久米信行の『言いわけばかりで動けない君に贈る33のエール』 | 経営者会報 (社長ブログ)
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【社長のためのブログ道】vol.20 社長ブログで年頭の挨拶をスマートに
●社長ブログで年頭の挨拶をスマートに
毎年、皆さんのもとにはたくさんの年賀状が届くことでしょう。
そのうち何通が心に残るでしょうか?
大半は、印刷された葉書に、宛名がパソコンで印字された、
半ばダイレクトメールのような体裁のはずです。
これでは、年賀状だというだけで、
心のこもらない一枚の紙切れに過ぎません。
そこで今年は、社長ブログを活用した
スマートで心に響くお年賀の挨拶に挑戦されてはいかがでしょう。
■まずは写真入りでご挨拶
干支のイラストと決まり文句を印刷しただけの年賀ハガキよりも、
インパクトのある写真が使えるブログは有利です。
照れくさくもありますが、年に一度ぐらいはお客様に、
ブログで顔見せしたいところです。
紋付袴もよし、店舗で商品の中に立つもよし、
工場で社員に囲まれるもよし。
会社らしさや社長らしさが伝わり、思わず笑顔が浮かぶ写真を
社員や家族と一緒に考えたいものです。
■今年の夢と決意を表明
写真入りのお年賀の挨拶に続いて
今年の夢と決意を表明してはいかがでしょう。
今年の目標をいくつかに絞って、見出しと2~3行の箇条書きにします。
新商品・新サービス・新店舗・新工場など、
新しく始めることを力強く書けば、
お客様はもちろん、社員にも元気が伝わるはずです。
さらには、ご自身の潜在意識に、
夢と日程を刻みこむ一助にもなるでしょう。
すでにHPに公開している情報があれば、
その写真紹介とURLリンクもお忘れなく。
■10大ニュースを発表
さらに、昨年お客様のために実現した
プロジェクトやイベントなどがあれば
箇条書きにして振り返ります。
いわばわが社と私の10大ニュース発表です。
この時に役立つのは、1年間書き溜めてきたブログ記事です。
10大ニュースを箇条書きにして
該当するブログ記事にリンクを張れば完成です。
お客様が見逃した過去の記事を
目にしてくださる可能性も高いはずです。
もし決意表明と合わせた時に分量が多すぎる場合は、
お年賀ブログ第1弾、第2弾と連載にしてもよさそうです。
■法人と個人の絶妙のバランス
社長のお年賀の挨拶とはいえ、
公私混同メディアとしてのブログの特長を活かして、
適度に個人的な情報も発信したいもの。
中小企業の場合、社長の情報発信が
会社の魅力のアピールにつながるからです。
今年の決意や10大ニュースの中には、
ぜひ、個人的な趣味や旅行の話、
感動した映画や演劇などのお話も盛り込みましょう。
また地域貢献や社会貢献などの活動についても、
さりげなく触れたいところです。
■社長ブログにお年玉を
官製年賀ハガキにお年玉懸賞がつくように、
社長ブログのお年賀ページにお年玉クーポンをつけてもよいかもしれません。
クーポンを印刷して持参していただいたり、
クーポンに書かれた合言葉や答えをメールに書けば、
お年玉がもらえるようにするのです。
たとえば、お年賀の景品を差し上げたり、
商品を割引をしたりという工夫ができるでしょう。
また、ブログにトラックバックをしてくれた方にお年玉というのも一法です。
もちろん、期間限定や数量限定にすることもお忘れなきよう。
■年賀状やメールでブログ誘導
せっかくの社長お年賀ブログも
多くの人に読んでいただかなくてはもったいありません。
そこで、年賀状や年賀メールも合わせて出す場合には、
そこに社長ブログへの誘導URLを必ず明記しましょう。
また、お年賀の挨拶で社員が名刺くばりをするなら、
「社長のお年玉つきお年賀ブログをぜひご覧ください」と
大きく印刷したカードをお渡ししてもよいでしょう。
もちろん、会社のホームページや社員のブログからもリンクをします。
経営者会報ブログで発信している社長仲間のような間柄でしたら
相互にトラックバックをしてもよいと思います。
■くめ のぶゆき氏 1963年生まれ。87年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、日興証券勤務等を経て、91年、父の経営する久米繊維工業入社。94年より社長。オーダーメイドのTシャツをネットを通じて受注・販売するビジネスモデルで、日経インターネットアワード、IT経営百選を受賞。IT活用の先駆者として知られる。著書に『メール道』『ブログ道』(ともにNTT出版)。最新刊は、『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』(日本実業出版社刊)。http://kume.keikai.topblog.jp/
毎年、皆さんのもとにはたくさんの年賀状が届くことでしょう。
そのうち何通が心に残るでしょうか?
