヨタ財団など日本の社会貢献活動の先達をつとめ、90歳を過ぎても精力的に活躍していました。自分の専門領域を拡げながら、自分の潜在的な可能性を、死ぬまでずっと追求していく生き方に、私は強く惹かれるのです。
　しかし、真の「自己実現」は「自己満足」では得られないことにも気づきます。自分が気づいたこと学んだことを、より多くの人に広く活用して欲しいと願うようになるのです。東京商工会議所のIT推進担当役員や、日本財団CANPANセンターの理事として、インターネット活用の方法を、これまで1万人以上の方々にお伝えしてきました。さらに、明治大学講師、雑誌連載やビジネス書著書として、自分以外の人たちの「自己実現」支援＝「他人実現」を達成することが生きがいになってきたのです。
　さらに「未来実現欲求」も、日に日に大きくなります。自分たちの子孫のために、美しい自然環境、地域固有の文化に根ざしたコミュニティ、愛情にあふれた手仕事の伝統などを、どうすれば未来に遺せるか、大きな責任を感じています。誇大妄想だと笑われるでしょうが、これまで培って来たスキルや、達人たちとのネットワークを、「私の死後はるか先に生きる人たち」の幸せに役立てたいと真剣に考えているのです。

Ａ．「量的な拡大」よりも「質的な変化」を追いかける

【バックナンバー】

	
		Ｑ01．起業家にとって一番大切なことは？
	
		Ｑ02．そもそもリスクとはどういうものでしょうか？
	
		Ｑ03．「リスク」をとったらどんな変化がありますか？
	
		Ｑ04．「リスク」と「リターン」を見極めるコツは？
		Ｑ05．「リスク」をとって得られる最大の学びは？
		Ｑ06．「リスク」をとると人間関係はどう変わる？
		Ｑ07．なんのために「リスク」を背負うのですか？

