久米信行の『言いわけばかりで動けない君に贈る33のエール』 | 経営者会報 (社長ブログ)
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【新著連載】Q14.もっと大きな仕事に挑戦したい
15万部突破!『すぐやる!技術』の著者であり、当「経営者会報ブログ」のプロデューサーでもある久米信行さんの次回作ご執筆原稿をリアルタイムで公開させていただいております! ぜひコメント、トラックバックをお寄せください。
Q.もっと大きな仕事に挑戦したい
→A.これまで培った経験・スキル・出会いを活かして、大きな仕事に挑もう
若い頃から、リスクをとって挑戦してきた人、達成感を味わってきた人は、人生の後半で、もっと大きな仕事に挑戦したくなるはずです。
より大きなリターンを得るために大きなリスクをとる覚悟も知恵も備わっています。これまでの経験をもとに、社会の課題=ビジネスチャンスも見えてきて、より長期のビジョンが描けるようになってきます。同時に、時間の経過に耐えうる斬新なアイディアも浮かんできます。これまでのご縁をもとに、多くの信頼できるスペシャリストと同じ夢を見ながら、もっと大きな課題を解決するプロジェクトを起こせそうです。
●一見無関係なキャリアとネットワークが未来に役立つ
私自身、50歳の節目を迎えて、人生の総仕上げとなる大きな事業に取り組もうとしています。日本の未来、地球の未来のために、ソーシャル・コミュニティ・ビジネスを起こせる社会起業家を輩出する「全く新しい教育の仕組み」を創造したいのです。ただ単に、起業家教育を行なうビジネススクールを創るわけではありません。中学校から大学院までのそれぞれのステージで、全国各地の地元密着企業、自治体、観光協会や商工団体などと交流し、一体となって「生きた授業=事業」を行なう仕組みです。
今は、まだ夢のような話です。しかし、これまで私が取り組んできた仕事の数々が、共に歩んできた素晴らしい師匠や仲間とのご縁が、ひとつの方向を指し示しているように思えてなりません。私のベースには、大企業、ベンチャー、老舗中小企業での事業創造体験、経営者体験があります。加えて、中小企業やNPO支援団体の役員、観光地域づくり団体の役員、インターネットやソーシャルメディア活用の講師、大学やビジネススクールでの講師、そして自己啓発本の著者でもあります。一見、無関係な私のキャリアとネットワークが、これからの日本の未来に役立つと予感しています。
この本を書くきっかけも、21世紀は日本の世紀と言っても良いほど大きなチャンスに恵まれているにも関わらず、リスクをとって事業を起こせる人財も、その人財を活かす仕組みも不足していることでした。明治大学でビジネス起業の講義を持ち、地元墨田区を始め全国の観光地域づくりに関わって、今の日本の問題点を痛感したのです。起業論の本を書く前に『「すぐやる!」技術』『「やり抜く!」技術』『「認められる!」技術』といったビジネスやコミュニケーションの基本から、若者たちに伝えざるを得なかったのです。
●リスクに挑んでいれば夢を抱き、実現しうる力を持てるようになれる
さらに、インターネット、その進化系であるソーシャルメディアの活用スキルを、今ほど広めたいと願う時はありません。これから社会を変えて行く起業家たちに、ネットを活用した広報と自己プロデュース、師匠や仲間とのネットワーキングの方法論を、もっと伝えたいのです。
1997年から講演やセミナーで1万人を超える人たちに、家業の久米繊維を救うためにワラをもつかむ気持ちで始めた私のノウハウをお伝えしてきました。しかし、数多くのネットワーカー=仲間たちと一緒に、もっと多くの人たちに体系的かつ継続的に伝えたいのです。幸い、私のライフワークの一つ、社会起業家をITで応援する日本財団CANPANセンターのネットワークも活用セミナーも進化しています。マスメディアやソーシャルメディアの達人の協力も仰いで、地域活性化に役立つカリキュラムを創り、教育機関で毎年受講できるようにしたいのです。