大半は、印刷された葉書に、宛名がパソコンで印字された、
半ばダイレクトメールのような体裁のはずです。
これでは、年賀状だというだけで、
心のこもらない一枚の紙切れに過ぎません。
そこで今年は、社長ブログを活用した
スマートで心に響くお年賀の挨拶に挑戦されてはいかがでしょう。
■まずは写真入りでご挨拶
干支のイラストと決まり文句を印刷しただけの年賀ハガキよりも、
インパクトのある写真が使えるブログは有利です。
照れくさくもありますが、年に一度ぐらいはお客様に、
ブログで顔見せしたいところです。
紋付袴もよし、店舗で商品の中に立つもよし、
工場で社員に囲まれるもよし。
会社らしさや社長らしさが伝わり、思わず笑顔が浮かぶ写真を
社員や家族と一緒に考えたいものです。
■今年の夢と決意を表明
写真入りのお年賀の挨拶に続いて
今年の夢と決意を表明してはいかがでしょう。
今年の目標をいくつかに絞って、見出しと2~3行の箇条書きにします。
新商品・新サービス・新店舗・新工場など、
新しく始めることを力強く書けば、
お客様はもちろん、社員にも元気が伝わるはずです。
さらには、ご自身の潜在意識に、
夢と日程を刻みこむ一助にもなるでしょう。
すでにHPに公開している情報があれば、
その写真紹介とURLリンクもお忘れなく。
■10大ニュースを発表
さらに、昨年お客様のために実現した
プロジェクトやイベントなどがあれば
箇条書きにして振り返ります。
いわばわが社と私の10大ニュース発表です。
この時に役立つのは、1年間書き溜めてきたブログ記事です。
10大ニュースを箇条書きにして
該当するブログ記事にリンクを張れば完成です。
お客様が見逃した過去の記事を
目にしてくださる可能性も高いはずです。
もし決意表明と合わせた時に分量が多すぎる場合は、
お年賀ブログ第1弾、第2弾と連載にしてもよさそうです。
■法人と個人の絶妙のバランス
社長のお年賀の挨拶とはいえ、
公私混同メディアとしてのブログの特長を活かして、
適度に個人的な情報も発信したいもの。
中小企業の場合、社長の情報発信が
会社の魅力のアピールにつながるからです。
今年の決意や10大ニュースの中には、
ぜひ、個人的な趣味や旅行の話、
感動した映画や演劇などのお話も盛り込みましょう。
また地域貢献や社会貢献などの活動についても、
さりげなく触れたいところです。
■社長ブログにお年玉を
官製年賀ハガキにお年玉懸賞がつくように、
社長ブログのお年賀ページにお年玉クーポンをつけてもよいかもしれません。
クーポンを印刷して持参していただいたり、
クーポンに書かれた合言葉や答えをメールに書けば、
お年玉がもらえるようにするのです。
たとえば、お年賀の景品を差し上げたり、
商品を割引をしたりという工夫ができるでしょう。
また、ブログにトラックバックをしてくれた方にお年玉というのも一法です。
もちろん、期間限定や数量限定にすることもお忘れなきよう。
■年賀状やメールでブログ誘導
せっかくの社長お年賀ブログも
多くの人に読んでいただかなくてはもったいありません。
そこで、年賀状や年賀メールも合わせて出す場合には、
そこに社長ブログへの誘導URLを必ず明記しましょう。
また、お年賀の挨拶で社員が名刺くばりをするなら、
「社長のお年玉つきお年賀ブログをぜひご覧ください」と
大きく印刷したカードをお渡ししてもよいでしょう。
もちろん、会社のホームページや社員のブログからもリンクをします。
経営者会報ブログで発信している社長仲間のような間柄でしたら
相互にトラックバックをしてもよいと思います。
■くめ のぶゆき氏 1963年生まれ。87年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、日興証券勤務等を経て、91年、父の経営する久米繊維工業入社。94年より社長。オーダーメイドのTシャツをネットを通じて受注・販売するビジネスモデルで、日経インターネットアワード、IT経営百選を受賞。IT活用の先駆者として知られる。著書に『メール道』『ブログ道』(ともにNTT出版)。最新刊は、『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』(日本実業出版社刊)。http://kume.keikai.topblog.jp/
ボードメンバープロフィール
くめ のぶゆき氏
久米信行(くめ・のぶゆき)
1963年東京下町生まれのTシャツメーカー三代目。
慶應義塾大学経済学部卒業後、87年、イマジニア株式会社に入社。ファミコンゲームソフトのゲームデザイナー兼飛び込み営業を担当する。
88年に日興證券株式会社に転職し、資金運用・相続診断システムの企画開発、ファイナンシャル・プランナー研修で活躍。
94年に家業である久米繊維工業株式会社の代表取締役に就任。
日本でこそ創りえるTシャツを目指し、グリーン電力とオーガニックコットンを生かす環境品質と、
クリエイターとJapanCoolを共創する文化品質を追求。
個人的なTシャツコレクションも数千枚に及び、全国のTシャツアート展・ワークショップ・エコイベントを支援する。
明治大学商学部「ベンチャービジネス論/起業プランニング論」講師。NPO法人CANPANセンター理事。東京商工会議所墨田支部IT分科会長。社団法人墨田区観光協会理事。
著書に、10万部を突破した『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』(日本実業出版社)、
Amazonでビジネス3部門第1位を獲得した『メール道』と『ブログ道』(ともにNTT出版)がある。
連載は、「経営者会報」「日経パソコン」「日経ネットマーケティング」「日経トップリーダー」ほか多数。
Twitter ID @nobukume
facebook+YouTube nobukume
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