Q08．若くて経験もなくて不安です
Ｑ09．失敗するのが怖い
Ｑ10．部下がいないうちは大きなことに挑戦できない？
Ｑ11．自分の力不足をさらけ出すのが怖い
Ｑ12．人から笑われるのが怖いんです
Ｑ13．「とるべきリスク」とはどんなものですか？
Ｑ14．もっと大きな仕事をしたい
Ｑ15．未来を見通す目がほしい]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Q．すぐに現状に満足してしまう</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">&rarr;Ａ．「量的な拡大」よりも「質的な変化」を追いかける</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　起業家の特長は、現状に満足しないことです。一つ目標を達成したとしても、それに飽き足らずに、もっと高みを目指して、次なる高度な目標が見つかるのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　もっと高度な目標といっても、それは、企業を大きくする、会員を増やすといった「量的な拡大」ばかりとは限りません。「量的な拡大」は、時には、行き過ぎた競争や、社会との不調和を招いて、かえって心を貧して、周囲を不幸せにすることも少なくありません。現状に満足しない真に充実した生き方は、「質的な進化」を伴うのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●「現状に満足しない生き方の５段階」</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　かつて米国の心理学者のアブラハム・マズローが、欲求段階説を唱えました。人間の欲求が、五段階（１生理的欲求　２安全の欲求　３所属と愛の欲求　４承認（尊重）の欲求　５自己実現の欲求）で進化すると唱え、「自己実現の欲求」が最も高次な欲求と定義されました。しかし、私自身のささやかな体験では、「自己実現」よりも、さらに高次な目標が芽生えて、そこに向かってに挑戦したくなります。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　そこで私が体感した</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「現状に満足しない生き方の五段階」</strong><span >をご案内いたしましょう。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　まず、</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">第一段階は、「贅沢欲求」</strong><span >です。実は、私の場合は、父が事業を成功させながら「贅沢欲求」を満たすプロセスを見ることで、生きる目標が進化しました。昭和10年生まれの父は、戦後の焼け野原、路地裏の自宅兼町工場を祖父から引き継ぎました。大学にも行かず、自分でトラックを運転して工場と取引先を往復しました。だからこそ、日本初のTシャツ専業メーカーして成功すると、次々に欲しかったものを手に入れて行きました。何と言っても、表通りに面した10階建ての自社ビル兼自宅がその象徴でしょう。しかし、あらゆる贅沢をした後、バブル崩壊を経て、父が晩年に語ったのは「物を持つと苦労する。贅沢せずとも幸せになれる」という境地でした。家族とレンタカーで三陸海岸をドライブして、名も無き漁港の防波堤に腰掛け「おにぎりを食べた」のが、一番美味しかったと、死の直前にしみじみ語ったのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　「贅沢欲求」＝物欲が満たされると、次は</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「認証欲求」＝地位・名誉欲</strong><span >が大切になります。日本ではお金や物を持っているだけでは尊敬されないからです。1995年当時、私は無名の中小企業経営者でした。しかし、日経インターネットアワード、経済産業省「IT経営百選」、東京商工会議所「勇気ある経営大賞」などを受賞し、マスメディアにも取り上げられると、明らかに対応が変わりました。悪い気はしませんが、嬉しいのは最初のうちだけでした。これまでの成果＝既に終わった自分を褒められるよりも、これからの挑戦＝未来に向けて走る自分を見て欲しいと思うようになるのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">●真の自己実現は自己満足では得られない</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　続いて</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「自己実現欲求」</strong><span >が首をもたげます。懸命に生きていれば、簡単にほめてくれないどころか、むしろ叱咤激励される「師匠」が見つかります。その師匠の生き方を見ていると、自分の足りない点や目指すべき姿が見えてきます。私は故・林雄二郎先生のように生きたいと憧れています。林先生は、1969年に「情報化社会」という名著で未来を予見し、日本財団やトヨタ財団など日本の社会貢献活動の先達をつとめ、90歳を過ぎても精力的に活躍していました。自分の専門領域を拡げながら、自分の潜在的な可能性を、死ぬまでずっと追求していく生き方に、私は強く惹かれるのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　しかし、真の「自己実現」は「自己満足」では得られないことにも気づきます。自分が気づいたこと学んだことを、より多くの人に広く活用して欲しいと願うようになるのです。東京商工会議所のIT推進担当役員や、日本財団CANPANセンターの理事として、インターネット活用の方法を、これまで1万人以上の方々にお伝えしてきました。さらに、明治大学講師、雑誌連載やビジネス書著書として、自分以外の人たちの</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「自己実現」支援＝「他人実現」</strong><span >を達成することが生きがいになってきたのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　さらに</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">「未来実現欲求」</strong><span >も、日に日に大きくなります。自分たちの子孫のために、美しい自然環境、地域固有の文化に根ざしたコミュニティ、愛情にあふれた手仕事の伝統などを、どうすれば未来に遺せるか、大きな責任を感じています。誇大妄想だと笑われるでしょうが、これまで培って来たスキルや、達人たちとのネットワークを、「私の死後はるか先に生きる人たち」の幸せに役立てたいと真剣に考えているのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．「量的な拡大」よりも「質的な変化」を追いかける</strong><br />
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【バックナンバー】<br />
<div>
	<div>
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/&amp;blog_id=7&amp;id=2">Ｑ01．起業家にとって一番大切なことは？</a></div>
	<div>
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/&amp;blog_id=7&amp;id=3">Ｑ02．そもそもリスクとはどういうものでしょうか？</a></div>
	<div>
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=5">Ｑ03．「リスク」をとったらどんな変化がありますか？</a></div>
	<div>
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=5">Ｑ04．「リスク」と「リターン」を見極めるコツは？</a><br />
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=7">Ｑ05．「リスク」をとって得られる最大の学びは？</a><br />
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=8">Ｑ06．「リスク」をとると人間関係はどう変わる？</a><br />
		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=9">Ｑ07．なんのために「リスク」を背負うのですか？</a></div>
</div>
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=10">Q08．若くて経験もなくて不安です</a><br />
<a href="http://blog.canpan.info/book-njg/archive/13">Ｑ09．失敗するのが怖い</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=12">Ｑ10．部下がいないうちは大きなことに挑戦できない？</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=13">Ｑ11．自分の力不足をさらけ出すのが怖い</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=14">Ｑ12．人から笑われるのが怖いんです</a><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=15">Ｑ13．「とるべきリスク」とはどんなものですか？</a><br />
<span ><a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=16">Ｑ14．もっと大きな仕事をしたい</a></span><br />
<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=17">Ｑ15．未来を見通す目がほしい</a>]]></content>
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    <id>http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=17</id>
    <title><![CDATA[【新著連載】Ｑ15．未来を見通す目がほしい]]></title>
    <updated>2013-05-22T11:19:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=17"/>
    <summary><![CDATA[15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。

