久米信行の『言いわけばかりで動けない君に贈る33のエール』 | 経営者会報 (社長ブログ)
皆様がブログを書かれる際の心構えを中心にアドバイスします
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【社長のためのブログ道】vol.22 社長ブログと会社ホームページの連携法
●社長ブログと会社ホームページの連携法
会社のHPが「居城の本丸」だとすれば、
社長ブログは戦略的重要地点・地帯に築かれた
「要塞」の一つということになるでしょう。
すなわち社長ブログは、会社のHPよりも、
お客様・お取引先様や、競合相手により近いところに置かれます。
そこで、社長自らが「ブログ記事=バーチャルな影武者」を使って、
より効果的な広報宣伝と集客活動を繰り返します。
そして、最後は本丸と連携しながら、強力な営業力を発揮するのです。
今回は、社長ブログから会社のHPやオンラインショップに対して、
いかに紹介リンクすれば効果的かを考えます。
●社長ブログが検索戦勝利の要
ネット上での戦いは、検索エンジン上での戦いとも言い換えられます。
グーグルやヤフーを使って主力商品・業種・社名で検索した時に
「自社のHPが上位に表示されるかどうか」で
新規顧客獲得の成否が大きく左右されるからです。
ここで、社長ブログが効力を発揮します。
会社のHPしかない会社と、経営者会報ブログのような
外部の有力サイトから会社のHPにリンクされている会社とでは
自ずと検索結果に差が出るのです。
たとえば、今「久米繊維工業」とグーグルで検索すると、
1位は自社オンラインショップ、2位は会社HP、3位に社長ブログが表示されます。
この社長ブログからのリンクが、オンラインショップと会社HPの上位表示に
貢献していることは疑いありません。
●三大事前準備=題名リンク+リンク集+ブログ署名
経営者会報ブログでは、基本設定で、
タイトル部分の会社ロゴ社名から会社のHPに
自動的にリンクが張られています。
私の場合、ここでは会社案内のHPではなく
オンラインショップにリンクしています。
メーカーとしては法人のお客様が大切ですが、
個人向けオンラインショップを見て電話を下さる法人のお客様も多いからです。
さらに、多くのブログの基本メニューである
リンク集を活用します。
ここでは会社のHPはもちろん、オンラインショップ、
社員のブログなど関連サイトに、くまなくリンクを張り、
すべてのリンク先サイトの検索エンジン対策に役立てています。
なお、メールと同じように、ブログ記事を書いた文末には
必ず電子署名を添えましょう。
主要サイトに加えて、今のお勧め商品へのリンクを添えるのも効果的です。
ブログ署名は事前に作っておいて
コピー&ペーストで簡単に文末に明記できるようにしておきましょう。
●毎回の記事でリンクする
何より重要なのは、毎回の記事で紹介した
「お勧め情報」に関するリンクです。
キーワード検索で探してくださった見込客に加え、
いつも読んでくださる固定読者が
「その気になってリンクボタンを押してくれる」
最重要リンクだからです。
ブログ記事の結びは「読者に役立つリンク」にするのが親切です。
ここで、どのサイトのどんなページにリンクするかがセンスの見せ所です。
ある商品を勧めるならば、
読者がすぐにネットで買い物ができる個別商品の販売ページがよいでしょう。
ここで欲張り、トップページや商品一覧ページにリンクすると、
読者はもう一度商品探しから始めなければなりません。
お客様が欲しいのは、まさにブログで紹介されていた
「目の前にある商品」です。
商品記事に飛べなければ期待を裏切ることになります。
同様に「お勧めのお店」であれば地図や予約ページに、
「法人向けサービス」であれば、
資料請求や問合せページにリンクすれば、
目的が果たせて親切です。
こうしてお勧め商品やサービスについて
一つずつ心を込めて記事を書き、
自社サイトにリンクを重ねていけば、
検索エンジンとお客様の目に留まり、
集客につながることでしょう。
■くめ のぶゆき氏 1963年生まれ。87年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、日興証券勤務等を経て、91年、父の経営する久米繊維工業入社。94年より社長。オーダーメイドのTシャツをネットを通じて受注・販売するビジネスモデルで、日経インターネットアワード、IT経営百選を受賞。IT活用の先駆者として知られる。著書に『メール道』『ブログ道』(ともにNTT出版)。最新刊は、『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』(日本実業出版社刊)。http://kume.keikai.topblog.jp/
会社のHPが「居城の本丸」だとすれば、
社長ブログは戦略的重要地点・地帯に築かれた
「要塞」の一つということになるでしょう。
すなわち社長ブログは、会社のHPよりも、
お客様・お取引先様や、競合相手により近いところに置かれます。
そこで、社長自らが「ブログ記事=バーチャルな影武者」を使って、
より効果的な広報宣伝と集客活動を繰り返します。
そして、最後は本丸と連携しながら、強力な営業力を発揮するのです。
今回は、社長ブログから会社のHPやオンラインショップに対して、
いかに紹介リンクすれば効果的かを考えます。