同様に、日本全国で観光地域づくりに成功した実務者が集まる「観光地域づくりプラットフォーム」の仲間のノウハウも体系化して、老若男女が学べる機関が必要です。日本は成熟した先進国として、観光大国になれる潜在力を持っています。観光立国のグローバル戦略と地産地消のローカル戦略を同時に成功させなくてはなりません。
そのためには、中学時代に、元気な地域の大人に出会って活性化し、高校生になったら、地域のイベントや事業に参加して知恵と経験を学ぶ。大学生になったら、地域の団体のインターンをしながら、就活と起業の実習を重ねる。そして、大学院では地域のキーパーソンが再度学んで、若者たちや地元企業や団体と一緒に事業を起こしていく。そんな社会起業家を輩出できる仕組みを、これから10年で実現していきます。
こうした夢を抱き、実現しうる力を持つとは、若い時には想いもしませんでした。これもリスクを恐れず、寄り道を厭わず、常に新しい挑戦を続けたからなのです。
A.これまで培った経験・スキル・出会いを活かして、大きな仕事に挑もう
【バックナンバー】
Q08.若くて経験もなくて不安です
Q09.失敗するのが怖い
Q10.部下がいないうちは大きなことに挑戦できない?
Q11.自分の力不足をさらけ出すのが怖い
Q12.人から笑われるのが怖いんです
Q13.「とるべきリスク」とはどんなものですか?
Q.もっと大きな仕事に挑戦したい
→A.これまで培った経験・スキル・出会いを活かして、大きな仕事に挑もう
若い頃から、リスクをとって挑戦してきた人、達成感を味わってきた人は、人生の後半で、もっと大きな仕事に挑戦したくなるはずです。
より大きなリターンを得るために大きなリスクをとる覚悟も知恵も備わっています。これまでの経験をもとに、社会の課題=ビジネスチャンスも見えてきて、より長期のビジョンが描けるようになってきます。同時に、時間の経過に耐えうる斬新なアイディアも浮かんできます。これまでのご縁をもとに、多くの信頼できるスペシャリストと同じ夢を見ながら、もっと大きな課題を解決するプロジェクトを起こせそうです。
●一見無関係なキャリアとネットワークが未来に役立つ
私自身、50歳の節目を迎えて、人生の総仕上げとなる大きな事業に取り組もうとしています。日本の未来、地球の未来のために、ソーシャル・コミュニティ・ビジネスを起こせる社会起業家を輩出する「全く新しい教育の仕組み」を創造したいのです。ただ単に、起業家教育を行なうビジネススクールを創るわけではありません。中学校から大学院までのそれぞれのステージで、全国各地の地元密着企業、自治体、観光協会や商工団体などと交流し、一体となって「生きた授業=事業」を行なう仕組みです。
今は、まだ夢のような話です。しかし、これまで私が取り組んできた仕事の数々が、共に歩んできた素晴らしい師匠や仲間とのご縁が、ひとつの方向を指し示しているように思えてなりません。私のベースには、大企業、ベンチャー、老舗中小企業での事業創造体験、経営者体験があります。加えて、中小企業やNPO支援団体の役員、観光地域づくり団体の役員、インターネットやソーシャルメディア活用の講師、大学やビジネススクールでの講師、そして自己啓発本の著者でもあります。一見、無関係な私のキャリアとネットワークが、これからの日本の未来に役立つと予感しています。
この本を書くきっかけも、21世紀は日本の世紀と言っても良いほど大きなチャンスに恵まれているにも関わらず、リスクをとって事業を起こせる人財も、その人財を活かす仕組みも不足していることでした。明治大学でビジネス起業の講義を持ち、地元墨田区を始め全国の観光地域づくりに関わって、今の日本の問題点を痛感したのです。起業論の本を書く前に『「すぐやる!」技術』『「やり抜く!」技術』『「認められる!」技術』といったビジネスやコミュニケーションの基本から、若者たちに伝えざるを得なかったのです。