Ｑ．未来を見通す目がほしい

&rarr;Ａ．その時代で一番面白い人が集まる場所へ行く

　若い頃から、とるべきリスク＝世のため人のためになり自分を磨くチャンス＝が、はっきり見えている人は少ないでしょう。人一倍の熱意こそあっても、未来を見通す目や、世間とわたりあう知見が養われていないからです。
　とるべきリスク＝チャンスを見いだすためには、人生を通じて教えを受けたくなるような「師匠」を見つけることが大切です。そして「師匠」の周りに集う、次代を切り開く多様な達人たちと、積極的に交流することから、新しい人生が始まるのです。師匠や仲間と行動を共にしながら一緒に考え、未来を読み解く経験を繰り返すことで、挑戦すべきことが少しずつ見えてきます。そして、時期が来れば、師匠から「その山に登れ」と背中を押されたり、「一緒に登ろう」と誘われることでしょう。

●人生を変える「師」と巡り会えた勉強会

　私も、師との出逢いなくして「今」は無かったはずです。もし縁者から届くメールマガジンで、橘川幸夫さんの名前が目に留まらず、勉強会に参加していなかったら、私の人生は変わっていたでしょう。不思議なことに、橘川幸夫さんが、その勉強会の講師をつとめたのも、私もその勉強会に参加したのも、その一回限りでした。たった一度だけの勉強会で「師」とめぐりあえたのは、まさに運命的ったと思います。
　橘川さんは、学生時代に読んでいたロック雑誌『ロッキング・オン』の創刊メンバーでした。当日、胸を高鳴らせて勉強会場に向かう途中、私は道に迷ってしまいました。そこで、ばったり橘川さんと出くわしたのです。お互いに名乗ってもいないのに、橘川さんが「あちら」と指差したのを今でも忘れません。まさに象徴的な出来事でした。
　その時、初めてお聴きした橘川さんの講演は、自己紹介だけで終わるという型破りのものでした。しかし、この人に付いて行きたいと思わせる何かがありました。名刺交換の際「教えを請いたい」とお伝えすると『企画書』というご著書を読むように言われました。その本を読んだ時の衝撃は、今も忘れられません。これからやりたいこと、やらなければならないことが、すべてその本に書いてあると感じたからです。
　それ以来、橘川さんの事務所や、勉強会、パーティに通うようになりました。そこで出会う方々が皆すごいのです。ひと言で言えば、通常は「接点がまったく無さそう」な熱い老若男女が集まっていました。官僚、経営者、編集長、アーティスト、ミュージシャン、学生、よくわからない人&hellip;とにかく、元気で才気あふれる人ばかりです。橘川さん曰く「自分はお金はないけれど、人材グルメ」ということでした。私も、将来は、橘川さんのように、人が自然に集まってくる人生を送ろうと決意したのです。

●「その時代で一番面白い人たちが集まる場所」に身を置く

　そして、橘川さんにご紹介いただいた数々のご縁で、私の人生は大きく開けました。
　例えば、10年以上連載が続いている日経パソコンの「焦点」コラムは、橘川さんに、当時の藤田編集長をご紹介いただいたところから始まりました。ですから、橘川さんに会っていなかったら、コラムニストやビジネス書作家の「私」はいなかったのです。
　憧れの師匠、日下公人先生とのご縁をいただいたのも、橘川さんのご縁なのです。橘川さんのシンクタンクの主任研究員・亀田武嗣さんが、私を日下先生の勉強会に呼んでくださったことが始まりでした。ご著書を愛読していた日下先生から直接教えを受けながら、ソフト化経済センターや社会貢献支援財団で、ご一緒に仕事をさせていただいているなんて未だに信じられません。これも、橘川さんの人財力のおかげです。
　橘川さんの教えの中でも、私に一番大きな影響を与えたものは、常に「その時代で一番面白い人たちが集まる場所」に身を置く生き方です。ロックに始まり、パソコン通信、インターネット、街おこし、地域の食文化、教育に至るまで、橘川さんが興味を持つところには、常に時代の最先端の人たちが集まり、何か新しいことが始まっていったのです。私も、橘川さんにテーマをいただいたり、お手伝いをしているうちに、気がつけば自分の道を歩み始めていました。新しいことに挑戦しながら、橘川さんに近づこうとしているうち、リスクを恐れず前へ前へと進めるようになりました。
　しかし、今、橘川さんにお会いしても、リスクをとりながら、未来を先取りする感性と活力には驚かされるのです。まだまだ追いつけない師がいることが幸せなのです。

