久米信行の『言いわけばかりで動けない君に贈る33のエール』 | 経営者会報 (社長ブログ)
皆様がブログを書かれる際の心構えを中心にアドバイスします
- トップページ
- 【社長のためのブログ道】vol.21 ブログ署名で会社と社長をPR
【社長のためのブログ道】vol.21 ブログ署名で会社と社長をPR
●ブログ署名で会社と社長をPR
最近は、文末に「電子署名」をつけないメールを見かけることは、
さすがに少なくなりました。
しかし、ブログの文末に署名をつけている人は
まだ少数派のようです。
匿名・匿プロフィールでブログを書く人が多いからですが、
経営者が、会社・社長のブランディングと集客を目的に書く
「経営者ブログ」では署名が必須でといえます。
■署名記事で文責を明らかに
新聞や雑誌の記事でも、匿名の記事と、
役職と記者名を明らかにした署名記事とでは、
信憑性と重みが違います。
ブログでは、さらに署名記事を書くことが重要です。
ブログの大多数が出所不明、文責不明で、
怪しく思われがちだからです。
企業名、社長名はもちろん、会社概要からプロフィールまで
公開している経営者ブログだからこそ、
堂々と署名を添えて責任を負いたいものです。
「ブログの題名にも名前があるから記事ごとの署名は不要」
という考えもあると思いますが、
検索してたまたま訪れた読者は、お目当ての記事だけを読んで
帰ってしまうこともあるはずです。
題名もプロフィールも見ない方もいるでしょう。
この一期一会の機会をとらえて、
会社名だけでも憶えていただくためにも
記事を読み終えた後に自然に眼がいく
「文末の署名」が効果的なのです。
また、メールと違って画像も表示できるので、
企業ロゴを署名に盛り込むのも効果的です。
このブログ署名の最大の役割は、
会社のwebサイトやネットショップへのリンク誘導です。
ブログ記事を通じて執筆者に関心をもってもらい、
署名にある会社のURLも合わせてクリックしていただくのです。
なお、上級者ブロガーなら
「今お奨めの商品」「新発売の商品」などの一行紹介コピーと
URLをさりげなく添えて、相乗効果を上げたいものです。
■検索エンジン対策にもなる
社長が、経営者会報ブログなど、
社外の有力ブログで書いているのであれば、
ますます署名から会社webサイトへのリンクが重要になります。
多くのロボット型検索エンジンが
「有力サイトからのリンク数」を重視して
表示順位を決めていると思われるからです。
プロフィールやリンク集からは、すでに
会社のwebサイトのトップページにリンクが張られているかもしれません。
しかし、新商品、イベント情報や経営理念、環境方針といった
個別ページにはリンクされていないはずです。
重要キーワードが含まれ、
ぜひ読者に読んでいただきたいページには、
うまく署名リンクを活用したいものです。
■シンプルでくどくない署名法
ただし、せっかくのブログ署名もあまり長すぎると
営業色が強くなって、くどく感じられるかもしれません。
ブログ署名の場合は、メール署名と違い、
長いURLを書かずに済む方法があります。
たとえば、「会社名」と「会社のURL」を
二行で併記する代わりに、
会社名 と1行で記述すればよいのです。
そうすれば、署名に表示されるのは「会社名」だけになり、
そこをクリックすれば、
ちゃんと会社のwebサイトにリンクされます。
問い合わせフォームや問い合わせ方法などを示したページに
リンクすればスマートです。
私の場合、様々な種類のブログ署名、メール署名などを列挙した
テキストファイル「署名.TXT」を作って活用しています。
パソコンのデスクトップ画面に「署名.TXT」を置いて、
すぐに開けるようにしておくのです。
そうすれば、ブログを書く時やメールを書く時など、
文末に簡単にコピー&ペーストができて便利です。
さらに応用するなら、お薦め商品別、リンク先ページ別の
各種ブログ署名を用意しておくとよいでしょう。
そうすれば、まるで日替わり署名のように
変化をつけることもできます。
■会社共通の署名でCI
経営者以外にもブログを書く経営幹部や社員が増えてきたら、
署名も統一したいところです。
会社のロゴや名刺をデザインして統一するのと同じ発想です。
CIの一環として、ブログ署名、メール署名などを
デザインすることが今後は一般的になるでしょう。
一方で、Web2・0時代は社員一人ひとりの個性も大切です。
しかし、個性は、定型署名の中の各社員専用のキャッチコピーや