●社長ブログが検索戦勝利の要
ネット上での戦いは、検索エンジン上での戦いとも言い換えられます。
グーグルやヤフーを使って主力商品・業種・社名で検索した時に
「自社のHPが上位に表示されるかどうか」で
新規顧客獲得の成否が大きく左右されるからです。
ここで、社長ブログが効力を発揮します。
会社のHPしかない会社と、経営者会報ブログのような
外部の有力サイトから会社のHPにリンクされている会社とでは
自ずと検索結果に差が出るのです。
たとえば、今「久米繊維工業」とグーグルで検索すると、
1位は自社オンラインショップ、2位は会社HP、3位に社長ブログが表示されます。
この社長ブログからのリンクが、オンラインショップと会社HPの上位表示に
貢献していることは疑いありません。
●三大事前準備=題名リンク+リンク集+ブログ署名
経営者会報ブログでは、基本設定で、
タイトル部分の会社ロゴ社名から会社のHPに
自動的にリンクが張られています。
私の場合、ここでは会社案内のHPではなく
オンラインショップにリンクしています。
メーカーとしては法人のお客様が大切ですが、
個人向けオンラインショップを見て電話を下さる法人のお客様も多いからです。
さらに、多くのブログの基本メニューである
リンク集を活用します。
ここでは会社のHPはもちろん、オンラインショップ、
社員のブログなど関連サイトに、くまなくリンクを張り、
すべてのリンク先サイトの検索エンジン対策に役立てています。
なお、メールと同じように、ブログ記事を書いた文末には
必ず電子署名を添えましょう。
主要サイトに加えて、今のお勧め商品へのリンクを添えるのも効果的です。
ブログ署名は事前に作っておいて
コピー&ペーストで簡単に文末に明記できるようにしておきましょう。
●毎回の記事でリンクする
何より重要なのは、毎回の記事で紹介した
「お勧め情報」に関するリンクです。
キーワード検索で探してくださった見込客に加え、
いつも読んでくださる固定読者が
「その気になってリンクボタンを押してくれる」
最重要リンクだからです。
ブログ記事の結びは「読者に役立つリンク」にするのが親切です。
ここで、どのサイトのどんなページにリンクするかがセンスの見せ所です。
ある商品を勧めるならば、
読者がすぐにネットで買い物ができる個別商品の販売ページがよいでしょう。
ここで欲張り、トップページや商品一覧ページにリンクすると、
読者はもう一度商品探しから始めなければなりません。
お客様が欲しいのは、まさにブログで紹介されていた
「目の前にある商品」です。
商品記事に飛べなければ期待を裏切ることになります。
同様に「お勧めのお店」であれば地図や予約ページに、
「法人向けサービス」であれば、
資料請求や問合せページにリンクすれば、
目的が果たせて親切です。
こうしてお勧め商品やサービスについて
一つずつ心を込めて記事を書き、
自社サイトにリンクを重ねていけば、
検索エンジンとお客様の目に留まり、
集客につながることでしょう。
■くめ のぶゆき氏 1963年生まれ。87年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、日興証券勤務等を経て、91年、父の経営する久米繊維工業入社。94年より社長。オーダーメイドのTシャツをネットを通じて受注・販売するビジネスモデルで、日経インターネットアワード、IT経営百選を受賞。IT活用の先駆者として知られる。著書に『メール道』『ブログ道』(ともにNTT出版)。最新刊は、『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』(日本実業出版社刊)。http://kume.keikai.topblog.jp/
ボードメンバープロフィール
くめ のぶゆき氏
久米信行(くめ・のぶゆき)
1963年東京下町生まれのTシャツメーカー三代目。
慶應義塾大学経済学部卒業後、87年、イマジニア株式会社に入社。ファミコンゲームソフトのゲームデザイナー兼飛び込み営業を担当する。
88年に日興證券株式会社に転職し、資金運用・相続診断システムの企画開発、ファイナンシャル・プランナー研修で活躍。
94年に家業である久米繊維工業株式会社の代表取締役に就任。
日本でこそ創りえるTシャツを目指し、グリーン電力とオーガニックコットンを生かす環境品質と、
クリエイターとJapanCoolを共創する文化品質を追求。
個人的なTシャツコレクションも数千枚に及び、全国のTシャツアート展・ワークショップ・エコイベントを支援する。
明治大学商学部「ベンチャービジネス論/起業プランニング論」講師。NPO法人CANPANセンター理事。東京商工会議所墨田支部IT分科会長。社団法人墨田区観光協会理事。
著書に、10万部を突破した『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』(日本実業出版社)、
Amazonでビジネス3部門第1位を獲得した『メール道』と『ブログ道』(ともにNTT出版)がある。
連載は、「経営者会報」「日経パソコン」「日経ネットマーケティング」「日経トップリーダー」ほか多数。
Twitter ID @nobukume
facebook+YouTube nobukume
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