●リスクに挑んでいれば夢を抱き、実現しうる力を持てるようになれる
さらに、インターネット、その進化系であるソーシャルメディアの活用スキルを、今ほど広めたいと願う時はありません。これから社会を変えて行く起業家たちに、ネットを活用した広報と自己プロデュース、師匠や仲間とのネットワーキングの方法論を、もっと伝えたいのです。
1997年から講演やセミナーで1万人を超える人たちに、家業の久米繊維を救うためにワラをもつかむ気持ちで始めた私のノウハウをお伝えしてきました。しかし、数多くのネットワーカー=仲間たちと一緒に、もっと多くの人たちに体系的かつ継続的に伝えたいのです。幸い、私のライフワークの一つ、社会起業家をITで応援する日本財団CANPANセンターのネットワークも活用セミナーも進化しています。マスメディアやソーシャルメディアの達人の協力も仰いで、地域活性化に役立つカリキュラムを創り、教育機関で毎年受講できるようにしたいのです。
同様に、日本全国で観光地域づくりに成功した実務者が集まる「観光地域づくりプラットフォーム」の仲間のノウハウも体系化して、老若男女が学べる機関が必要です。日本は成熟した先進国として、観光大国になれる潜在力を持っています。観光立国のグローバル戦略と地産地消のローカル戦略を同時に成功させなくてはなりません。
そのためには、中学時代に、元気な地域の大人に出会って活性化し、高校生になったら、地域のイベントや事業に参加して知恵と経験を学ぶ。大学生になったら、地域の団体のインターンをしながら、就活と起業の実習を重ねる。そして、大学院では地域のキーパーソンが再度学んで、若者たちや地元企業や団体と一緒に事業を起こしていく。そんな社会起業家を輩出できる仕組みを、これから10年で実現していきます。
こうした夢を抱き、実現しうる力を持つとは、若い時には想いもしませんでした。これもリスクを恐れず、寄り道を厭わず、常に新しい挑戦を続けたからなのです。
A.これまで培った経験・スキル・出会いを活かして、大きな仕事に挑もう
【バックナンバー】
Q09.失敗するのが怖い
Q10.部下がいないうちは大きなことに挑戦できない?
Q11.自分の力不足をさらけ出すのが怖い
Q12.人から笑われるのが怖いんです
Q13.「とるべきリスク」とはどんなものですか?
ボードメンバープロフィール
くめ のぶゆき氏
久米信行(くめ・のぶゆき)
1963年東京下町生まれのTシャツメーカー三代目。
慶應義塾大学経済学部卒業後、87年、イマジニア株式会社に入社。ファミコンゲームソフトのゲームデザイナー兼飛び込み営業を担当する。
88年に日興證券株式会社に転職し、資金運用・相続診断システムの企画開発、ファイナンシャル・プランナー研修で活躍。
94年に家業である久米繊維工業株式会社の代表取締役に就任。
日本でこそ創りえるTシャツを目指し、グリーン電力とオーガニックコットンを生かす環境品質と、
クリエイターとJapanCoolを共創する文化品質を追求。
個人的なTシャツコレクションも数千枚に及び、全国のTシャツアート展・ワークショップ・エコイベントを支援する。
明治大学商学部「ベンチャービジネス論/起業プランニング論」講師。NPO法人CANPANセンター理事。東京商工会議所墨田支部IT分科会長。社団法人墨田区観光協会理事。
著書に、10万部を突破した『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』(日本実業出版社)、
Amazonでビジネス3部門第1位を獲得した『メール道』と『ブログ道』(ともにNTT出版)がある。
連載は、「経営者会報」「日経パソコン」「日経ネットマーケティング」「日経トップリーダー」ほか多数。
Twitter ID @nobukume
facebook+YouTube nobukume
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