Ａ．その時代で一番面白い人が集まる場所へ行く

【バックナンバー】

	
		Ｑ01．起業家にとって一番大切なことは？
	
		Ｑ02．そもそもリスクとはどういうものでしょうか？
	
		Ｑ03．「リスク」をとったらどんな変化がありますか？
	
		Ｑ04．「リスク」と「リターン」を見極めるコツは？
		Ｑ05．「リスク」をとって得られる最大の学びは？
		Ｑ06．「リスク」をとると人間関係はどう変わる？
		Ｑ07．なんのために「リスク」を背負うのですか？

Q08．若くて経験もなくて不安です
Ｑ09．失敗するのが怖い
Ｑ10．部下がいないうちは大きなことに挑戦できない？
Ｑ11．自分の力不足をさらけ出すのが怖い
Ｑ12．人から笑われるのが怖いんです
Ｑ13．「とるべきリスク」とはどんなものですか？
Ｑ14．もっと大きな仕事をしたい]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >15万部突破！『すぐやる！技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております！ ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。</span><br />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ｑ．未来を見通す目がほしい</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">&rarr;Ａ．その時代で一番面白い人が集まる場所へ行く</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　若い頃から、とるべきリスク＝世のため人のためになり自分を磨くチャンス＝が、はっきり見えている人は少ないでしょう。人一倍の熱意こそあっても、未来を見通す目や、世間とわたりあう知見が養われていないからです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　とるべきリスク＝チャンスを見いだすためには、人生を通じて教えを受けたくなるような「師匠」を見つけることが大切です。そして「師匠」の周りに集う、次代を切り開く多様な達人たちと、積極的に交流することから、新しい人生が始まるのです。</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">師匠や仲間と行動を共にしながら一緒に考え、未来を読み解く経験を繰り返すことで、挑戦すべきことが少しずつ見えてきます</strong><span >。そして、時期が来れば、師匠から「その山に登れ」と背中を押されたり、「一緒に登ろう」と誘われることでしょう。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　橘川さんは、学生時代に読んでいたロック雑誌『ロッキング・オン』の創刊メンバーでした。当日、胸を高鳴らせて勉強会場に向かう途中、私は道に迷ってしまいました。そこで、ばったり橘川さんと出くわしたのです。お互いに名乗ってもいないのに、橘川さんが「あちら」と指差したのを今でも忘れません。まさに象徴的な出来事でした。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
<span >　その時、初めてお聴きした橘川さんの講演は、自己紹介だけで終わるという型破りのものでした。しかし、この人に付いて行きたいと思わせる何かがありました。名刺交換の際「教えを請いたい」とお伝えすると『企画書』というご著書を読むように言われました。その本を読んだ時の衝撃は、今も忘れられません。これからやりたいこと、やらなければならないことが、すべてその本に書いてあると感じたからです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　憧れの師匠、日下公人先生とのご縁をいただいたのも、橘川さんのご縁なのです。橘川さんのシンクタンクの主任研究員・亀田武嗣さんが、私を日下先生の勉強会に呼んでくださったことが始まりでした。ご著書を愛読していた日下先生から直接教えを受けながら、ソフト化経済センターや社会貢献支援財団で、ご一緒に仕事をさせていただいているなんて未だに信じられません。これも、橘川さんの人財力のおかげです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<span >　しかし、今、橘川さんにお会いしても、リスクをとりながら、未来を先取りする感性と活力には驚かされるのです。</span><strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">まだまだ追いつけない師がいることが幸せ</strong><span >なのです。</span><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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<strong style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;">Ａ．その時代で一番面白い人が集まる場所へ行く</strong><br style="color: rgb(0, 0, 0); font-family: Verdana; line-height: 21.59375px;" />
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【バックナンバー】<br />
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		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/&amp;blog_id=7&amp;id=2">Ｑ01．起業家にとって一番大切なことは？</a></div>
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		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/&amp;blog_id=7&amp;id=3">Ｑ02．そもそもリスクとはどういうものでしょうか？</a></div>
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		<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=7">Ｑ05．「リスク」をとって得られる最大の学びは？</a><br />
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<a href="http://board01.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=7&amp;id=15">Ｑ13．「とるべきリスク」とはどんなものですか？</a><br />
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