リンク先の個人ブログで表現するようにしましょう。
■くめ のぶゆき氏 1963年生まれ。87年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、日興証券勤務等を経て、91年、父の経営する久米繊維工業入社。94年より社長。オーダーメイドのTシャツをネットを通じて受注・販売するビジネスモデルで、日経インターネットアワード、IT経営百選を受賞。IT活用の先駆者として知られる。著書に『メール道』『ブログ道』(ともにNTT出版)。最新刊は、『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』(日本実業出版社刊)。http://kume.keikai.topblog.jp/
最近は、文末に「電子署名」をつけないメールを見かけることは、
さすがに少なくなりました。
しかし、ブログの文末に署名をつけている人は
まだ少数派のようです。
匿名・匿プロフィールでブログを書く人が多いからですが、
経営者が、会社・社長のブランディングと集客を目的に書く
「経営者ブログ」では署名が必須でといえます。
■署名記事で文責を明らかに
新聞や雑誌の記事でも、匿名の記事と、
役職と記者名を明らかにした署名記事とでは、
信憑性と重みが違います。
ブログでは、さらに署名記事を書くことが重要です。
ブログの大多数が出所不明、文責不明で、
怪しく思われがちだからです。
企業名、社長名はもちろん、会社概要からプロフィールまで
公開している経営者ブログだからこそ、
堂々と署名を添えて責任を負いたいものです。
「ブログの題名にも名前があるから記事ごとの署名は不要」
という考えもあると思いますが、
検索してたまたま訪れた読者は、お目当ての記事だけを読んで
帰ってしまうこともあるはずです。
題名もプロフィールも見ない方もいるでしょう。
この一期一会の機会をとらえて、
会社名だけでも憶えていただくためにも
記事を読み終えた後に自然に眼がいく
「文末の署名」が効果的なのです。
また、メールと違って画像も表示できるので、
企業ロゴを署名に盛り込むのも効果的です。
このブログ署名の最大の役割は、
会社のwebサイトやネットショップへのリンク誘導です。
ブログ記事を通じて執筆者に関心をもってもらい、
署名にある会社のURLも合わせてクリックしていただくのです。
なお、上級者ブロガーなら
「今お奨めの商品」「新発売の商品」などの一行紹介コピーと
URLをさりげなく添えて、相乗効果を上げたいものです。
■検索エンジン対策にもなる
社長が、経営者会報ブログなど、
社外の有力ブログで書いているのであれば、
ますます署名から会社webサイトへのリンクが重要になります。
多くのロボット型検索エンジンが
「有力サイトからのリンク数」を重視して
表示順位を決めていると思われるからです。
プロフィールやリンク集からは、すでに
会社のwebサイトのトップページにリンクが張られているかもしれません。
しかし、新商品、イベント情報や経営理念、環境方針といった
個別ページにはリンクされていないはずです。
重要キーワードが含まれ、
ぜひ読者に読んでいただきたいページには、
うまく署名リンクを活用したいものです。
■シンプルでくどくない署名法
ただし、せっかくのブログ署名もあまり長すぎると
営業色が強くなって、くどく感じられるかもしれません。
ブログ署名の場合は、メール署名と違い、
長いURLを書かずに済む方法があります。
たとえば、「会社名」と「会社のURL」を
二行で併記する代わりに、
会社名 と1行で記述すればよいのです。
そうすれば、署名に表示されるのは「会社名」だけになり、
そこをクリックすれば、
ちゃんと会社のwebサイトにリンクされます。
問い合わせフォームや問い合わせ方法などを示したページに
リンクすればスマートです。
私の場合、様々な種類のブログ署名、メール署名などを列挙した
テキストファイル「署名.TXT」を作って活用しています。
パソコンのデスクトップ画面に「署名.TXT」を置いて、
すぐに開けるようにしておくのです。
そうすれば、ブログを書く時やメールを書く時など、
文末に簡単にコピー&ペーストができて便利です。
さらに応用するなら、お薦め商品別、リンク先ページ別の
各種ブログ署名を用意しておくとよいでしょう。
そうすれば、まるで日替わり署名のように
変化をつけることもできます。
■会社共通の署名でCI
経営者以外にもブログを書く経営幹部や社員が増えてきたら、
署名も統一したいところです。
会社のロゴや名刺をデザインして統一するのと同じ発想です。
CIの一環として、ブログ署名、メール署名などを
デザインすることが今後は一般的になるでしょう。
一方で、Web2・0時代は社員一人ひとりの個性も大切です。
しかし、個性は、定型署名の中の各社員専用のキャッチコピーや
リンク先の個人ブログで表現するようにしましょう。
■くめ のぶゆき氏 1963年生まれ。87年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、日興証券勤務等を経て、91年、父の経営する久米繊維工業入社。94年より社長。オーダーメイドのTシャツをネットを通じて受注・販売するビジネスモデルで、日経インターネットアワード、IT経営百選を受賞。IT活用の先駆者として知られる。著書に『メール道』『ブログ道』(ともにNTT出版)。最新刊は、『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』(日本実業出版社刊)。http://kume.keikai.topblog.jp/
ボードメンバープロフィール
くめ のぶゆき氏
久米信行(くめ・のぶゆき)
1963年東京下町生まれのTシャツメーカー三代目。
慶應義塾大学経済学部卒業後、87年、イマジニア株式会社に入社。ファミコンゲームソフトのゲームデザイナー兼飛び込み営業を担当する。
88年に日興證券株式会社に転職し、資金運用・相続診断システムの企画開発、ファイナンシャル・プランナー研修で活躍。
94年に家業である久米繊維工業株式会社の代表取締役に就任。
日本でこそ創りえるTシャツを目指し、グリーン電力とオーガニックコットンを生かす環境品質と、
クリエイターとJapanCoolを共創する文化品質を追求。
個人的なTシャツコレクションも数千枚に及び、全国のTシャツアート展・ワークショップ・エコイベントを支援する。
明治大学商学部「ベンチャービジネス論/起業プランニング論」講師。NPO法人CANPANセンター理事。東京商工会議所墨田支部IT分科会長。社団法人墨田区観光協会理事。
著書に、10万部を突破した『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』(日本実業出版社)、
Amazonでビジネス3部門第1位を獲得した『メール道』と『ブログ道』(ともにNTT出版)がある。
連載は、「経営者会報」「日経パソコン」「日経ネットマーケティング」「日経トップリーダー」ほか多数。
Twitter ID @nobukume
facebook+YouTube nobukume
- 久米信行氏新刊の見本出来のお知らせと出版記念イベントのご案内 [07/05]
- 【新著連載】Q33.商品や自分を売り込むのが苦手です [07/04]
- 【新著連載】Q32.「お前がやれ」と言われると躊躇する [07/03]
- 【新著連載】Q31.人前で堂々と意見や主張を言えない [07/02]
- 【新著連載】前例がないことに挑戦できない [07/01]
- 【新著連載】Q29.見栄っ張りでプライドが高すぎる [06/27]
- 【新著連載】Q28.シナリオを描くには? [06/25]
- 【新著連載】Q27.現状に満足しないで生きたい [06/20]
- 【新著連載】Q26.自信のあるアイデアなのにうまく伝わらない [06/19]
- 【新著連載】Q25.公私混同のほうがうまくいく? [06/18]
- 【新著連載】Q24.社内の理解が得られない [06/11]
- 【新著連載】Q23.自分ひとりでがんばってもムダですか? [06/10]
- 【新著連載】Q22. 困ったときに人の力を借りるのが苦手です [06/07]
- 【新著連載】Q21. 新しいことをやりたいんです [06/04]
- 【新著連載】Q20.周りが消極的です [06/03]
- 【新著連載】Q19.仮説はどうやって立てればいいのですか? [05/28]
- 【新著連載】Q18.人と違った情報が得たい [05/27]
- 【新著連載】Q17.つきあう人の幅を広げたい [05/24]
- 【新著連載】Q16.すぐに現状に満足してしまう [05/23]
- 【新著連載】Q15.未来を見通す目がほしい [05/22]